カテゴリー別アーカイブ: 楽器の詳しい知識・学問

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  • 新品楽器が初期状態であるべきトラスロッドの余り量 SVL Custom Guitars ストラトキャスター 詳しい状態診断+セットアップ Red House

  • 2025/08/17
  • Category:

  • SVL製ストラトキャスターのネックがトラスロッド限界状態により、ネック単体をレッドハウスでオーダーしネック交換されたストラトキャスターの詳しい状態診断・セットアップです。

    詳しい状態診断は調整の料金とは別にトラスロッドの余り量・効き具合の確認を行うメニューです。
    特に新品楽器が近年は木材強度が弱く、初期状態で既にトラスロッドの余り量が少ない事や酷い場合だと限界状態で新品楽器が販売されている事が増えてきました。

    つまり新品楽器は「長持ちする見込みが無い」個体が多いとも言えます。
    購入時にいかにトラスロッドの余り量が多く効きが良い楽器を買うか、ネック強度が高い個体を買うか?が高額な楽器を買う上で必須知識となります。

    楽器屋も確認していないのに平気で「状態に問題ありません」と言って販売してきます。

    基本はこうした細かい点を購入前に確認させる・万が一状態が店員が言う事と異なる際はどういった対応をするのか?を確認させてから購入しないと危険です。

    ■楽器屋はハッキリ言ってバカ■

    トラスロッドの余り量が新品楽器で表記されてない時点で疑問を持って下さい。

    中古楽器を扱っているお店ではトラスロッドの余り量を表記している事が多いので、トラスロッドの余り量を確認する方法を知らない訳ではありません。
    新品楽器でトラスロッド余り量が少ない事が分かると販売時に都合が悪いから隠しているだけです。

    まずトラスロッドの余り量を聞くだけではダメだと覚えて下さい。

    トラスロッドの余り量を聞くと「左右に回せますよ」と答えるバカ店員が非常に多い事が分かります。
    左右に回せる事は「当たり前」で、今現在のトラスロッドの調整位置がどこなのか?を聞いてるのに答えられない店員は話にならないので上司を呼んで対応させて下さい。

    強度が低いネックではトラスロッドの余り量が最初から少ない(過去ブログ・過去Youtube動画を参照)ので、スタート地点で長持ちする見込みが低いです。
    そんな重要な事を買う側に確認させないとは、かなり横暴な売り方だと思います。

    新品で買った楽器のトラスロッドの余り量が少ない・最初から限界等といった本来から逸脱した事が非常に増えている事から、こうした楽器を平気で販売している楽器屋を私は信用する事ができません。
    基本は疑って下さい。
    知識をつけ、相手に確認させてから購入して下さい。じゃないと痛い目を見ます。

    こうして確認作業をさせてから買う事は悪い事ではありません。
    本来なら検品で予め楽器屋側がやっているはずの事です。
    それをしていないから、客側が指示してやらせないといけません。

    ★楽器屋に新品楽器にもトラスロッドの余り量を表示させるように呼び掛けましょう★

    こうして毎回トラスロッドの余り量を聞いて確認してくる客が増えたり、毎回トラスロッドの余り量を確認させる手間暇を店員に与えていればいずれ最初から楽器状態の詳細をちゃんと表記する様な環境になる事でしょう。

    ■トラスロッドの余り量確認は様々のメリットがある■

    まずこの知識は楽器屋に届いてほしいです。
    そしてこの内容を行って検品し、その内容を販売ページに表記する様にしてほしいです。

    今回の内容はネックがレッドハウスにて製作された新品ネックです。

    こちらで詳しい状態診断としてトラスロッドの余り量等のチェックを行います。

    まず最初は基本調整を行いそこからトラスロッドの余り量等を確認に入るのですが、こちらは初期の調整状態が良く最初に調整する必要はありませんでした。

    調整ができた状態が確認できれば次に進みます。
    レッドハウスで調整された状態として、トラスロッドを緩めてみるとトラスロッドが効き始めるポイントから60~90度回っている位で、実質トラスロッドの余り量は調整できた状態から9割程度は余っていると判断できます。

    そしてネックは新品なので弦を外しトラスロッドをダルダルに緩めた状態でほんの僅か順反り程度なので合格です。
    僅かに順反り~ストレートであれば新品楽器の初期状態として問題無いです。

    通常は弦を張れば順反り方向へ負荷が掛かるので、基本は順反りしてしまうものなので新品楽器でも少しは順反りしてるのが普通です。
    この順反りが大きい場合、長い目を見たらスタート地点で長持ちする見込みは弱い事となるので要注意です。

    初期状態で既に順反りが大きいとその分トラスロッドを多く回して調整する事となるので、結果として新品楽器でもトラスロッドの余り量が少ない状態となります(近年はこうした個体が非常に増えた)。

    もしくは初期状態で順反りはしてないが弦を張った際に大きく順反りするのでトラスロッドを多く回して使ってしまう等、強度が低いネックは良い事が何一つありません。

    ■ネック強度を簡単に確認する方法■

    また誰でもネック強度を確認する簡単な方法として「弦をチューニングしたらどれだけ反るか?」の判断です。

    近年は木材強度が弱い個体が多いので、強度が弱いネックはチューニングすると大きく順反りしてしまいます。
    だからこの分調整に多くのトラスロッドが回して使われます。
    強度も弱いのでしばらく使用していれば順反りしてくるので、そこで調整するともうトラスロッドの限界が見えてくる状態となるのが近年の楽器です。

    だから私は近年の新品楽器は長持ちしないと思っているので購入をお勧めしませんし、初期状態が悪い新品を購入しても楽器屋の方で対応も悪い(返品が難しい)ので猶更お勧めできません。
    買うならしっかりと状態に問題が無く長持ちの見込みがある個体を見つけて買わないとダメです。
    その目安がトラスロッドの余り量が多い事です。

    ここでしょうがないよねと割り切れる金持ちは普通にお金を払って楽器を買って下さい。
    普通の人で数十万円はかなり大きな金額であり、それが簡単に使用できなくなっては困る買い物です。
    楽器屋もこの辺りが麻痺してますが、普通に相手の事を考えて物を販売して下さい。

    弦を張ってもあまり順反らない=ネック強度が高いという事です。

    楽器屋も知識がゴミカスレベルですので、特に弦は張りっぱなしで良いと言う人の理論で「弦張力はトラスロッドとバランスしてるから」と言う人が居ますが間違いです。
    ネック本体の強度が重要な要素です。(過去のブログ記事・過去のYoutube動画を参照)
    そうした人に聞きたいのは「トラスロッドが入ってないギターはどうする?」です。簡単に論破されてしまいますが強度が大事です。

    この辺りの詳しい話は過去のブログ記事やYoutube動画を参照して下さい。

    トラスロッドで弦張力がバランスしているというウソ

    当然ながら新品楽器の状態でトラスロッドに余裕が少ない・既に限界な楽器を張りっぱなしで使用していたらどうなるか?
    早い期間で順反りしていき限度を超え使用できなくなるでしょう。

    「弦は張りっぱなしで良い」という言葉の裏には「客が自ら楽器を壊させて買い替えさせる循環を作る為」です。
    かなり無責任な言葉であり、楽器屋やリペアマンが「弦は張りっぱなしで良い」と言っている所から楽器を買わないで下さい。

    この辺りも詳しく過去記事やYoutube動画で解説してますが、弦を張りっぱなしで良いかダメか?の判断は1本1本状態により答えが変わります。
    トラスロッドの余り量とネック強度を確認してからでないと通常は判断できません。
    その詳しい解説をしているリペアマンを私以外にしてる人を見た事がありません。


    ■トラスロッドの「馴染み」を出す■

    基本的にギタークラフトの世界ではトラスロッドを仕込んだ後にある程度ネックグリップを成形して実際にロッドを回して効き具合を確認します。
    「逆反り平面出し」等もそうですが、不具合の発見は指板を張る以前に確認して見つけていないと後からでは面倒な作業になります。

    完成後に不具合が見つかると直す事が大変になってきます。トラスロッドを実際に回して動作を確認する事はギタークラフトにおいて常識のチェック項目です。

    新品状態からトラスロッドを限界まで回して余り量の確認と効き具合を確認する以外のメリットとして「トラスロッドの効く力をしっかりとネック材に伝える準備」となります。

    新品楽器はメーカー側も「効きが限界の最後まで効くか?」の確認を行っていない所が多い様子です。

    確認のついでにこの「トラスロッドの初期馴染み」も出しておきましょう。

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    まずネック内部のT字部分です。
    トラスロッドは内部のT字で完全に引っ掛かっています。

    トラスロッドが効くというのはこのT字にしっかりと引っ掛けているからで、ここがしっかりと引っ掛かった上で曲げられたトラスロッドが真っ直ぐになろうとする力が発生しネックを逆反りさせます。

    ただロッドを仕込んだだけで終えている状態ではこのT字部分にしっかりと密着し馴染みが出ていないとトラスロッドを回して調整した状態が短期間で変わる(食い込んでしまいトラスロッドが緩んで調整した状態が変わる)事が発生します。

    トラスロッドを一度限界まで締める(T字に力を掛ける)事により食い込み等の初期馴染みを出す事でトラスロッドが緩む(調整した後で反り状態が変わる)事が無くなります。

    この「食い込む事」は最低限必要です。
    このT字部分でロッドがこれ以上食い込みが発生しない位置まで馴染みによって出しておく必要があります。
    そうしておかないと反り調整が正しく調整できないと言えます。

    ダメな例としてメーカーが全て悪いですが極端に材が柔らかいかトラスロッドのザグリが大きくT字の引っ掛かりが甘い作りの個体は引っ掛かりが甘くロッドが抜けてくる原因となります。

    「トラスロッドを一気に回したら壊れる」というのはデマです。
    正確には回して壊れる様な作りをしているメーカーが悪いです。

    このトラスロッドの仕込みが酷いメーカーが実際に存在します。
    このT字部分のザグリがいい加減で引っ掛かりが悪いメーカー製品が存在する為、正確にはここでT字部分がしっかりと引っ掛かかる問題無い個体か?の確認もできます。
    酷い個体は引っ掛かりが悪く抜けてくる事となり、反り調整ができなくなります。

    そうした意味でも正確には限界まで回しトラスロッドに最大の負荷を与えた状態で数日放置してもT字部に問題が出ないか?を確認した方が安全です。
    このT字部の引っ掛かりに問題がある場合、限界まで回して大きく逆反り状態となりますがT字部分で引っ掛かりが悪く抜けてくるとなると反り状態が真っ直ぐになっていきます(内部でトラスロッドが緩み順反り方向に動いていく為)。

    このT字部分に引っ掛かりが悪い事が後から分かると面倒な事になるので、反り調整が行えなくなる事となるので楽器として致命的です。

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    次にトラスロッド全体に馴染みを出す事です。

    トラスロッド溝を掘り、しっかりとトラスロッドを内部に仕込めても内部に隙間無くトラスロッドが密着しているか?を完全に確認する事はできません。

    ロッドを回せばトラスロッド本体が真っ直ぐになろうとする力でロッドが効く事になりますが、トラスロッドを限界まで回すと逆反りしようと強い力がネック内に発生します。

    仕込んだばかりの状態ではトラスロッドと埋め木の食い付きが全体的に均等ではなく、一度真っ直ぐになろうとする強い力を与える事で埋め木全体にトラスロッドの食い付きが良くなります。
    その証拠とする結果としてトラスロッドを回した時の反り変化が馴染みを出す前より良くなります。
    回した時の反りが動く動作・反応が良くなります。

    万が一メーカーのトラスロッドの仕込み精度が悪い場合、内部でトラスロッドの当たり面が部分的になると綺麗なネック反りの動きをしません。
    それらを一度トラスロッドを限界まで締め込みしばらく放置する事で、部分的にトラスロッドが当たってる圧力が強い所に食い込みが発生し当たり面が増えて反り変化が以前よりも良くなるかもしれません。

    以上の理由からトラスロッドの動作確認・余り量の確認・効き具合の確認の他に初期馴染みを出す事で今後の調整でより良い調整ができる事となります。

    なので新品楽器でも一度トラスロッドを限界まで回して上記の作業をする事をお勧めします。

    ■本来あるべき新品楽器の状態■

    こちらのレッドハウス製のネックは状態診断で特に不具合も無く、新品楽器としてとても良い状態です。

    この良い状態というのも本来は新品なら当たり前な状態なのですが、近年の新品楽器が悪過ぎて良い状態と思ってしまう位です。

    余り量は正しくセットアップした位置から約1周+90度程度は回せる状態を確認しました。
    このネックは約1.5周程度は回す事が可能です。
    また長いレンチを使用すれば1.75周は回るかもしれません。

    回せる量も良好です。
    この回せる量が少ない場合、トラスロッドの「たわみ量が少ない」状態の可能性が高いです。
    つまりロッドが効く範囲が狭いという事になるので、ロッド限界になるのが早くなるという事で良くない状態です。

    ただし上記の初期馴染みを出す前の確認時は2周は回せました。
    それがどういう意味かというと馴染みが出た事により印を付けた初期位置に戻らない事(内部で初期馴染みが発生したという事)と、再度回して確認すると効き具合の変化や限界まで回せる量が変化したので私的にも初期馴染みを出す事の良い勉強になりました。

    食い込みが発生していない状態(馴染み不良)が出てないとトラスロッドが多く回ってしまう事になるので、余り量の確認が正確ではありません。
    馴染む分で多く回ってしまいます。

    馴染む必要が完全に無くなるとトラスロッドが内部でこれ以上動かない(馴染みがこれ以上出ない)ので、正確な余り量と効き具合のチェックが行えます。
    なので今回は2回のロッド限界まで回すチェックを行っています。
    初期馴染みを出してからでないと正確なトラスロッドの余り量と効き具合は確認できません。

