月別アーカイブ: 2016年7月

    DSC_0791
  • Ibanez RG フレットすり合わせ&電気系組み直し

  • 2016/07/15
  • Category:
  • DSC_0783 DSC_0784

    Ibanez RGのフレットすり合わせ&電気系パーツ組み込みでした。

    フレットはかなり減って順反りも大きい状態です。パーツは配線されておらずお客様の中古パーツ等の持ち込みにて組まれる事となりました。DSC_0788

    フレットはかなり減っておりましたがすり合わせにより整え完了です。

    電気系もお客様持込の中古パーツで組み込みなりますが無事完了。ポット等熱に弱いパーツは壊れ易かったり熱で音も劣化するので流用はオススメできません・・・。DSC_0791完成しました!

    ネックの薄いRGは弦の張力に負けて順反りし易いので注意が必要ですね。弾き易い分、デメリットは強度が弱く反り易い事です。弾き終わったら緩めて使っていきましょう。

    ありがとうございました♪

     


    DSC_0799
  • FenderUSA テレキャスター 調整

  • 2016/07/14
  • Category:
  • DSC_0799FenderUSA製のテレキャスターの調整です。

    真夏の気温・湿気は木材にかなり悪影響を与える時期ですので注意が必要です。梅雨の季節は楽器に厳しい季節ですね。

    ネックが反って音が詰まり気味だったのを調整で直し仕上げました。

    ありがとうございました♪

     


    DSC_0812
  • SeymourDuncan ジャズベース ナット交換&ジャック交換&調整 当日仕上げ

  • 2016/07/13
  • Category:
  • DSC_0809 DSC_0810

    m:a.tureのryoさんからSeymourDuncan製ジャズベースのナット交換・ジャック交換・調整の当日仕上げでした。和楽器バンドの町屋さんがやってるもう一つのバンドとして有名ですね。

    ナットが擦り減り開放弦の音ビビリが出てる状態やネックが反って弾き難い状態を直しました。DSC_0811

    ナットは板状態の物を1から作っていきます。市販で売ってる整形済みのナットを使わない理由としてはピッチは各メーカーで幅が異なるので合わない事(ナットで合わせるのではなく楽器にピッチを合わせる)、市販の物はナット高が合わないので結局削り直す事になり、それに伴い全体整形をやり直す事になるのであまり意味はありません。1から作った方が結果的に良くなります。DSC_0812完成です!

    ライブ前だった事もあり当日仕上げで完成させました。

    ありがとうございました♪また宜しくお願いします!

     


    DSC_0795
  • LAKLAND skyline ナット交換

  • 2016/07/12
  • Category:
  • DSC_0792 DSC_0793

    お世話になっておりますクロノギアのユキトさんからワンマン前にLakland Skylineのナット交換&調整でした。

    調整で付き合いが長いベースですが消耗具合を見てきた限りだとかなり弾いている様子なので消耗品のナットやフレットも減りが目立ってきました。今回は開放弦に影響が出るレベルに達してきたのでナット交換です。DSC_0794

    完成しました!ナット・フレットで音が良いか悪いか決まる様な物ですので重要部分です。消耗品ですので弾き込んでる楽器程リペアに出す機会も多くなってくるでしょう。DSC_0795調整を終え完成です!

    ありがとうございました♪

     


    DSC_0782
  • ブリッジ交換 バダスタイプ Fixer

  • 2016/07/11
  • Category:
  • DSC_0752

    パーツ全てお客様の持ち込みにより組み込み依頼で持ち込まれました。

    ネックはFenderUSA、ボディはMJTになります。配線等の組み込みはお客様がやるとの事で今回はブリッジの取り付けと弦を張って調整のみの作業になります。DSC_0753

    交換するブリッジはGiGantバダスタイプのチューン・O・マチックとFixerアンカーの組み合わせです。

    今回はお客様との相談をしたのですが、FenderタイプのネックにGibsonタイプのチューン・O・マチック系は基本的にRが合わないので対応しません。取り付けできない訳じゃありませんがシンクロブリッジ等の各弦で弦高が調整できるタイプは指板Rに合わせて調整ができますが、チューン・O・マチックは各弦調整ができないので取り付けるギターは指板のRをブリッジのRに合わせて作る必要があります。