    こうした知識が無いと新品楽器は本来は状態も良好なので回す必要も無い様に感じると思いますが、限界まで回す事で上記の様なメリットが産まれます。

    音も良く弾き易くかなり良い個体なだけに、レッドハウスの製品はお勧めできるかもしれません(過去にレッドハウス製ギター・ベースが持ち込まれた事が無い為、まだ当店ではデータ無し)。

    こうした個体の様な状態、新品楽器がこの様な状態が当たり前になる様に世の中の楽器メーカーは目指して下さい。
    そして楽器屋は当たり前にこうした検品と状態の詳しい詳細を商品1本1本に公表する事を義務付けて下さい。

    またこうしたチェックは新品だけでなく中古楽器にも活かせます。

    例えば上記のチェックにて、メーカーにより状態がとにかく良い物から酷い物まで幅広くある事が分かると思います。
    だから個体毎にトラスロッドを回してチェックしないといけない事を昔からずっと言い続けています。

    多くの楽器を実際にトラスロッドを回してみればメーカーや個体によっては「余り量が多いけど実際は効きが悪い(良好個体に見えて状態悪い)」個体もあれば「トラスロッドを回せる範囲が少ない(すぐにロッド限界になる危険個体)」等の個体を知れると思います。

    国産ブランド等は「回せる範囲も多く、効きも良い」物が多いと分かるはずです。

    本来はトラスロッド溝を丁寧に掘って、丁寧に埋め木で埋めていればロッドが良く効くネックになるのですが、ギタークラフトを経験して分かる事としてメーカーはこの辺りの作業がかなり下手糞だと分かります。

    まずは実際にトラスロッドを回し、このネックの状態を把握する事が非常に大事だと分かれば幸いです。

    そしてトラスロッドを余り量を確認し、それに応じて保管方法(弦を緩める量の考え)を実行しないとダメです。
    ここまでの作業をして確認をしていないのに弦は緩めないでOKや緩めた方が良いと語ってはいけません。
    状態や状況は、人間と同じで1本1本異なるからです。
    それを確認して判断するという事は医者が一人一人を診断し適切な処置を施す事と同じです。

    ■楽器保管で状態を経過観察しよう■

    これだけ楽器が販売され長い年月が経っており「多くの結果」がデータとして出ています。
    本当に「弦は張りっぱなしで良い」なら状態が悪い楽器は殆ど存在しなくなりますが、実際は真逆です。
    状態が悪い楽器の大半が「弦を張りっぱなしで保管していた」人達です。

    今回の新品は上記の様に状態が良いですが、基本的に使い続ければ順反りしていきトラスロッドをそれなりに効いた状態になります。
    正確には上記の様なトラスロッドの余り量・効き量をチェックした上で弦をどれだけ緩めるか判断しますが、大体はかなり効いている事が大半なので「弦は緩めた方が良い」に該当する楽器が大半です。
    緩めないで良い状態の楽器の方が珍しい事を知りましょう。

    今回の様に状態が良いとトラスロッドにかなり余裕があるので弦を張りっぱなしで保管しても良いと判断しても良いですし、この状態を長年キープしたいなら弦を緩めて保管すれば良いし、状態良く保管したいけど緩めるのが面倒なら1音下げ位までは緩めて保管する等をした方が良いです。

    この辺りも保管を経過観察する事で例えば「弦を張りっぱなしで保管していたら順反りしてきた」なら長い目を見たら緩めて保管する事を徹底した方が良いし「弦を張りっぱなしで保管してても反らなかった」なら張りっぱなしで保管してても問題無いでしょう。

    楽器の状態や保管してての状態変化は1本1本違います。
    よくあるアンチの的外れなクソコメで「私の楽器は弦を張りっぱなしでも反らない」と反論してくる人が居ますが、何故自分の1例が全ての楽器に該当すると思っているのか片腹痛いです。視野が狭いです。
    なので1本1本をもっと大切に、隅々まで確認し所持していて細かい状態変化に気が付いて下さい。
    楽器を人間と思って扱って下さい。

    また別のクソコメでも「順反りしてもネックアイロンで直せばいい」という的外れで無責任な事を言うアンチが居ますが、アイロンで直せると思ってるなら自分でアイロンを買って作業してみれば良いです。
    そんな簡単には直りませんし、アイロンで簡単に直ると思ってるならネックアイロンをやってるリペアショップに「アイロンだけでトラスロッドが限界状態の楽器を100%余った状態に直せ」と言ってみて下さい。
    大体は「直るかもしれないし、直せないかもしれないし、やってみないと分からない」と答えるはずです。



    ネックアイロンの詳しい話

    メーカーも接着がヘタクソで最初から接着面に隙間が空いて仕上がっている物があったり、過去にブログ記事やYoutubeでも詳しい紹介をしてますがそんな所に熱源を当てたら接着が剥がれ直る所か状態が悪化します。
    そもそもアイロンが必要無い様に保管していれば良いだけの話です。
    アイロンの熱でこうした接着面の剥がれが起きたり、捻じれが起きたり、結局は元に戻ったり直らない場合もあるので運の様なリペアです。
    だから当店ではネックアイロンは100%直せるリペア方法ではない事から採用していません。

    ネックアイロンをしてリスク無く問題無い物は接着面が無い1Pネック等位しかありません。

    もう少し知識を学び、間違った方法を選択しない様に気を付けて下さい。

    ありがとうございました♪


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    guitar-man-2
  • なぜギタリストはEMGや最新デジタル機材を「嫌う」のか?その根深い理由を徹底考察

  • 2025/08/13
  • Category:

  • austin-prock-Hz3Kjzgyv_Q-unsplash

    「やっぱりギターのピックアップはパッシブじゃないとね」
    「EMGって、なんか無機質で好きじゃないんだよな」
    「KemperやFractalは便利だけど、結局は真空管アンプの“あの感じ”は出ないでしょ?」

    ギタリストが集まれば、必ずと言っていいほど交わされるこんな会話。
    あなたも、言ったり、聞いたりした経験はありませんか?

    メタルやハードロックのシーンでは定番中の定番であるEMGのピックアップ。
    自宅での練習からプロの現場まで、今や当たり前になったモデリングアンプやデジタルエフェクター。
    これらは間違いなく、現代の音楽シーンを支える革新的な機材です。

    しかし、その一方で、一部のギタリストからは頑なに敬遠され、時には「嫌い」「偽物だ」とまで言われてしまうことがあります。

    なぜギタリストという人種は、これほどまでに伝統的な機材を愛し、新しいテクノロジーに対して保守的、あるいは懐疑的なのでしょうか?

    この記事では、その理由を単なる「食わず嫌い」や「懐古主義」で片付けるのではなく、
    「技術的な側面」「心理的・文化的な側面」
    から深く、そして多角的に掘り下げていきます。

    この記事を読み終える頃には、あなたが抱いていた漠然とした「好き嫌い」の感情が、より明確な「思想」や「哲学」に変わっているかもしれません。

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    ~なぜEMGは嫌われる?~

    大前提:本当に「嫌われて」いるのか?
    まず冷静に見てみると、EMGや最新機材は決して「嫌われて」いるわけではありません。
    「理解されてない」が正しい言葉かもしれません。

    メタリカのジェイムズ・ヘットフィールドやカーク・ハメット、ザック・ワイルド、スレイヤーのケリー・キングなど、メタル界のレジェンド達はこぞってEMGを愛用し、あのソリッドでパワフルなサウンドを築き上げてきました。

    また、最新のデジタルモデリングアンプは、U2のジ・エッジやジョン・メイヤーといった、サウンドに人一倍こだわるトッププロたちのツアーやレコーディングで、今や中心的な役割を担っています。

    つまり「嫌う」というよりは「特定の層から、特定の理由で敬遠されている」、あるいは「好みがはっきりと分かれる」と言うのが正確な表現でしょう。
    またEMGをよく知らないギタリストがネット上でそうした記事を見て「知った気になっている」のも大きな問題です。
    では、その「理由」とは一体何なのでしょうか。

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    ~技術的側面から見る「敬遠される」3つの理由~

    サウンドの良し悪しは主観ですが、伝統的な機材と最新機材の間には、音の出力方式や構造に明確な技術的差異が存在します。
    その違いが、好みを分ける大きな要因となっています。

    ■理由1:ダイナミクスの沼 – ピッキングニュアンスの表現力
    ギタリストが最もこだわる部分の一つがピッキングの強弱(ダイナミクス)でどれだけ表情豊かな音を出せるか、という点です。

    ・アクティブPU(EMGなど)の特徴:ピックアップ自体にプリアンプ(電池で駆動)を内蔵しており、信号を増幅してから出力します。これにより高出力・ローノイズという大きなメリットが生まれます。しかし、その過程で音がある程度均一化(コンプレッション)されるため良くも悪くも「誰が弾いても同じような良い音」になりがちです。

    ・パッシブPU(伝統的なPU)の特徴:電池を必要とせず、弦振動で発生した微弱な電気信号をそのまま出力します。そのため、ピッキングの繊細なタッチや、ギター本体の木の鳴り、ボリュームノブの微妙な操作に対する追従性が非常に高いのが特徴です。

    メタル系のジャンルで求められる「音の壁」のような均一なディストーションサウンドにはアクティブPUが最適ですが、ブルースやジャズのように、一音一音に魂を込め、指先のニュアンスで「語りたい」ギタリストにとっては、パッシブPUのダイナミクスが何物にも代えがたい魅力となるのです。EMGが「無個性」「プラスチッキー」と評されるのは、この表現力の違いに起因します。

    ■理由2:空気の振動か、データの再現か – サウンドの「温かみ」問題

    次に、アンプにおける「真空管 vs デジタル」の論争です。

    ・真空管アンプの特徴:真空管というアナログな部品で信号を増幅します。この過程で生まれる偶数次倍音が、人間にとって心地よい「温かみ」や「艶」として感じられると言われています。また、巨大なスピーカーキャビネットが物理的に空気を震わせる感覚は、デジタルでは再現しきれない、抗いがたい快感があります。

    ・デジタル(モデリング)アンプの特徴:過去の名機とされるアンプの音響特性を、DSP(デジタルシグナルプロセッサ)で演算し、データとして再現します。その再現度は年々驚くほど向上しており、利便性や音作りの幅、安定性においては真空管を遥かに凌駕します。しかし、一部のギタリストは、そのサウンドにどうしても「デジタル臭さ」や「冷たさ」、「音の奥行きのなさ」を感じてしまいます。

    これは音の優劣ではなく、「生演奏の記録であるCD」と「目の前での生演奏」の違いに近いかもしれません。どちらも素晴らしい音楽体験ですが、そこに宿る「空気感」や「熱量」の質が異なるのです。

    ■理由3:「ブラックボックス」への不信感と、いじり壊す喜び
    伝統的な機材は、その構造が比較的シンプルです。

    真空管アンプやアナログエフェクターの回路図はWeb上で簡単に見つかり、知識があれば自分でパーツを交換して改造(MOD)することも可能です。「このコンデンサをこれに変えたら、音がこう変わった」という試行錯誤のプロセス自体が、ギタリストにとっての楽しみであり「自分の音を自分で作り上げている」という実感に繋がります。

    一方、最新のデジタル機材の心臓部は、複雑なプロセッサーとソフトウェアです。我々ユーザーにできるのは、用意されたパラメーターを操作することだけで、その内部で「何が起きているのか」を完全に理解することはできません。この「ブラックボックス」感が、一部のギタリストに漠然とした不安や、「機械に使われている」という感覚を抱かせる一因となっているのです。

    心理的・文化的側面から見る「保守性」の正体
    ギタリストの機材選びは、技術的な合理性だけで決まるわけではありません。そこには、より根深い心理的、文化的な要因が絡み合っています。

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    ■理由4:神々への憧れ – 伝説が彩るヴィンテージ信仰

    ジミ・ヘンドリックス、エリック・クラプトン、ジミー・ペイジ、ジェフ・ベック… 私たちが「ギターの神」と崇める伝説のギタリストたち。彼らが歴史的な名盤で鳴らしていたのは、言うまでもなく50〜60年代のヴィンテージギターと、古い真空管アンプでした。

    ギタリストが「良い音」を志向するとき、その基準となるのは、幼い頃にレコードで聴いた、あの憧れのサウンドです。そのサウンドを追い求める行為は、もはや宗教的な巡礼にも似ています。「あの音を出すためには、同じ道具を使わなければならない」という思考になるのは、極めて自然なことなのです。

    ■理由5:「不便」が愛着に変わる – 所有欲と手間のかわいさ

    ヴィンテージ機材や真空管アンプは、とにかく手間がかかります。重くて運搬が大変、環境の変化で音が変わる、真空管は消耗品、突然壊れる…

    しかし、この「不便さ」や「手のかかる感じ」が、逆に愛着を生むのです。
    繊細な機械の機嫌を伺いながら、最高のパフォーマンスを引き出してやる。そのプロセスが、「道具を使いこなしている」という実感と満足感に繋がります。

    また、希少なヴィンテージ機材や、こだわりのブティックエフェクターには、工業製品以上の「一点モノ」としての価値があります。それを所有し、眺め、磨き上げる喜びは、ギタリストの大きなモチベーションの一つです。

    ■理由6:アイデンティティの防衛 – 変化を恐れる人間の本能
    長年パッシブピックアップと真空管アンプで自分だけのサウンドを追求してきたギタリストにとって、その機材と奏法は、もはや自分自身のアイデンティティの一部です。

    そこに「もっと便利な機材があるよ」「こっちの方が簡単に良い音が出るよ」と最新機材を提示されることは、彼らが長年かけて築き上げてきた歴史や哲学、そしてプライドを脅かす行為にもなりかねません。

    これは「現状維持バイアス」と呼ばれる人間の本能的な心理でもあり、無意識のうちに変化を避け、慣れ親しんだものを肯定しようとする働きが、新しいものへの抵抗感を生んでいる側面も否定できません。
    ギタリストはその傾向が特に強く、自分達が良いと思って使い続けてきた機材以上の物が歴史の進化で出てきた際に「過去の自分を否定された気になる」のかもしれません。

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    結論:敵対から「共存」と「適材適所」の時代へ

    ここまで、ギタリストがEMGや最新機材を敬遠する理由を様々な角度から見てきました。

    では、どちらが「正解」なのでしょうか?
    答えは明白です。「どちらも正解であり、優劣はない」のです。

    ラウドなアンサンブルの中でも決して埋もれない、ソリッドでクリアなサウンドが欲しいなら、EMGは最高の選択肢です。

    指先のニュアンスでブルージーに泣きのギターを奏でたいなら、枯れたサウンドのパッシブPUが最適でしょう。

    何十種類ものアンプやエフェクトを駆使して、緻密に作り込まれたサウンドでライブをしたいなら、デジタルモデリングシステムは不可欠なパートナーです。

    アンプ直結、ボリューム操作一つでクリーンからクランチまでを自在に行き来したいなら、良質な真空管アンプに勝るものはありません。

    重要なのは、「伝統か、革新か」という二項対立で考えるのではなく「自分の表現したい音楽にとって、最適な道具は何か?」という視点を持つことです。

    食わず嫌いをせず、一度フラットな気持ちでEMGを載せたギターを弾いてみてください。
    最新のモデリングアンプで音作りをしてみてください。
    そこには、あなたの音楽の可能性を大きく広げる、新しい発見が待っているかもしれません。

    伝統をリスペクトしつつ、革新のメリットも柔軟に受け入れる。それこそが、現代のギタリストに求められる、最も賢明な姿勢ではないでしょうか。

    読んで頂きありがとうございました♪


    〒114-0014 東京都北区田端1-21-3 エーデルワイス101

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  • 【なぜ?】ギター本体には何十万も使うのに、ギタリストは数千円の弦に「こだわりが無い」のか?

  • 2025/08/06
  • Category:

  • ギターに何十万円、アンプやエフェクターにも惜しみなく投資する。
    ピックの角度1mm、ピッキングのニュアンスに命をかける。
    それなのに…

    「最後に弦を交換したの、いつだっけ…?」
    「弦?ああ、いつも楽器屋で一番安いやつ」

    …心当たりはありませんか?

    前回の記事では「ギタリストがいかにEMGや最新機材を嫌うか」という、その異常なまでの”こだわり”について掘り下げました。
    しかし、こと「ギター弦」に関しては、驚くほど無頓着なギタリストが数多く存在するのも、また事実です。

    ギターという楽器において、弦は指とギターが唯一触れ合う、音の源泉です。
    理論上、ここが最もサウンドに影響を与えるパーツの一つであるはず。

    それなのに、なぜ私たちはギター本体やアンプほど、弦に情熱を傾けないのでしょうか?
    今回はギタリストのこの奇妙な「無頓着さ」の背後にある、心理的・文化的な理由を解き明かし、同時に「弦にこだわることの本当の価値」について探っていきます。

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    ~ギタリストが弦に無頓着になりがちな5つの理由~

    まずは、私たちがなぜ弦選びを「サボって」しまうのか、その理由を自己分析してみましょう。おそらく、ほとんどの人が以下の5つのいずれかに当てはまるはずです。

    ■理由1:面倒くさい(圧倒的真理)
    認めましょう。弦交換は、純粋に面倒くさいです。
    古い弦を外し、新しい弦を張り、何度も伸ばしながらチューニングを安定させる…この一連の作業は、決してクリエイティブな時間ではありません。特にフロイドローズ搭載ギターのオーナーにとっては、半日仕事の苦行です。「切れるまで使う」という人がいるのも無理はありません。

    ■理由2:「消耗品」だから安く済ませたい(コスト意識)
    弦は、弾けば錆びるし、いつかは切れる消耗品です。「どうせすぐにダメになるものに、高いお金を払うのはもったいない」という合理的な(?)判断が働きます。数万円のエフェクターを買うのは躊躇しなくても、2,000円の弦を買うのはなぜか躊躇してしまう。ギタリストの七不思議の一つです。

    ■理由3:「定番」という名の思考停止
    「弦、何使ってる?」
    「とりあえずダダリオ(かアーニーボール)」

    これは、ギタリストの間で交わされる定型文です。D’AddarioとErnie Ball。この2大ブランドは、どこの楽器屋にも必ず置いてあり、品質も安定しています。この絶大な安心感と入手性が、逆に「他の弦を試してみよう」という意欲を削ぎ、思考停止に陥らせる一因となっています。
    確かにダダリオはサウンドも標準的で基本となる弦と言って良いでしょう。
    しかし弦メーカーは他にも沢山あります。その中から自分好みの弦を探さないのは勿体無い事です。

    ■理由4:音の変化が分かりにくい(と思っている)
    ギター本体やアンプを交換した時のような、劇的なサウンドの変化は、弦交換だけでは得にくい、と感じている人は多いでしょう。特に大音量のバンドアンサンブルの中では、弦の微妙なキャラクターの違いは埋もれてしまいがちです。「どうせ歪ませれば同じ」という意見も、一理あるかもしれません。

    ■理由5:他にやるべきことがある(優先順位の問題)
    速弾きの練習、新しいコード進行の勉強、耳コピ…ギタリストにはやるべきことが山積みです。限られた時間の中で、弦の材質やゲージごとの音の違いを研究するよりも、もっとフィジカルな練習に時間を割きたい、と考えるのは自然なことです。弦選びは、どうしても後回しにされがちなのです。

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    ~ちょっと待って!一流のプロほど「弦」に異常にこだわっている事実~

    ここまで「こだわりが無い」理由を並べてきましたが、ここで視点をプロの世界に移してみましょう。すると、全く逆の景色が見えてきます。

    一流のプロギタリストほど、弦に対して異常なまでにこだわっています。

    レコーディングでは1曲ごと、ライブでは1ステージごとに交換するのは当たり前。常に最高のコンディションで、チューニングの狂いがない状態で演奏に臨みます。

    自分のプレイスタイルに合わせて、特定のゲージ(太さ)をメーカーにカスタムオーダーすることもあります。

    多くのプロは弦メーカーとエンドース契約を結び、自身のシグネチャーモデルまで開発しています。これは、彼らのサウンドにとって、その弦が不可欠な要素であることを意味します。

    彼らは知っているのです。弦が、自分のサウンドを最終的に決定づける、極めて重要な要素であることを。

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    ★脱・無頓着!サウンドが劇的に変わる「弦の選び方」超入門★

    「そうは言っても、何から試せばいいか分からない…」というあなたのために、弦選びの第一歩をガイドします。まずは「いつもの」から一歩踏み出してみましょう。

    ●STEP 1:ゲージ(太さ)を変えてみる
    最も分かりやすく音と弾き心地が変わるのがゲージです。
    一般的なのは「.009-.042(0942/スーパーライト)」と「.010-.046(1046/レギュラー)」です。

    09-42セット:弦が細く、押さえやすい。チョーキングも楽。サウンドはブライトで煌びやか。初心者やテクニカルなプレイをしたい人向け。

    10-46セット:弦が太くなり、テンション(張り)が強くなる。サウンドにハリとコシが出て、低音が豊かになる。コードをガシガシ弾くバッキングや、ブルージーなプレイに最適。

    もしあなたがずっと09-42を使っているなら、次は10-46を試してみてください。そのサウンドの力強さとサスティンの伸びに驚くはずです。逆もまた然りです。

    ●STEP 2:3大定番ブランドのキャラクターを知る
    思考停止から抜け出すため、2大巨頭にもう一つを加えた「3大ブランド」のキャラクターを知っておきましょう。

    ■D’Addario (ダダリオ)

    特徴:サウンドのバランスが良く、クセがない優等生。ジャンルを選ばず、どんなギターにもマッチする。チューニングの安定性にも定評あり。迷ったらコレ、の代表格。

    代表弦:EXLシリーズ

    ■Ernie Ball (アーニーボール)

    特徴:ダダリオより少しブライトで、キラキラした高音域が特徴のロックスター。パワフルなカッティングや、抜けの良いギターソロに最適。パッケージがカッコいいのも魅力。

    代表弦:Slinkyシリーズ

    ■Elixir (エリクサー)

    特徴:弦に特殊なコーティングを施した長寿命のエリート。錆びにくく、サウンドの劣化が遅い。その寿命は通常の弦の3〜5倍とも。コーティングによる独特の滑らかな弾き心地と、やや落ち着いたサウンドは好みが分かれるが、一度ハマると抜け出せない魅力がある。
    弦を交換するのが面倒と感じる人はこれ一択。使用する期間を考えたら最もコストパフォーマンスが高い弦。

    代表弦:NANOWEB、OPTIWEB

    この3つのキャラクターを頭に入れておくだけで、あなたの弦選びは格段に楽しく、戦略的になります。

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    ~弦は、あなたの音を劇的に変える「最も安価なアップグレードパーツ」だ~

    ギタリストが弦に無頓着になってしまうのは、面倒くささやコスト意識、思考停止など、様々な理由が絡み合った、ある意味で仕方のないことかもしれません。

    しかし、忘れてはいけないのは、弦はあなたのサウンドを劇的に変える可能性を秘めた、最も安価なアップグレードパーツだということです。

    数万円のエフェクターを一台追加するよりも、もしかしたら数千円の弦を自分に合ったものに交換する方が、よほど効果的な音質向上に繋がるかもしれません。それは、ギターとあなたの指が直接触れ、音を生み出す、全ての始まりの場所だからです。

    次に楽器屋に行ったら、いつもの弦が置いてある棚の前で、少しだけ立ち止まってみてください。そして、その隣にある、今まで使ったことのないパッケージを、勇気を出して手に取ってみませんか?

    その小さな一歩が、あなたのギターライフを、もっと豊かで楽しいものに変えてくれるはずです。

    読んで頂きありがとうございました♪


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  • Squier Classic Vibe ’60s Precision Bass セットアップ トラスロッドの余り量が少ない楽器を買ってしまったら

  • 2025/08/04
  • Category:
  • スクワイヤー製クラシックヴァイヴ60プレシジョンベースのセットアップです。

    新品で購入との事ですが最初からトラスロッドの余り量が少ない状態です。

    調整でトラスロッドが限界状態となりました。

    近年の木材は強度が弱い為、元からトラスロッドが多く効いており最初から余裕が少ない事も多くなってます。

    完成したばかりの新品時は殆ど真っすぐでトラスロッドも100%余っていますが、ここに弦を張るので当然ながら順反りはします。
    ここまでは普通の状態です。

    しかしこのネック自体の木材の強度が弱いとどうなるか?想像の通りトラスロッドが効いてない状態から弦をチューニングすれば大きく順反りします。

    大きく順反りすれば、この反りを直すのにトラスロッドを多く回して調整する事となります。
    この理由からネック自体が柔らかいと最初からトラスロッドが多く回った状態で新品で販売されている事となります。
    反対にネック自体の木材強度が高ければ弦張力でネックはあまり順反りせず、結果としてトラスロッドを効かす量も少なく済みます。

    つまりは木材の強度は近年は弱いのだから補強材を入れて作れよって話なのですが、そこに対応できている所は少ないです。
    またこの状態から想像の通り、強度が弱いのでしばらく弦を張って使用していれば順反りしていきます。

    初期調整の反り(多く回ってる) + 使用し続けての後天的な順反り = トラスロッドの余裕が少なくなる

    となります。
    近年は新品でもトラスロッドの余裕が殆ど無い・限界状態になった個体を目にする事も増えてきましたがこれらは簡単な理由です。木材強度が弱いからです。
    これらで分かる通りまともな知識を持ってる人なら「この個体は長持ちするの?」となるはずですがその感覚は正しく、未来の事は私でも分かりませんがこうした楽器は長持ちする見込みは無いと言って間違いはありません。

    新品のスタート地点でここまでトラスロッドを回す必要になっているなら、この先はどうなのか?は想像つくでしょう。
    更に弦を張りっぱなしにして使用していたらどんどん順反りしていき数年でトラスロッド限界から順反り状態になって弾けないレベルに悪化していくと思います。

    音が良く弾き易いだけに勿体無い個体でした。
    こうした個体は知識がある人や、私の様な専門家に見つかってしまえばこうして記事にされてしまい評判は悪くなります。
    名前は流石に表で出しませんが販売した楽器屋の信用は下がります。

    こうした個体をかなり多く目にするから、私は楽器屋を信用する事ができません。

    こうした個体を買わない様に、購入時は楽器店に必ずお客様の方から「トラスロッドの余り量」を確認させて下さい。
    本来は楽器屋が検品し行って表記している事が「当たり前の行為」となります。
    お客様に良い楽器を届けたい気持ちがあるならしっかり細かく検品して良い品質の楽器を販売してるのは当然です。
    ですが現実はやってません。金儲けしか考えていないからです。

    追加で「トラスロッドの効き具合」も確認しないといけません。
    トラスロッドの余り量が多くてもトラスロッド仕込みの不具合により効きが悪い場合は余り量が多くても効かないなら意味がありません。
    本当なら知識がある人が実際に自分で回し、余り量と効き具合を実際に触って判断させてくれないと危険です。
    効きが悪い個体も世の中には沢山ありますので知識を持ち細かいチェックが必須です。


    ~購入時の確認ポイント~

    ●購入後は基本チェック・・・弦を外し(弦を完全に緩め張力が掛からない状態でも可)トラスロッドを一度限界まで緩めてみる。トラスロッドナットをユルユルな状態にして下さい。
    この弦張力も無くトラスロッドの力も掛かってない状態が現在ネックの反りを確認できます。
    このトラスロッドが効いてないネックの素の順反り状態を確認する(新品なのにこの時点で大きく順反りしてたら黄色信号)。
    新品でならストレート~ほんの僅かに順反り程度が基本。