    今回の場合はネックの方がブリッジよりRがキツイので、3・4弦は弦高が低く1・6弦にいくにつれ弦高が高くなる形になります。DSC_0754

    今回更に組み込む難点としてはFixerアンカーを使う事です。

    上記でもRが合わないので対応しないの他にも対応できない点として他にもブリッジ自体の弦高が合いません。チューン・O・マチックは弦高が高いので、シンクロ等が付いてるギターに交換する場合はそのまま付けると非常に弦高が高いギターになります。弦高を下げる為にブリッジはザグリを掘って落とし込む必要が出てきます。

    また単純に弦高を計算して掘って取り付ければ良いだけの話ですが、今回の難点はFixerアンカーを組む内容なのでそのワッシャーを付ける事により弦高が上がる事です。

    fixer aj1

    写真は商品ページより、Fixerアンカーは通常ストップテールピースに使うパーツで、ワッシャーを間に挟み動かなくなる様にロックしてしまう仕組みです。ワッシャーは厚みが3種類あります。

    今回はバダスタイプのチューン・O・マチックとストップテールピースが一体化したタイプのブリッジはこのワッシャーを使う事でブリッジが持ち上がるので弦高が上がります。ワッシャー分の事を考えた分のザグリが必要です。

    まだまだ難点はあります。Fenderを模したボディはメーカーによりネックポケットがオリジナルの様にシムが必要な状態で深く掘られている場合があります。これもそうなのですが、ネックポケットが深く掘られているので単純にブリッジの弦高を計算して掘っただけでは取り付けた後に弦高が高くなります。

    厚いシムを使う前提で組むならそれでも良いのですが、深さが結構あるのでかなり厚いシムを使ってネックに負担が掛かる状態で組み込む状態を見過ごすのもどうかと思い、この辺りもザグリの深さを計算し設定。結果的に落とし込みザグリは深くなるのですがお客様と相談し見た目は気にしないとの事で作業を進めていきました。

    確認する事もたくさんあるので、作業中も細かく連絡して説明しどう進めていくかプランを提示しOKを貰ってから作業をしていきました。DSC_0782完成です!

    無事問題無く組み込みは完了しましたが相談した通り指板RとブリッジRが合わない点で弾き難い状態ではあります。指板Rの作り直しはすり合わせでフレットラインを強引に作り変えるかフレット交換時に指板を削って整形する事になるので余裕ができた時に検討下さいませ。

    ありがとうございました♪




    DSC_0780
  • Fendercustomshop テレキャスター テンションピン取り付け&サドル交換&PGビス穴空け&ジャックプレート交換&調整 当日仕上げ

  • 2016/07/10
  • Category:
  • DSC_0756 DSC_0757

    Fender customshop製のテレキャスターになります。

    今回は改造箇所が多数ですね。当日仕上げになります。

    まずはヘッドの3・4弦にテンションピンの取り付けです。DSC_0758

    お客様と相談しつつ決めた場所に取り付けました。Fenderのヘッド形状の3弦はとても中途半端な距離にあり、4弦はまだ良いとしても3弦はピンが必要だと自分は思っています。平行段ヘッドはナットからの距離が長くなるとナットにテンションが掛かり難くなり、音も張りが無くなり開放弦もビビリが出易くなります。Fenderも一時期は3・4弦にテンションピンを付けていた事もありますが、見た目や音も変わるので好みで取り付けると良いでしょう。ちなみに昔は太いゲージが主流で3弦も巻弦だった事から張力がありテンションピンは不要だったのですが、現在ライトゲージが主流になり張力が違う事から明らかに3弦は音にテンション不足感が出ますね。DSC_0760

    続いてチタンサドルに交換です。チタンサドルの事は「レスポール」の記事で少し書いてますがこれに交換するだけで音抜けと響きが良くなります。

    DSC_0761

    テレキャスターの弱点(と言って良いのか・・・)としてオクターブが正確に合わせられない欠点があります。昔ながらの構造として残っている部分ですが、コードの分離や響きに関わるので交換した方が良い部分です。DSC_0762

    交換もビスを外して付け替えるだけで可能です。交換後は音のボヤけが無くなり芯に集まる様な感じ、無駄が消え必要な音だけを抜けさせてくれるので響きがとても綺麗になります。硬い素材だからキンキンとした音が出る訳でなく、テレキャスターの長所を更に引き出してますね。これはぜひ交換してみてこの効果を体感してみて下さい!オクターブも合う様になります。DSC_0764 DSC_0765