    ●トラスロッドの効き具合・余り量チェック・・・トラスロッドを限界まで締めてみて、ネック反りの変化を定規等の真っすぐな物を当てて確認する。
    効きが悪いと反りの変化が弱い。効きが悪いと回した量に対して反りの変化が少ないのですぐにロッド限界になる。
    基準としてこの辺りは国産の精度が高い楽器等の効き具合を回して実際に反りの動き具合を経験しておく必要があります。

    私が出しているYoutubeで確認して下さい。
    基本的にちゃんとトラスロッドが仕込まれていればこれ位は大きく反りが回して動きます。
    これを基準に、ここまで反りが動かないなら仕込みが悪い事になります。


    ユルユルの所からトラスロッドの力が発生する地点(回した時の硬さが出てくる所)から限界まで大体1.5周~2周程度は回せます。

    ●実際に調整してみて、調整できた状態から余り量はどれだけあるか?・・・トラスロッドを調整上で締められる限度(ネックを限りなくストレート状態にし音詰まりが起きてないライン)からどれだけ余り量があるか?をチェック。つまり順反りしてもまだどれだけ余り量があるか?が重要。
    長年使い続ける上で、基本は順反りしていきますので余り量が多ければ安心して使用できる。
    この基準としてるストレートのネック反りも、この反りが好みの人も居ますのでそうした人の基準も考慮して判断してます。
    「若干順反り」からチェックされると余り量が多く判断されてしまいます。
    基本は余り量は多ければ多い程良いです。

    ※トラスロッドを回すレンチが長いと高トルクを掛けれます。楽器用に付いてる様な短い工具だと限界だと思ってた位置から長い工具を使えば回せる事もあります。
    ですがオーバートルクによりビス山を壊してしまう事にも繋がるので要注意です。
    基本は楽器用で付いてる短いレンチで回して判断して下さい。「長い工具を使えばまだ回せますので」と言われても、限界近い事に変わりないので新品購入でこの状態の個体は避けた方が良いです。
    新品なのにロッドを回すのに長い工具が必要になる様な、回すのが硬い理由として古い楽器等はビス山が錆びており回りが硬い事がある・大体は余り量が残り少ない位置に来てる事が大半なのでその様な楽器購入はオススメできません。


    最後に楽器屋にこの記事が届いてほしいです。皆様で拡散の協力をお願いします。

    ◆当たり前に相手の事を考えた販売をやりなさい。自分がこの状態の楽器を手にしたらどう思うのか?を考えなさい。

    ◆中古楽器でトラスロッドの余り量を表示できる知識があるなら新品でもやりなさい。新品でもトラスロッドの余り量を当たり前に表記しなさい。

    ◆そもそもトラスロッドの余裕が少ない理由等で「アウトレット品」として安く売るのは構いませんが、その安くなってる理由をしっかり表記しなさい。理由を出さないならアウトレットでなく「ジャンク品」と表記しなさい。

    ◆そもそも初期状態が悪いなら販売せずメーカーに返品しなさい。

    楽器屋に届いてほしいです。

    良い事をした対価としてお金を貰う、そんな当たり前の社会になってほしいです。
    楽器屋の対応が当たり前に良くなるまで、私は一人でもこうした発信を続けて世直し活動をしていきます。

    ありがとうございました♪




    This is a setup for a Squier Classic Vibe 60 Precision Bass.

    It was purchased new, but from the start, there was little slack in the truss rod.

    Adjustments brought the truss rod to its limit.

    Due to the weaker strength of modern wood, the truss rod is already set to a higher tension from the start, resulting in less initial slack.

    When brand-new and freshly assembled, the neck is almost straight with 100% truss rod slack, but once strings are installed, it naturally bends forward.
    This is a normal condition.
    However, if the wood of the neck itself is weak, what happens? As expected, it bends forward significantly.
    If it bends significantly, adjusting the truss rod by turning it extensively is necessary to correct the bend.
    For this reason, new instruments are often sold with the truss rod already turned extensively from the start.

    In other words, since the strength of wood has weakened in recent years, the solution would be to use reinforcing materials during production, but few manufacturers have implemented this.
    Additionally, as expected from this state, due to the weak strength, the neck will continue to bend forward over time as strings are played.

    Initial adjustment bow (over-tightened) + continued use bowing = limited truss rod adjustment range.

    In recent years, it has become more common to see new instruments with almost no truss rod adjustment range or at their limit, and this is the simple reason why.
    As you can see, someone with proper knowledge would naturally wonder, “Will this instrument last long?” and it is correct to say that such instruments have little chance of lasting long, even though I cannot predict the future.

    It’s a shame because it sounds good and is easy to play.

    To avoid purchasing such instruments, always ask the music store to check the “truss rod clearance” when purchasing.
    This should be a standard procedure that music stores perform during inspection.
    If they genuinely want to provide customers with good instruments, it should be a given.
    However, in reality, they don’t do it.

    Additionally, you must also check the effectiveness of the truss rod.
    Even if there is ample truss rod adjustment, if it doesn’t work properly due to a malfunction, it’s meaningless.
    Ideally, someone with knowledge should actually turn it themselves and judge the adjustment and effectiveness.

    I hope this article reaches music stores.
    Sell with consideration for the customer as a matter of course. Think about how you would feel if you were handed an instrument in this condition.
    If you have the knowledge to indicate the amount of truss rod travel on used instruments, do the same for new ones.
    It’s fine to sell instruments as “outlet items” at a discount due to reasons like insufficient truss rod travel, but clearly state the reason for the discount. If you don’t provide a reason, label them as “junk items” instead of “outlet items.”
    If the instrument is in poor condition from the start, don’t sell it—return it to the manufacturer.

    Thank you very much!


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  • ヴィンテージギターは買うべきか?後悔しないための全知識【永久保存版】

  • 2025/07/31
  • Category:


  • 「いつかは手に入れたい、憧れのヴィンテージギター」

    ギタリストであれば、一度はそう考えたことがあるのではないでしょうか。伝説のミュージシャンが奏でたのと同じ年代の楽器、新品にはない風格を纏ったルックス、そして何より「枯れた」と表現される唯一無二のサウンド。
    その魅力は、多くのプレイヤーを惹きつけてやみません。

    しかし、その一方で「驚くほど高価」「コンディションが悪くて弾きにくいのでは?」「メンテナンスが大変そう」といった不安や疑問がつきまとうのも事実です。

    この記事では、そんなヴィンテージギターの世界に足を踏み入れるべきか悩んでいるあなたのために、その抗いがたい魅力から、購入前に知っておくべき現実的な注意点、そして後悔しないための選び方まで、網羅的に徹底解説します。

    この記事を読み終える頃には、あなたにとってヴィンテージギターが本当に「買うべき一本」なのか、その答えが見つかるはずです。

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    第1章:そもそも「ヴィンテージギター」とは何か?

    まず、基本となる定義から押さえておきましょう。

    ■ヴィンテージの定義・・・明確に「何年以前のものがヴィンテージ」という法律があるわけではありませんが、一般的にギターの世界では1970年代以前、特に1950年代半ば頃までのモデルを指すことが多いです。

    特に、Fender社がCBS社に買収される以前の**「プリCBS期」(~1965年初頭)や、Gibson社の黄金期とされる1950年代~1960年代前半**のモデルは、ヴィンテージ市場の主役として別格の扱いを受けています。

    近年では、1980年代の日本製ギターなども「ジャパン・ヴィンテージ」と呼ばれ、その定義は広がりつつあります。

    近年は90年代製でもヴィンテージ扱いしているお店もあります。

    ■なぜ特別視されるのか?・・・では、なぜこれらの古いギターがこれほどまでに特別視されるのでしょうか。理由は複合的ですが、主に以下の点が挙げられます。

    ・質の高い木材: 今では伐採が困難になった良質な木材(ハカランダ、ホンジュラス・マホガニーなど)が贅沢に使用されていました。

    ・職人の手作業: 大量生産が主流となる以前の、熟練した職人による手作業が多く含まれており、作り込みが丁寧(一説有り)でした。

    ・経年変化によるサウンドの熟成: 長い年月をかけて木材の水分が抜け、ニトロセルロース・ラッカー塗装が硬化することで、ボディ全体がよく振動し、新品にはない豊かな鳴り、「枯れた」トーンが生まれます。

    ヴィンテージギターは単なる「古い中古品」ではなく、最高の素材と技術、そして時間が三位一体となって生み出した、奇跡の産物なのです。
    ですがそもそも現代と違い、精度の高い自動機械が無かった時代でもあるので特別「手作り」が重視されていた時代背景ではありません。
    機械が最低限な環境だった事もあり正確には「手作業でしか作れなかった」と言えるでしょう。
    中には手作業な荒があるモデルもあるので、全てが良い作りをしていると言い切る事はできません。

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    第2章:抗いがたい魅力!ヴィンテージギターを買うべき理由(メリット)

    多くのギタリストが虜になるヴィンテージギター。その具体的なメリットを見ていきましょう。

    1. 唯一無二の「サウンド」

    最大の魅力は、やはりその音色にあります。現行品やハイエンドギターがどれだけ進化しても、本物のヴィンテージが持つサウンドを完全に再現することは困難とされています。近年はヴィンテージ年代が出す様なサウンドを再現したレプリカピックアップも多くなってきており、ある程度近付ける事は可能になってきました。

    ■枯れた鳴り: 新品のギターが持つ硬さやギラつきが取れ、まろやかで温かみのあるトーンが特徴です。アコースティックギターであれば箱全体が鳴り響き、エレキギターであればアンプを通さない生鳴りからして豊かです。
    ヴィンテージ年代を再現したレプリカピックアップはこの辺りが出てこなく、素材が年月を経って劣化する「音の柔らかさ」は現行品で再現するのは難しい様子です。
    DNS Guitarの過去ブログ記事でもヴィンテージレプリカピックアップメーカー「K&T」から本物のヴィンテージピックアップに交換した際の記事でもそうした体験での内容を書いています。

    ■豊かな倍音とサステイン: 弦を弾いた瞬間、基音だけでなく複雑な倍音が絡み合い、音が豊かに響き渡ります。そして、その音が自然に、心地よく減衰していくサステインは、まさにヴィンテージならではのものです。

    ■ピッキングへの追従性: プレイヤーのタッチに対する反応が非常に敏感です。弱く弾けば甘く囁くような音、強く弾けば激しく吠えるような音と、表現の幅が格段に広がります。
    年月で劣化した出力はこうした表現力を可能にします。
    逆を言えばパワーが有り過ぎるので表現力が乏しくなるとも言えます。
    「歳を取ればパワーが無いピックアップ(シングルコイル)の良さが分かる」とは理にかなっています。

    このサウンドは、レコーディングにおいて他の楽器と混ざりやすい「音ヌケの良さ」にも繋がり、多くのプロミュージシャンが今なおヴィンテージを使い続ける理由となっています。

    2. 歴史を纏う「ルックスと風格」

    長い年月を経てきたものだけが持つ、圧倒的なオーラと風格も大きな魅力です。

    ■ウェザーチェック: 塗装(ニトロセルロース・ラッカー)が気温や湿度の変化で収縮し、蜘蛛の巣のように細かなひび割れが入った状態。
    これは本物のヴィンテージの証とも言えます。

    ■塗装の焼けと退色: 日光や照明に晒され、飴色に焼けた塗装や、鮮やかな色が絶妙に退色したカラーは、新品では再現できない深みがあります。

    ■パーツのくすみ: ピカピカの金属パーツにはない、自然なくすみや錆びが、楽器全体に統一感と歴史を与えます。

    これらの要素が一体となり、まるで歴戦の勇士のような風格を醸し出します。ケースを開けた瞬間、そのオーラに息をのむ。これもヴィンテージギターオーナーだけが味わえる特権です。

    3. 資産としての「価値」

    ヴィンテージギターは、単なる楽器ではなく「資産」としての側面も持ち合わせています。

    ■価格が下がりにくい: 生産本数が限られており、現存する個体は減る一方であるため、希少価値が非常に高いです。状態の良いものであれば、購入時よりも価値が上がることも珍しくありません。

    ■世界的な市場: ヴィンテージギターは世界中のコレクターやプレイヤーが求める対象であり、世界共通の価値基準が存在します。

    もちろん、投資目的だけで購入するのは本末転倒かもしれませんが、万が一手放すことになった場合でも、価値がゼロになる可能性は極めて低いというのは、高価な買い物をする上での安心材料になるでしょう。

    残念な事に近年は「転売ヤー」が横行しており、楽器は楽器を愛する者よりも金儲けする人の元へ流れていっています。
    多くの楽器屋もそうした行為に好意的(自身が稼げるから)な所も多く、より本当に欲しい人の手に渡らなくなっている事が問題です。

    第3章:購入前に知るべき現実。ヴィンテージギターの注意点(デメリット)

    魅力的な側面に光を当ててきましたが、ここからは冷静に、購入前に必ず知っておくべきデメリットやリスクについて解説します。

    1. 高騰し続ける「価格」
    最大のハードルは、やはり価格でしょう。特に人気モデルは年々高騰しており、状態の良いプリCBS期のFenderや50年代のGibson Les Paulなどは、高級車や家が買えるほどの価格で取引されています。なぜここまで高いのか、その理由は需要と供給のバランスに尽きます。欲しがる人は世界中にいるのに、モノは増えないからです。

    2. 個体差と「コンディション」のリスク
    ヴィンテージギターは、1本1本が全く異なるコンディションです。これが面白さでもあり、同時に最大のリスクでもあります。

    ●パーツの交換(リプレイスメント):フルオリジナル: ネジ一本まで当時のままの個体。価値は最も高いですが、価格も最高峰です。
    この辺りに気を付けないといけないポイントがあり、高額だからと言って「状態が良い」訳ではありませんので注意が必要です。

    ●消耗品の交換: フレット、ナット、ポットなどは消耗品のため、交換されていることが多いです。演奏性を重視するなら、これらが交換されている方が実用的である場合もあります。

    ●主要パーツの交換: ピックアップやペグ、ブリッジなどが交換されていると、価値は大きく下がります。また、塗装を剥がして塗り直す「リフィニッシュ(リフ)」も価値が下がる大きな要因です。

    ●構造的な問題:ネック: 反りやねじれ、起き上がり(ハイ起き)など、致命的な問題を抱えている場合があります。「トラスロッドが限界まで締まっている」個体は絶対に避けるべきです。

    ●フレット: 著しく摩耗している場合、演奏に支障をきたします。打ち直し(リフレット)には高額な費用がかかります。

    これらのコンディションを見極めるには、専門的な知識と経験が必要です。

    現実的に考えるなら「リペア済みヴィンテージギター」を購入した方が良いです。
    何故なら直されて(手が加えられ)フルオリジナルではないとして価値が下がっているので安く買える事と、直して使える見込みがある状態として購入の判断ができるからです。
    反対に「フルオリジナル」を押してる個体は「直して使うには難しい位に状態が悪い」物が多いです。
    直す事は諦めて資産価値として扱われているヴィンテージギターも多いので、使用するのか金儲け目的なのかで個体差が大きいです。

    3. 繊細な「メンテナンスと維持管理」

    ヴィンテージギターは、現代のギターと同じ感覚で扱うことはできません。

    ■温湿度管理: 急激な温度や湿度の変化に非常にデリケートです。日本の気候では、特に梅雨時期や冬場の乾燥に注意が必要です。

    ■信頼できるリペアマン: 何かトラブルがあった際に、ヴィンテージの価値を理解し、適切な修理ができるリペアマンの存在が不可欠です。近所にそうしたショップがない場合、維持はより困難になります。

    「買って終わり」ではなく、その状態を維持するための継続的なコストと手間がかかることを覚悟しなければなりません。

    4. 現代音楽との「プレイヤビリティ」の問題

    憧れのギターを手に入れても、必ずしも「弾きやすい」とは限りません。

    ■指板Rとフレット: 当時の仕様であるきつい指板R(カーブ)や、背の低いフレットは、現代的なテクニカルな奏法やチョーキングを多用するスタイルには向かない場合があります。

    ■ネックシェイプ: 極端に太い、あるいは細いネックなど、好みが分かれる仕様も多いです。

    「最高の音」と「最高の弾きやすさ」は、必ずしもイコールではないことを理解しておく必要があります。


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    第4章:ヴィンテージ vs 現行ハイエンド。あなたに合うのはどっち?

    ここで一度、ヴィンテージギターと、現代の技術で作られた高品質な「現行ハイエンドギター」を比較してみましょう。

    項目 ヴィンテージギター 現行ハイエンドギター
    サウンド 唯一無二の枯れたトーン、豊かな倍音 クリアでパワフル、安定したサウンド
    ルックス 歴史が刻まれた風格、オーラ 完璧で美しい仕上げ、モダンなデザインも
    プレイヤビリティ 個体差が大きく、現代的でない場合も 非常に高く、安定している
    信頼性・耐久性 デリケートで管理に手間がかかる 高く、ライブなどでの酷使にも耐える
    価格 非常に高価 高価だが、ヴィンテージよりは現実的
    資産価値 高く、上昇する可能性もある 一般的に購入時よりは下がる

    【ヴィンテージが向いている人】

    ・特定の年代のサウンドをとことん追求したい人

    ・歴史やストーリーにロマンを感じる人

    ・所有する喜びを重視する人

    ・楽器のコンディションを自分で見極め、維持管理できる人

    【現行ハイエンドが向いている人】

    ・ライブやレコーディングで即戦力となる安定性を求める人

    ・現代的な演奏スタイルに合った高いプレイヤビリティを求める人

    ・トラブルを気にせず、ガンガン弾き倒したい人

    ・予算を抑えつつ、質の高いサウンドを手に入れたい人

    どちらが優れているという話ではありません。あなたがギターに何を求めるかによって、最適な選択は変わるのです。

    第5章:後悔しないためのヴィンテージギター選び【実践ガイド】

    もし、あなたが「それでもヴィンテージギターが欲しい」と決意したなら、この章を読んで失敗のリスクを最大限に減らしてください。

    ステップ1:目的と予算を明確にする・・・何を最優先しますか?「サウンド」なのか、「フルオリジナルであること」なのか、「演奏性」なのか。目的によって選ぶべき個体は変わります。そして、無理のない予算を厳密に設定しましょう。

    ステップ2:徹底的な情報収集・・・狙っているモデルの年代ごとの仕様変更、歴史、市場価格などを徹底的に調べましょう。知識は最大の武器です。専門書やウェブサイト、信頼できるショップのブログなどを読み込みましょう。

    ステップ3:信頼できる楽器店を選ぶ・・・これが最も重要です。ヴィンテージギターの取り扱い実績が豊富で、知識のある店員が在籍しているお店を選びましょう。保証やアフターサービスがしっかりしているかも必ず確認してください。オンラインでの購入は、よほど信頼できる店でない限り、上級者向けです。

    ステップ4:実機を徹底的にチェックする(試奏は必須!)

    必ずお店に足を運び、実物をその目で見て、手で触れ、音を出してください。チェックすべきポイントは山ほどあります。

    試奏: 必ずアンプに繋いで音を出しましょう。クリーン、クランチ、ドライブと様々なセッティングで試し、ピッキングの強弱で音がどう変わるかを感じてください。生鳴りも重要です。

    ・ネック: 最重要項目です。順反り、逆反り、ねじれがないか、あらゆる角度から見て確認します。店員さんに許可を取り「トラスロッドの余裕」は必ず確認させてもらいましょう。

    ・パーツのオリジナル度: ペグ、ナット、フレット、ピックアップ、ポット、コンデンサーなど、分かる範囲で確認し、分からない点は全て店員さんに質問しましょう。「このパーツはオリジナルですか?」と聞く勇気が大切です。

    ・フレットや指板: フレットの残りは十分か(最低でも7割は欲しいところ)、浮きはないか。指板の剥がれや極端な削れがないかを確認します。

    ・電気系統: ボリュームやトーンにガリ(回した時のノイズ)はないか。スイッチは正常に動作するか。

    ・重量とバランス: 実際に持ってみて、重すぎたり、ヘッド落ちしたりしないか、弾く姿勢で確認します。

    ステップ5:焦らず、冷静に判断する

    「これは運命の出会いだ!」と感じても、一度冷静になりましょう。高額な買い物です。その場での即決は避け、一度家に帰って検討するくらいの冷静さが必要です。「これを逃したら次はないかも」という焦りこそが、失敗の最大の原因です。

    guitar-2963955_1280

    ヴィンテージギターは、ロマンとリスクを愛せる人のための選択肢

    ヴィンテージギターは、単なる「古い楽器」ではありません。それは、音楽の歴史そのものであり、先人たちの魂が宿る工芸品であり、そして時間だけが生み出せる芸術品です。

    その唯一無二のサウンドと風格は、ギタリストにとって最高の喜びを与えてくれるでしょう。しかしその一方で、高額な価格、シビアなコンディション、維持管理の手間といった現実的なリスクも伴います。

    ヴィンテージギターは、そのメリットとデメリットの両方を深く理解し、「この楽器の歴史を丸ごと引き受ける」という覚悟と愛情を持てる人のための選択肢だと言えるでしょう。

    この記事が、あなたのギター人生における最高の選択をするための一助となれば幸いです。焦らず、じっくりと情報を集め、信頼できるプロの助けを借りながら、ぜひあなたにとっての「運命の一本」を見つけてください。

    読んで頂きありがとうございました♪


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  • 【気にしなくてOK】SNSで愛用の楽器をディスられた時の心を保つ方法

  • 2025/07/24
  • Category:
  • 念願だったギターを、ようやく手に入れた。
    ピカピカのボディ、まだ手に馴染んでいないネックの感触。嬉しくて、思わず写真を撮った。

    「#新しい相棒」「#ギター初心者」「#今日からギタリスト」

    そんな希望に満ちたハッシュタグを付けて、SNSに投稿する。仲間からの「おめでとう!」という祝福コメントに、胸が温かくなる。

    …その時、一本の通知が光った。

    「うわ、そのメーカーはないわ(笑)」
    「もっとお金出して良いやつ買えばよかったのに…」
    「そんな安物でちゃんと練習できるの?」

    一瞬にして、血の気が引く。さっきまでの高揚感は消え去り、心に冷たい何かが突き刺さる。

    「自分の選択は、間違っていたんだろうか…?」
    「この楽器を弾くのが、なんだか恥ずかしくなってきた…」

    せっかく燃え上がった音楽への情熱が、たった一言で消し去られそうになる。もしあなたが今、そんな苦しい思いをしているなら、どうかこの記事を最後まで読んでください。

    この記事では、なぜ彼らがあなたの楽器を馬鹿にするのか、その心理を解き明かし、あなたの心を傷つけられずに音楽を楽しみ続けるための具体的なマインドセットと実践的な対処法を、どこよりも詳しく解説します。

    jacek-dylag-hUHzaiAHuUc-unsplash

    ~どうしてコイツらはわざわざ余計な事を言ってくるのか?~

    結論から言いましょう。あなたの選択は、1ミリも間違っていません。

    第1章:なぜ彼らはあなたの楽器を悪く言うのか?~その心理を徹底分析~
    まず知っておいてほしいのは、心ないコメントをする人々の発言は「あなたの楽器の価値とは全く関係がない」ということです。その発言の根底には、彼ら自身の、歪んだ心理が隠されています。

    心理①:優越感に浸りたい(楽器マウント)
    最も多いのがこのタイプです。自分が持つ高価な楽器や、ほんの少しばかりの知識をひけらかすことで、他人より優位に立ちたいという「マウンティング欲求」に駆られています。

    彼らはあなた個人を攻撃したいのではなく、**「自分はこんなに良い機材を持っている」「自分はこんなに知識がある」**とアピールすることで、承認欲求を満たしたいだけなのです。あなたの投稿は、彼らにとって都合のいい「自己顕示欲の発散場所」にされてしまったに過ぎません。

    心理②:自分の価値観こそが絶対、という視野の狭さ
    「ギターはFenderかGibson以外認めない」「国産ブランドこそ至高」といったように、自分が信じる特定の価値観を絶対的な正義だと信じ込んでいる人々です。

    音楽の楽しみ方や楽器の価値観は、人の数だけ存在するという多様性を理解できません。彼らの物差しから外れたあなたの選択が、許せないのです。これは音楽を楽しんでいるのではなく、凝り固まった自分のルールに縛られているだけの、可哀そうな状態と言えます。

    心理③:匿名の陰に隠れた無責任さとストレス発散
    SNSという、顔も名前も隠せる世界だからこそ、人は無責任で攻撃的になれます。現実世界では決して口にできないような心ない言葉も、匿名の陰に隠れれば言えてしまう。

    日々の生活で溜まったストレスや不満を、安全な場所から他人を攻撃することで発散しているのです。これは非常に幼稚で、卑劣な行為です。あなたは、誰かのサンドバッグになる必要など全くありません。

    結論としては赤の他人に、しかも普段からやり取りもしてない人へ気分が悪くなる様な言葉を投げつけてくる人は単純に性格が悪いです。
    自分のSNSだけの投稿のみで発信してるだけなら個人の考えを言ってるだけで何も問題無いので「この人のSNSは今後見ないようにする」が正しい手段ですが、相手に自分の考えをぶつけてくるなら話は変わります。
    この文章を相手に送ったらどう思うのか?も考えられない幼稚な人でもある為、基本はブロックで対処しましょう。
    SNSはブロック機能を使用しても問題ありません。こうした人達は害でしかありません。
    自分の人生の邪魔をされない生き方としてブロック機能を活用しましょう。

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    ~気にしないメンタルを持つ~

    第2章:心が驚くほど楽になるマインドセット~今すぐできる考え方の転換~
    相手の心理がわかったところで、次はあなたの心を軽くするための「考え方」をインストールしましょう。

    マインドセット①:「その楽器の価値を決めるのは、他の誰でもなく自分自身」
    最も大切なことです。あなたがその楽器を選んだのには、理由があるはずです。

    一目惚れしたカッコいい見た目

    楽器店で試奏した時の、心に響いた音

    自分の手にしっくりきたネックの握り心地

    限られた予算の中で、やっとの思いで手に入れたこと

    その一つ一つが、他の誰にも分からない、あなたとその楽器だけの特別なストーリーです。他人の評価軸で、その価値が揺らぐことは絶対にありません。あなたの楽器は、あなたにとっての「最高の相棒」なのです。

    マインドセット②:「音の9割は『腕』で決まる」という真実
    「高い楽器=良い音」「安い楽器=悪い音」というのは、初心者が陥りがちな最大の誤解です。

    もちろん、機材による音の違いは存在します。しかし、聴く人の心を震わせる「良い音」の核心は、**弾き手のタッチ、ピッキングの強弱、リズム感、表現力といった「腕前」**にあります。

    YouTubeで「cheap guitar challenge」などと検索してみてください。世界的なプロギタリストが、数千円の激安ギターで度肝を抜くような素晴らしいサウンドを奏でている動画が無数に見つかります。

    彼らが証明しているのは、**「楽器の値段と、音楽の価値は比例しない」**という絶対的な真実です。

    マインドセット③:「ノイズ(雑音)」と「有益なアドバイス」を仕分ける
    SNSには、心をすり減らす「ノイズ」もあれば、あなたの成長の助けになる「有益なアドバイス」も存在します。この二つを冷静に見分けるスキルを身につけましょう。

    価値ある物を持っててもその価値を扱えないようであればあまり意味はありません。
    上手い人が弾けば音が良くなります。
    つまり楽器自体は大きな意味で重要ではありません。
    メインは弾く人間、楽器はあくまで道具です。