    続けてジャックプレート。ここも欠点と言えばそうなるのですが、テレキャスターのジャックは穴の中に長方形の金具を噛ませ、そこにジャックを固定する構造です。

    この金具も薄いので柔らかく、噛んでる箇所も少ないので使っていればこの金具が外れジャックが外れるトラブルに発展する事がとても多く、基本的に交換された方が良い部分でしょう。DSC_0766

    今回はお客様の持ち込みパーツでレスポールタイプのジャックプレートを取り付ける事になりましたが、テレキャスターのジャックソケットにビス穴が空いたタイプもありますので、それを使えば見た目を変える事なくビス止めして安心して使っていける事ができます。DSC_0780ピックガードのビスの穴を空け取り付け。調整し完成です!

    当日仕上げで完了しました!

    チタンサドルの交換が音の変化に強烈でしたが、テンションピンを付けた事で3弦の張りも他の弦とバランスが取れてコードの響きも一段と良くなりました。お客様もかなり気に入った様子でした。元々もかなり良い音がするテレキャスターが更に良くなり大満足ですね♪

    ありがとうございました♪

     


    DSC_0772
  • FenderMexico ストラトキャスター ナット溝調整&ジャック交換 当日仕上げ

  • 2016/07/10
  • Category:
  • DSC_0768

    DSC_0771

    FenderMexicoのストラトキャスターです。

    今回はシールドが折れてジャックから抜けなくなったとの事でジャック交換、アームを使うと大きくチューニングが狂いナットが引っ掛かっている様でキリキリ鳴る状態で溝切り調整の当日仕上げです。

    お客様の予算の都合で調整は行わなくて良いとの事になりました。依頼のご希望であればしょうがないのですが調整する事は楽器状態を良くする事で、良くない箇所を調整した良い状態に合わせてリペアができ、言わば良い状態の基準を作る事にもなります。調整を行わないでリペアをする事は内容により良い精度で仕上げられませんので次回は調整もご検討下さいませ。

    DSC_0772

    ありがとうございました♪


    DSC_0815
  • Gneco(Greco) フライングVベース PU交換&調整

  • 2016/07/09
  • Category:
  • DSC_0745

    DSC_0816

    Gneco(旧グレコロゴ)のフライングVベースです。

    フロントPUが音が出ないとして持ち込まれました。DSC_0746コントロール部は問題が無く、フロントPUは確かに音が出ず、テスターの反応がありません。PU内で断線が起きてないかもバラしてチェックしてもダメでした。完全に中でコイルが切れてますね。

    お客様と相談し新しくPUを購入して取り付ける事になりました。

    DSC_0813

    交換するPUはディマジオのDP145です。ビリーシーンですね。

    DSC_0815

    取り付け後は調整し完成です!

    フロントPUがネック側に寄りすぎたベースの出音は意外な程良く、太さが凄いですね。自分も作ったベースにもありますがネック寄りフロントはかなり使える音がします。フロントをメインに使っていくと良いでしょう。

    ありがとうございました♪


    DSC_0817
  • 7月7日 恵比寿aim クロノギア ワンマン

  • 2016/07/08
  • Category:
  • DSC_0817お世話になっておりますクロノギアさんのワンマンを観に恵比寿aimへ。

    日頃リペアでお世話になっておりますバンド様のワンマン等大きなイベントは必ず観に行かせてもらっています。

    対バンイベントでも何度か観させて頂きますがカッチリ安定したライヴクオリティはさすがの一言、楽しませて頂きました。

    新曲「ウツロワザルモノ」が面白く、初めて聴くオーディエンスもノリがすぐ分かった様で、新曲なのにすぐに全体の一体感が出てましたね。

    観させて頂きありがとうございました!今後とも宜しくお願い致します!

     


    DSC_0747
  • momose ジャズベース 調整

  • 2016/07/08
  • Category:
  • DSC_0747momoseジャズベースの調整です。

    何度もお世話になっておりますがネックが安定しない個体で、使っていて反りの動きが激しい様です。今回は弦のゲージを交換したとの事で変えた弦に合わせ調整でした。ベースは弦の太さで張力が大きく変わるので、ゲージを変えたら再調整が必要です。

    ありがとうございました♪