    【ノイズ】

    根拠のない誹謗中傷:「そのメーカーはダサい」

    人格攻撃:「そんなの買うなんてセンスない」

    一方的な価値観の押し付け:「普通は〇〇を買うべき」

    → これらは100%無視してOK。あなたの心に入れる価値はありません。

    【有益なアドバイス】

    建設的な提案:「そのモデル、ブリッジのコマをブラス製に変えると音が太くなりますよ!」

    親切な情報提供:「同じギター持ってます!弦高を少し下げると弾きやすくなりました」

    → これはあなたの成長を願う、先輩からの貴重な助言です。感謝して受け取りましょう。

    melvin-darrell-yiLpZgRuNmU-unsplash

    ~どんな声を聞き入れたら良い?~

    第3章:【超・実践編】心ないコメントをされた時の具体的な対処法5ステップ
    考え方が整ったら、最後は具体的な行動です。自分の心を守るための「武器」を使いこなしましょう。

    STEP 1:【最強の戦術】反応しない(スルーする)
    これが最も効果的で、最も賢い対処法です。マウントを取りたい人や荒らしは、あなたの「反応」をエサにしています。あなたが怒ったり、悲しんだり、反論したりすることで、彼らの欲求は満たされるのです。

    エサを与えなければ、彼らは空腹になり、次のターゲットを探しに行くだけ。あなたの貴重な時間と精神力を、そんな相手のために使うのはあまりにもったいない。「無関心」こそが、最強のカウンターです。

    STEP 2:【平穏な日常を取り戻す】ミュート機能
    相手に知られることなく、その人の投稿を自分のタイムラインから非表示にできる機能です。角を立てずに、自分の視界からノイズを消し去ることができます。「わざわざブロックするほどでもないけど、見たくない…」という時に最適です。

    STEP 3:【最終防衛ライン】ブロックする
    ミュートよりも強力な手段です。ブロックすれば、相手はあなたの投稿を一切見ることができなくなり、コメントやDMを送ることもできなくなります。あなたの聖域であるSNSアカウントに、二度と立ち入らせないための最終防衛ラインです。自分の心の平穏を最優先し、ためらわずに使いましょう。ブロック機能を使用する事は悪い事ではありません。
    ブロック機能を使用されるような事をしている相手が100%悪いです。

    STEP 4:【自分の場を清める】コメントを削除する
    あなたの投稿のコメント欄は、あなたの家のリビングのようなものです。そこに不快な落書きをされたら、あなたが消して良いのは当然の権利です。不快なコメントを放置しておくと、それを見た他のフォロワーまで嫌な気持ちにさせてしまいます。サクッと削除して、場を浄化しましょう。コメントに返事をする事や消す事も権利はこちら側にあります。

    STEP 5:【断固たる処置】プラットフォームに報告する
    「死ね」「殺すぞ」といった脅迫や、個人情報を晒すような悪質な嫌がらせなど、明らかに度を超えた誹謗中傷は、SNSの利用規約に違反する「犯罪行為」です。証拠のスクリーンショットを撮った上で、迷わず各SNSの運営に「報告」機能を使って通報してください。

    jose-lopez-franco-mwYPk8zNGSM-unsplash

    ~まとめ~

    まとめ:あなたの音楽は、あなたのものだ
    あなたがたくさんの楽器の中から選び抜き、縁あってあなたの元へやってきた「相棒」。それは、世界に一本しかない、かけがえのない宝物です。

    SNSで出会った、どこの誰とも知らない人の無責任な一言で、その大切な絆を傷つけられたり、音楽を奏でる喜びを諦めたりする必要は、全くありません。

    この記事で紹介した考え方と対処法は、あなたを心ない言葉から守るための「心の盾」です。この盾を構え、ノイズは華麗に受け流し、有益なアドバイスだけを力に変えていきましょう。

    そして、最高の対処法は、何よりもあなたが楽しく練習に打ち込み、その楽器で最高の音を奏でられるようになることです。あなたが心から音楽を楽しんでいる姿、そして素晴らしい演奏こそが、どんな誹謗中傷よりも雄弁に、あなたの選択が正しかったことを証明してくれるのです。

    あなたの音楽ライフが、誰にも邪魔されず、光り輝くものであることを、心から願っています。

    読んで頂きありがとうございました!


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    ギターサムネ
  • 【ギター初心者向け改造ガイド】愛機のサウンドを劇的に変える!おすすめカスタマイズ完全版

  • 2025/07/18
  • Category:

  • ギターの練習を続けていると、ふとこんなことを思いませんか?

    「自分のギター、もう少し音が良くならないかな?」
    「憧れのあのアーティストみたいな、抜ける音が出したい!」

    もしそう感じ始めたら、あなたはギタリストとして次のステップに進む準備ができた証拠です。そしてその答えの一つがギターの「改造(カスタマイズ)」です。

    「改造なんて、難しそう…」と思うかもしれません。しかし、初心者でも比較的安全に挑戦できて、驚くほど効果を実感できる改造はたくさんあります。

    この記事では、あなたの愛機のポテンシャルを最大限に引き出し、”自分だけのサウンド” を手に入れるための改造方法を、難易度の低い順に、そして非常に詳しく解説していきます。

    【重要:はじめに】
    ギターの改造は、とても楽しく奥深いものですが、基本的には自己責任となります。特に「はんだごて」を使う作業は、少し練習が必要です。
    この記事を参考に、無理のない範囲から挑戦してみてください。困ったときは、プロのリペアショップに頼るのも素晴らしい選択肢です。

    tasha-kostyuk-U2qqM3JqiME-unsplash

    ~音を変化させる手段~

    STEP 0:改造の前に!お金をかけずにできる音質改善
    いきなりパーツ交換に走る前に、まずは「基本」を見直してみましょう。これだけでもサウンドは大きく変わります。

    弦を交換する: 最も簡単で、最も効果的なサウンド改善方法です。古い弦は輝きを失い、チューニングも不安定になります。新しい弦に張り替えるだけで、驚くほどギターが生き返ります。弦の太さ(ゲージ)や素材(ニッケル、ステンレスなど)を変えるだけでも音のキャラクターが変わるので、色々試してみましょう。

    ピックを変える: 100円玉一つでサウンドが変わります。薄いピックは軽やかな音、厚いピックは芯のある太い音になります。素材(セルロイド、トーテックス、ウルテムなど)や形状によっても弾き心地と音は全く違うので、楽器店で数種類買ってみるのがおすすめです。

    シールドケーブルを見直す: ギターとアンプを繋ぐケーブルです。あまりに安価なものだと、ギター本来の音を劣化させている(ハイ落ちしている)可能性があります。数千円程度の信頼できるメーカーのものに変えるだけで、音がクリアになることがあります。低価格帯でもプロレベルの高音質ケーブルは「mogami」をお勧めします。

    アンプのセッティングを極める: ギターの音はアンプで最終的に作られます。Treble(高音)、Middle(中音)、Bass(低音)のつまみを少し動かすだけで、音の印象は劇的に変化します。まずは全てを真ん中(12時)にして、そこから少しずつ調整し、自分のギターが一番「おいしい」と感じるポイントを探してみましょう。

    【難易度順】おすすめギター改造・カスタマイズ5選
    さて、ここからはいよいよパーツ交換の世界です。比較的簡単なものから順番に見ていきましょう。

    ① チューニングの安定化!「ストリングガイド(テンションピン)」の交換
    難易度:★☆☆☆☆ (とても簡単)
    効果:チューニングの安定性向上、サスティーン(音の伸び)改善

    Fenderのストラトキャスターやテレキャスタータイプのヘッドについている、1弦と2弦(場合によっては3,4弦も)を押さえている小さな金具、それがストリングガイドです。
    ここの摩擦が大きいと、チョーキングやアーミングをした際に弦が引っかかり、チューニングが狂う原因になります。

    どんなパーツに交換する?

    ●ローラー式: 弦が当たる部分にローラーが付いており、弦の動きをスムーズにします。

    ●Graphtech (グラフテック)製: 自己潤滑性に優れた素材「TUSQ (タスク)」でできており、弦の滑りが非常によくなります。

    必要なもの:新しいストリングガイド (500円~1,500円程度)

    ・プラスドライバー

    交換手順:弦を少し緩めます。

    ドライバーで元のストリングガイドのネジを外します。

    新しいストリングガイドを同じ場所に取り付け、ネジを締めます。

    弦を元の位置に戻し、チューニングして完了です。

    たったこれだけで、特にアームを使った際のチューニングの安定性が格段に向上します。非常にコストパフォーマンスの高い改造です。

    ② 演奏中の事故防止!「ストラップピン」の交換
    難易度:★☆☆☆☆ (とても簡単)
    効果:ギター落下の防止、精神的な安心感

    これは直接的なサウンド改善ではありませんが、「安心して演奏に集中できる」という意味で非常に重要なカスタマイズです。演奏中にストラップが外れてギターを落としてしまったら…想像するだけで恐ろしいですよね。

    どんなパーツに交換する?

    ロック式ストラップピン: ストラップ側に専用のアタッチメントを取り付け、ギター本体のピンとがっちりロックする仕組みです。一度付ければ、まず外れることはありません。シャーラー社やジムダンロップ社製が有名です。

    必要なもの:ロック式ストラップピン (1,500円~3,000円程度)

    ・プラスドライバー

    (場合によって) 穴埋め用の埋め木、接着剤、穴空けドリル

    交換手順:元のストラップピンをドライバーで外します。

    新しいロックピンをネジで取り付けます。

    【ポイント】 ロックピンのビスが元のビス穴よりも小さい場合は緩くなってしまいます。その際は一度穴を埋めて穴を空け直す必要が出てきます。そうしないとしっかりと固定できません。

    ストラップ側に相方のアタッチメントを取り付けて完了です。

    ③ 音の芯と伸びを改善!「サドル」の交換
    難易度:★★☆☆☆ (少し挑戦)
    効果:サスティーン、倍音、アタック感の向上

    サドルは、ブリッジの上で弦が直接乗っている小さなパーツです。弦振動がボディに伝わる一番最初の接点であり、ここの素材が変わるとサウンドに大きな影響が出ます。

    どんなパーツに交換する?素材によって音が変わります。

    ●ブラス (真鍮): 中音域が豊かになり、華やかでサスティーンの長いサウンドに。

    ●チタン: 全体的にクリアで、音の立ち上がりが速くなるモダンなサウンド。

    ●スチール: ヴィンテージのFenderなどに使われる伝統的な素材。ジャキっとしたキレのあるサウンド。

    ●Graphtech (グラフテック): 倍音が豊かになり、チューニングも安定します。弦が切れにくくなる効果も。

    必要なもの:新しいサドル (ギターのタイプに合ったもの。3,000円~8,000円程度)

    六角レンチ、ドライバー

    交換手順:交換したいサドルの弦を緩めます。

    サドルの高さ調整用イモネジと、前後調整用のネジを覚えておくか、写真を撮っておきます。

    ネジを緩めて古いサドルを取り外し、新しいサドルを装着します。

    弦を張り、元の高さと位置に大まかに調整します。

    【重要】 サドル交換後は、必ず「弦高調整」と「オクターブチューニング」をやり直す必要があります。これらの調整方法は別途調べる必要がありますが、自分のギターを深く知る良い機会になります。

    ★ポイント★サドルの交換前に元のサドルと同じ大きさか?を確認して購入しましょう。弦と弦の隙間を「ピッチ」と言います。このピッチが10.5・10.8・11.3㎜等とサイズが様々です。間違えると不都合が起こる場合がありますので注意しましょう。

    ④ 音の”抜け”と”効き”を操る!「ポット/コンデンサー」の交換
    難易度:★★★☆☆ (要はんだ付け)
    効果:音の明瞭度(抜け)、ボリューム/トーンの効き具合の改善

    ここからは、はんだごてが登場します。ポットはボリュームやトーンのつまみのこと、コンデンサーはトーンに繋がっている小さな電子部品です。これらを高品質なものに変えることで、こもりがちだったサウンドがクリアになったり、ボリュームを絞った際の音痩せが改善されたりします。

    どんなパーツに交換する?

    ●ポット: CTS社製が定番。ギターに合わせて抵抗値(250kΩ or 500kΩ)とカーブ(Aカーブ or Bカーブ)を選びます。

    ●抵抗値: 一般的にシングルコイルには250kΩ(少し高音を抑えマイルドに)、ハムバッカーには500kΩ(高音をしっかり出す)を使います。この抵抗値を変えるだけでも音が変化しますが少し上級者向けです。付いてる数値と同じ物に交換しましょう。

    ●カーブ: ボリュームには、人間の聴覚特性に合ったAカーブが使われることが多いです。

    ●コンデンサー: オレンジドロップが有名。容量(0.022μF、0.047μFなど)によって、トーンを絞った際の音の「こもり方」が変わります。

    必要なもの:ポット、コンデンサー (合計2,000円~5,000円程度)

    はんだごて、はんだ、はんだ吸い取り線

    ラジオペンチ、ワイヤーストリッパーなど

    交換手順:弦を外し、ピックガードや裏パネルを開けます。

    【最重要】元の配線の状態を、スマホで鮮明に何枚も撮影しておきます。

    はんだごてを使い、古いパーツに繋がっている配線を外します。

    古いパーツを取り外し、新しいパーツを取り付けます。

    撮影した写真を見ながら、全く同じように新しいパーツに配線をはんだ付けしていきます。

    元通りに組み上げて完了です。

    ★ポイント★ハンダつけの技術により音が変化します。これはハンダ熱によるダメージが発生する為、素早く丁寧にハンダ付けできるか?の勝負となります。上手くいかない場合は何度もやり直す事となるでしょう。その際はパーツに確実な熱ダメージが加わっていますのでせっかく良いパーツを使っても音が劣化してしまいます。

    ⑤ サウンドの心臓移植!「ピックアップ」の交換
    難易度:★★★★☆ (要はんだ付け・知識)
    効果:ギターのサウンドキャラクターを根本的に変える

    ピックアップは弦の振動を電気信号に変える「マイク」であり、ギターの音の心臓部です。ここの交換は、例えるなら「ギターのキャラクターを丸ごと変える」ようなもの。最も劇的な変化が楽しめる、カスタマイズの王様です。

    どんなパーツに交換する?

    ●Seymour Duncan (セイモア・ダンカン)やDiMarzio (ディマジオ) といった有名メーカーから、無数のモデルが発売されています。

    選び方のヒント

    ●ヴィンテージ系: 枯れた、温かみのあるサウンドが欲しければ Seymour Duncan SH-1 ’59 や SSL-1 など。

    ●モダンハイゲイン系: パワフルで歪ませても輪郭がはっきりした音が欲しければ Seymour Duncan SH-4 JB や DiMarzio DP100 Super Distortion など。

    自分の出したい音の方向性(ブルース、ロック、メタルなど)や、好きなアーティストの仕様を参考に選びましょう。

    必要なもの:新しいピックアップ (1個 8,000円~20,000円程度)

    ポット/コンデンサー交換と同じ工具一式

    交換手順:基本的にはポット交換と同じ流れです。ピックガードなどを開け、元の配線を写真に撮ります。

    古いピックアップを外し、新しいピックアップを取り付けます。

    【最重要】 新しいピックアップに付属している配線図(ワイアリング・ダイアグラム)をよく確認します。メーカーによって配線の色が違うため、写真の通りに繋ぐだけではダメな場合があります。

    配線図に従って、ボリュームポットやセレクタースイッチにはんだ付けしていきます。

    元通りに組み上げ、弦を張り、ピックアップの高さを調整して完了です(ピックアップと弦の距離で音量や音質が変わります)。

    ★ポイント★ハンダ付け作業には必ず「テスター」を用意して下さい。特にピックアップには「位相」があり、これを揃えて配線しないとハーフトーン時のサウンドがおかしくなります(フェイズアウトする)。
    この位相を知る為にテスターが必要になりますので、元のピックアップが正位相で付いてるのか逆位相で付いているのか確認し、全てのピックアップが同じ位相になる様に配線して下さい。

    まとめ:改造は、ギターをもっと好きになるための冒険だ。

    ギターの改造は、単に音を良くするだけでなく、自分の楽器の仕組みを理解し、より一層愛着を深めるための素晴らしいプロセスです。

    まずは一番簡単なストリングガイドやストラップピンの交換から始めてみてはいかがでしょうか。ドライバー1本で、あなたのギターはもっと弾きやすく、頼もしい相棒になるはずです。

    そして、はんだごてを握る準備ができたら、そこには無限のサウンドの可能性が広がっています。

    焦らず、楽しみながら、自分だけの最高のギターを育てていってください。その冒険は、あなたのギターライフを何倍にも豊かにしてくれることでしょう。

    読んで頂きありがとうございました!



    As you continue to practice your guitar, do you ever think to yourself, “My guitar could sound a little better…”?

    I wish my guitar sounded a little better.
    I want to make a sound like that artist I’ve always wanted to play with!

    If you begin to feel this way, you are ready to take the next step as a guitarist. One of the answers is to customize your guitar.

    You may be thinking, “Modifying a guitar sounds so difficult…” However, even beginners can take on the challenge of modifying a guitar relatively safely. However, there are many modifications that even beginners can try relatively safely and realize amazing effects.

    In this article, we will explain, in order of decreasing difficulty and in great detail, how to modify your guitar to maximize its potential and obtain your “own unique sound.

    Important: Introduction]
    Guitar modification is very fun and profound, but it is basically at your own risk. In particular, the process of using a “soldering iron” requires a little practice.
    Please refer to this article and try from a reasonable range. If you have trouble, relying on a professional repair store is also a great option.

    ~ Means to change the sound~!

    STEP 0: Before modification! Sound quality improvement that can be done without spending a lot of money
    Before suddenly going out and replacing parts, let’s first review the “basics”. This alone will make a big difference in the sound.

    Change the strings: This is the easiest and most effective way to improve the sound. Old strings lose their luster and are out of tune. Simply replacing them with new strings will bring your guitar back to life in an amazing way. Just changing the thickness (gauge) and material (nickel, stainless steel, etc.) of the strings will change the character of the sound, so experiment with different options.

    Change the pick: A single 100 yen coin can change the sound. A thin pick produces a light sound, while a thick pick produces a thicker sound with more core. Different materials (celluloid, tortex, Ultem, etc.) and shapes make a big difference in feel and sound, so it is recommended to buy several different kinds of picks at a music store.

    Review the shield cable: This cable connects the guitar to the amp. If they are too inexpensive, there is a possibility that they are degrading the original sound of the guitar (dropping high). Simply changing to one from a reliable manufacturer for a few thousand yen can make the sound clearer. We recommend “mogami” for professional-level high-quality sound cables in the low price range.

    Mastering the amp settings: The final sound of the guitar is created by the amp, and moving the Treble, Middle, and Bass knobs slightly can dramatically change the impression of the sound. First, set everything to the middle (12:00), and then make small adjustments from there to find the point where you feel your guitar “tastes” the best.

    [In order of difficulty] 5 recommended guitar modifications and customizations
    Now, it’s time to move on to the world of parts replacement. Let’s take a look at them in order, starting with the relatively easy ones.

    (1) Tuning stabilization! Replace the “string guide (tension pin)”
    Difficulty: ★☆☆☆☆ (very easy)
    Effect: Improved tuning stability, improved sustain (extension of sound)

    The string guide is a small metal fitting on the head of a Fender Stratocaster or Telecaster that holds the 1st and 2nd strings (and sometimes the 3rd and 4th strings as well).
    If there is too much friction here, the strings will get caught when choking or arming, causing the tuning to go out of tune.

    What parts should be replaced?

    Roller type: Rollers are attached to the strings to facilitate smooth string movement.

    Made by Graphtech: Made of “TUSQ”, a self-lubricating material that provides excellent string glide.

    What you will need: New string guide (about 500-1,500 yen)

    Phillips screwdriver

    Replacement procedure: Loosen the strings slightly.

    Unscrew the original string guide with the screwdriver.

    Install the new string guide in the same place and tighten the screw.

    Put the string back in place, tune it, and you are done.

    With just this, tuning stability is greatly improved, especially when using the arm. This is a very cost-effective modification.

    Prevention of accidents during playing! Replacing the “strap pin”
    Difficulty: ★☆☆☆☆ (very easy)
    Effect: Prevention of falling guitar, mental security

    This is not a direct sound improvement, but it is a very important customization in the sense that “you can concentrate on playing with peace of mind. Just imagine how horrible it would be if the strap came off and you dropped your guitar while playing.

    What parts to replace?

    Locking strap pin: A special attachment is attached to the strap side and locks tightly to the pin on the guitar body. Once attached, it will not come off. Schaller and Jim Dunlop are well-known manufacturers.

    What you need: Locking strap pins (1,500-3,000 yen)

    Phillips screwdriver

    (as needed): wood filler to fill the hole, glue, and a hole drill

    Replacement procedure: Remove the original strap pin with a screwdriver.

    Install the new lock pin with screws.

    [Point] If the screw of the lock pin is smaller than the original screw hole, it will be loose. In that case, it will be necessary to fill the hole once and re-drill the hole. Otherwise, it cannot be firmly fixed.

    Attach the partner attachment to the strap side and you are done.

    (3) Improved sound core and extension! Replacing the “saddle”
    Difficulty: ★☆☆☆☆☆ (a little challenging)
    Effect: Improved sustain, overtones, and attack.

    The saddle is a small part on the bridge on which the strings rest directly. It is the first point of contact where the string vibration is transmitted to the body, and a change in the material of this part will have a great effect on the sound.

    What parts should be replaced? The sound varies depending on the material.

    Brass: The midrange is richer and the sound is more flamboyant and has a longer sustain.

    Titanium: Overall clearer, more modern sound with a quicker rise in tone.

    Steel: Traditional material used in vintage Fenders. It produces a crisp, snappy sound.

    Graphtech: Enriched overtones and more stable tuning. It also makes the strings less prone to breaking.

    What you will need: A new saddle (one that fits your guitar type. 3,000-8,000 yen)

    Allen wrench, screwdriver

    Replacement procedure: Loosen the strings on the saddle to be replaced.

    Remember or take a picture of the saddle’s height adjusting imo screw and the front/rear adjusting screw.

    Loosen the screws, remove the old saddle, and install the new saddle.

    String the strings and adjust roughly to the original height and position.

    After replacing the saddle, it is always necessary to re-tune the strings to the “string height” and “octave tuning”. You will need to research these adjustments separately, but it is a good opportunity to get to know your guitar in depth.

    ★Points★Before replacing a saddle, check if it is the same size as the original saddle. Before replacing the saddle, check to see if it is the same size as the original saddle and purchase it. The gap between strings is called “pitch. This pitch varies from 10.5, 10.8, 11.3mm, and so on. If you make a mistake, it may cause inconvenience, so be careful.

    Control the “sound” and “effect” of the sound! Pot/Condenser replacement
    Difficulty: ★★★☆☆☆ (Soldering required)
    Effect: Improvement of sound clarity (loss) and volume/tone effect.

    This is where the soldering iron comes in. The pots are the volume and tone knobs, and the capacitors are the small electronic components connected to the tones. By replacing these parts with high-quality ones, the sound that tended to be muffled can be made clearer, and the sound loss when the volume is turned down can be improved.

    What parts should be replaced?

    Pots: CTS pots are the standard. Select the resistance value (250kΩ or 500kΩ) and curve (A curve or B curve) according to your guitar.

    Resistance: Generally, 250kΩ is used for single coil guitars (to suppress the treble a little and make it milder), and 500kΩ for humbuckers (to make the treble stronger). Changing this resistance value alone will change the sound, but it requires a bit of advanced skill. It is best to replace the resistor value with the same value that is on the unit.

    Curve: The A-curve is often used for the volume, as it matches the characteristics of human hearing.

    Capacitor: Orange Drop is a well-known capacitor. Depending on the capacitance (0.022μF, 0.047μF, etc.), the “muffling” of the sound when the tone is turned down will vary.

    What you need: pots, capacitors (about 2,000 yen to 5,000 yen total)

    Soldering iron, solder, solder sucking wire

    Radio pliers, wire strippers, etc.

    Replacement procedure: Remove the strings and open the pickguard and back panel.

    [Most important] Take several clear pictures of the original wiring with your smartphone.

    Using a soldering iron, disconnect the wires connected to the old part.

    Remove the old part and install the new part.

    While looking at the pictures you have taken, solder the wiring to the new part in exactly the same way.

    Assemble it back together and you are done.

    ★Points★The sound changes depending on the soldering technique. This is due to the damage caused by solder heat, so it is a game of can you solder quickly and carefully? If it doesn’t work, try again and again. If it does not go well, you will have to redo it many times. In this case, the sound will be degraded even if you use good parts because the parts are surely damaged by the heat.

    5) Heart transplant of sound! Replacing “pickups”
    Difficulty: ★★★★☆ (soldering and knowledge required)
    Effect: Fundamentally changes the sound character of the guitar.

    Pickups are “microphones” that convert string vibrations into electrical signals, and are the heart of the guitar’s sound. Replacing the pickups is like “changing the whole character of the guitar”. This is the king of customization, where you can enjoy the most dramatic changes.

    What parts to replace?

    There are countless models available from well-known manufacturers such as Seymour Duncan and DiMarzio.

    Some hints on how to choose one

    Vintage: Seymour Duncan SH-1 ’59, SSL-1, etc., for a warmer, more mellow sound.

    Modern high-gain: Seymour Duncan SH-4 JB or DiMarzio DP100 Super Distortion for a powerful, distorted sound with clear contours.

    Choose the pickup based on the direction of the sound you want to produce (blues, rock, metal, etc.) and the specifications of your favorite artists.

    What you will need: New pickups (about 8,000 yen to 20,000 yen each)

    Same set of tools as for pot/condenser replacement

    Replacement procedure: Basically the same process as replacing pots. Open the pickguard, etc., and take a picture of the original wiring.

    Remove the old pickup and install the new pickup.

    Check the wiring diagram (wiring diagram) that comes with the new pickup carefully. Since the color of the wiring is different depending on the manufacturer, it may not be possible to simply connect the wires as shown in the picture.

    Follow the wiring diagram and solder on the volume pot and selector switch.

    Assemble it back together, string it, adjust the pickup height, and you are done (the distance between the pickup and the strings will change the volume and sound quality).

    *Please be sure to prepare a “tester” for the soldering work. Pickups in particular have a “phase”, and if they are not wired in alignment with this phase, the halftone sound will be strange (phase out).
    You will need a tester to know the phase of the pickups, so please check whether the original pickups are in the forward or reverse phase, and wire them so that all the pickups are in the same phase.

    In summary, modification is an adventure to make you love your guitar more.

    Modifying your guitar is a great process not only to make it sound better, but also to understand how your instrument works and to love it even more.

    Why not start by replacing the easiest string guide or strap pins? With just one screwdriver, your guitar will become a more playable and reliable partner.

    And once you are ready to grab the soldering iron, there are endless sound possibilities out there.

    Take your time, have fun, and grow your own best guitar. The adventure will enrich your guitar life many times over.

    Thank you for reading!


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  • ケーブルで音が変わる理由 mogami 2497 クルミラ加工特別モデル 音質変化実験 CLEMIRA モガミ

  • 2025/07/14
  • Category:

  • PXL_20250708_094049964

    以前より実験を行っていますクルミラ加工による音質変化実験ですが今回はケーブル本体にクルミラ加工を行ったモガミ2497の音質レビューです。

    今回はケーブル本体(6m)にクルミラ加工と、プラスしてプラグ本体にもクルミラ加工を行ったフルテック製FP-703を使用し製作したケーブルです。

    以前よりクルミラ加工を行った電源プラグやシールドケーブルプラグで音が変化する事はYoutube動画でも分かった事と思いますが、電源部のクルミラ加工と信号部のクルミラ加工では音変化へのアプローチが違う事がありました。

    大まかに電源部は全体の音を良くする(音の土台作り)、信号部は音を歪ませず信号を送る(信号そのものが強くなる)or音質劣化の抑制の意味合いが強いと感じています。

    電源部は非メッキプラグにクルミラ加工をした状態では音のバランスを崩さずに音を全体的にバランス良く整える事ができ、シールドケーブルにクルミラ加工したプラグを使用した際は音の変化的に人の好みも出るがサウンドの余計な歪みを取り音を綺麗に聴かせるサウンドとなります。

    そしてこれら変化の比較として今回行う事は「ケーブル本体にクルミラ加工をしたらどうなるのか?」の実験です。

    最初は「電気や信号を通る接点接続部ではなくケーブル本体にクルミラ加工しても効果は出るのか?」といった状態でしたが、qGシリーズの分電盤改質器が配線に巻き付けただけで効果があるので同じ様に効果は出ると思ってました。

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    ~実験詳細~

    ●モガミ2497・・・6m(クルミラ加工)

    ●フルテック製FP-703・・・2個(クルミラ加工)

    ●ハンダ・・・通常のハンダ

    特別な機材を製作するに辺りハンダを昔から「プラチナハンダ」を使用していましたが、コレが製造終了となり使用ができなくなりました。
    以降、プラチナはんだ(プラチナ・ゴールド・ニゲカス)の使用ができなくなりました。

    ■比較対象■

    ●モガミ2497・・・4m(クルミラ加工なし、プラチナハンダで製作)

    daniel-chekalov-rRVGpLI5ceo-unsplash

    ~クルミラ加工での音の変化~



    凄いの一言です。まず欠点らしい欠点が見つからず、音が全体的に良くなります。

    クルミラ加工したFP-703のみの2497では「音の好みで好き嫌いが分かれる」と言った意見もありましたが、ケーブル本体をクルミラ加工した恩恵か全体的に好みでは片付けられそうもない変化です。

    ・低域のレンジ感は音の力強さが増えハッキリとした低音になり、レンジも広がるが高域の音抜けを邪魔しない福与かさが出てきます。
    ミュート音のサウンドが抜けてくる事や音量バランスが非常に良くなり音のバラつきを感じ難くさせます。
    クルミラ加工したケーブルから通常の無加工ケーブルに戻ると、弦が古くなって死んでる様な音に感じるはずです。

    ・高域は耳に痛い成分が極端に減り、先端が尖った様な音の痛々しさ(音が荒い・とげとげしい)が無くなり艶やかで綺麗な響きになります。
    音に纏わりつく歪みノイズが減るので各弦の分離感があり尚且つ音の厚みが増します。
    コードの響きが良くなり、特に動画中のボリュームを下げたDコードの響きは非常に良く感じると思います。

    各弦の音質バランスも良くなり、コード弾きで音の粒が揃う所も注目ポイントです。

    ボリュームポットで音量を下げた際の音質変化も非常に良くなり、元のクルミラ加工なしケーブルと比べクルミラ加工があると音が綺麗に減衰してくる所も大きな注目ポイントです。
    クルミラ加工があると音の信号が綺麗でボリューム自体が信号の可変をし易いのか、使用感が大きく異なってくるのもクルミラの恩恵で音の分子が整うと各調整用コントロールの効きも良くなってくる様子です。
    恐らくギター以降にエフェクターを繋げていれば、エフェクターの各ツマミの効きも大きく違ってくると思います。

    結果としてはクリーンでも歪みでも両方で良いサウンドになる結果を得られました。
    文句を付ける所がないです。
    今まで行った実験でケーブル本体にクルミラ加工をした方が効果が高そうに感じましたが、最初の説明通りで電源部と信号部でアプローチが違うので正確には音の変化としては「どっちが大事か?」ではなく「どちらも大事」と考えた方が良いです。
    確実にクルミラ加工をやって損はないです。

    私の感覚としてケーブル本体にクルミラ加工した方が効果が高い理由について、この後説明しますがケーブル本体はそもそもノイズを集めるアンテナの様な箇所である所にクルミラ加工の影響で「信号が強くなりノイズに負けない(音が劣化しない)信号になる」から音が良くなっていると考えます。

    詳しくは以下を朗読下さい。

    caught-in-joy-blzNr-loZcM-unsplash

    ~ケーブル本体の音質変化はコレが理由?~

    クルミラ加工の効果も、効果を付与する物体が大きければ大きい程に効果が高くなる(表面積にクルミラ効果を乗せられる為)のでケーブル本体の場合は長ければ長い程にクルミラ効果を物体に乗せれる事となるので、今回の場合はケーブルが長い程に音が良くなる理屈も納得できるでしょう。

    普通はケーブルが長くなると音の劣化が増え高域が落ちる(ハイ落ち)ので音がコモってしまう事が多いです。
    ケーブルを製作してきた経験上、ハイ落ちも大体5mを超えてくると耳で聴いて分かるレベルになってくると思います。
    だから多くの方があまり5m以上で使用しないと思います。
    クルミラ効果で元の信号を強くするので、こうした音の劣化を抑えたり外部から受けるノイズにも強くなり音の劣化を防げるのかもしれません。

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    楽器などのシールドケーブルも信号を守るアース線が内部にあるといっても構造は様々です。
    楽器ケーブルの場合は「取り回し・動く環境で使用する」を考えている為、完璧にガッチリとしたノイズ対策にをする事ができません。
    完璧なシールド効果をケーブルにもたらすと非常に硬く使い難くなります。
    動く環境で使う為の柔軟性が必要となります。
    つまりは楽器用ケーブルで完璧にノイズが入らない対策を考えたガッチリとしたケーブルは製作できません。
    ケーブルによりシールドアース部の構造は異なりますが網状になっている事が多く、実験した訳ではありませんがこの網状構造にはどうしても「隙間」ができてしまい100%ノイズを防ぐとは言い切れないかもしれません。
    完璧にノイズを遮断するなら金属ケースの様な物に入れて内部配線を守らないといけません。

    これらが分かり易い比較としてギブソンレスポール等の内部配線が1芯シールド線で組まれたギターのノイズレベルと、コントロール部にノイズ対策塗料やアルミテープ/銅箔テープでアース処理されたギターのノイズレベルでは後者が上になります。
    なので1芯シールド線のノイズ対策もケーブル本体のみでは100%の効果ではないと考えます。

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    ノイズ対策が強いケーブルとして分かり易いのが電源ケーブルです。
    配線内部を銅箔テープで覆って楽器用シールドケーブルよりも内部配線を金属ケースで守っている様な状態を再現しています。
    ギターやベースのノイズ対策でもコントロール部に銅箔テープを貼ってアースに落とす事でノイズが激減する事を知ってたり実際にやって体感できた人も多いと思います。それと同じ事です。

    その代わり取り回しが非常に悪く、ケーブル自体が硬く簡単に曲がりませんので狭い所で接続は困難が起きたりします。
    恐らく無理に曲げたりすると内部の銅箔テープが破れたりして隙間ができるとせっかくのシールド効果が台無しになるので無理な接続は行えません。
    まず動く環境で使用は大変なので固定して使用する所・充分にスペースが取れる箇所にのみ使用されます。

    安い電源ケーブルはこの大事な外部ノイズから守るシールド構造が無い場合が多く、必要な配線のみで「外部ノイズから守るシールド部分が無い」ケーブルが普通にある為に電源ケーブルを変えたら音が良くなったという現象が発生します。
    簡単に言えば外部ノイズから守れる構造の物に交換すればノイズによる信号劣化を防ぎ音が良くなるので、基本的な事としてノイズを信号に混入させなくする事で音が良くなるという事です。

    電源ケーブルも必ずしも高額な物は必要無く、最低でもシールド効果を搭載しているケーブル(内部にアルミテープ・銅箔テープで守られている物)を使用する事と建物にアース工事がされていて接続する機器のアース部が建物のアースに接続できている状態であれば基本は良いでしょう。

    これら現象を踏まえた上で音が変わったとされる予想です。

    ●信号自体が強くなり、通常のケーブルよりも送る信号の劣化が少なく機器へと送れる事から音が良くなる。結果として元の音が歪まずクリーンのままアンプへと送る事ができる。
    例として長いケーブルがそうで、パッシブ(ハイインピーダンス)の場合は長ければ長い程に音が悪くなる理由は元から微弱な信号が長いケーブル経路で劣化して届く事となるから。
    アクティブ(ローインピーダンス)と考えが同じ様に、信号そのものが強くなればその劣化する事が少なくなるので音が良くなるという理屈と同じ効果がクルミラ効果だけで発生してるかも?と言える。

    ●信号が強くなった事により外部ノイズからの劣化を減らせる・・・上記のクルミラ効果によりパッシブ信号でもアクティブ信号の様に強くなるので当然ながらノイズにも強くなる事となる。これは予想でしかないが明らかクルミラ加工ありのケーブルの音は「歪んでいない」ので、信号を劣化させる現象に強くなっていると言えるかもしれない。信号そのものか外部ノイズの影響が少なくなっているのか?のどちらかかその両方の可能性がある。


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    ~音が良いに「値段が関係無い理由」~

    こうした分野を学ぶと、音という「人の主観で良い音・悪い音を決める」という曖昧な要素を言葉で解説していく事ができます。

    音は波で表す事ができ、この波が乱れるから音が悪くなってしまい、反対に綺麗に整えれば音が良くなります。

    簡単に説明するとその波を整えてしまえば音は良くなるので、もちろん細かく言えばギターは1本1本音が違いますが音が良いと感じる理由は「音の好み」の他にもこの「波が綺麗だから」が上げられると思います。

    ただしギター等は「歪み」という「悪くなった音」がロック等でも幅広く使われる事や古くから有名なアーティストが出してた音(良くはない音)に最もファン人口が多くこれらが基準となっている分野な事もあり、機材で「あえて音を悪くしてる」事がサウンドとして成立してる世界なので話が分かり難くなります。
    この辺りはオーディオの方が話が分かり易いです。再生する曲がギターの様に歪めば誰が聴いても「音が良くない」となるでしょう。
    オーディオの場合は元の音が歪まず綺麗に出せる事が良い音に繋がってきます。
    一応はオーディオにも音の好みは存在しますが、ギター程の複雑で多くの音色がある訳ではないです。

    ギターの様な歪ませる楽器は別物ジャンルなので、悪い言い方をするなら「誤魔化し易く商売上で相手を騙し易い」でしょう。
    音がクリアで綺麗な楽器は昔から日本製や近年のブランド等に多いですが、そうした音が気に入られない理由が説明でき多くのリスナーが古くから好きになった有名なアーティストの音は「汚い音」だからです。
    それをギターの界隈では「良い音」と表現しています。

    そしてお金を持った層(例えばバブル世代等)にアプローチした方がメーカーも利益になるので、今現在でもメーカーの作る楽器商品は昔からある形からは大きくは外れません。
    だから楽器界隈の知識は下手すると80~90年代からずっと更新されていません。メーカーも必要無いと考えているかもしれません。
    良くした所で金を持ってる世代に受け入れられないから、技術を評価してくれる程アンテナの高い人が全然居ないので金にならない事が上げられます。
    売る側からすると良くない音を気に入ってくれ続けた方がこれ以上研究開発する必要も無いし簡単に利益が出続け都合が良いのです。

    良い音を作るのは大変ですし楽器単体でそれを可能にするにも限度がありますから。
    楽器の進化が止まっている様に感じるのも決して錯覚ではなく事実です。

    安物でも音が良い理由として例えば機材にも同じ形のギターが1万円から数百万円の物まで幅広く存在しますが、実際に音は変わるのは事実ですが「数百万の楽器の音が必ずしも音が良いとは限らない」現象が起きます。
    私が昔からYoutube動画でも「安物でも全然使えるレベル」と発信している理由もまさにソレです。

    結局の所で良い音とは「音の好み」が大半ですが安物でも現在は楽器として80点位は平気で出せる品質な事、高額な楽器だからといって100点の音ではない事、音は結局後からどうとでも加工ができるので使用する人の問題「好み」や「好きなブランド」等による「主観」や高額で有名な楽器は音が良いと「思い込んでいる錯覚」が大きいと思っています。
    この主観や思い込みが私には数多くの楽器を触ってて殆ど無い感覚なので、安物から高額な物まで数多く触っても音の違いはあれどそこまで大きな差は無いと判断します。

    今現在でも私の所にはお客様の方から修理で値段の大小様々な楽器が持ち込まれる事となりますがその辺りはこのブログ記事で数を確認して下さい。
    数十本~数百本を触って言っている言葉ではないです。
    これらは修理のついでに音を弾いて聴いて日々毎日の様に良い実験ができてます。
    まず間違い無く安物楽器も多少の手直しやダメな所は直すだけでも良いサウンドで鳴らす事は充分に可能です。
    その判断を誤らせている理由が「価格が安いメーカー品はダメ」と思い込んでいる点や「高額で有名な楽器は素晴らしい物」と錯覚しているから正しく物の判断ができていないだけに思います。

    高学歴な人が「優秀な人」と思い込むのと同じで、実際は一緒に働いてみたり仕事を任せて結果を確認してみるまで分かりません。
    楽器にも同じ様にして下さい。まずは自分で触って確認して下さい。
    現代人はこのメディアが商品を売る為の「洗脳」をかなり強く受けており正しく判断できる人の割合が少ないので売る側は楽な商売でしょう。
    一番良い方法はメーカーを知らない状態で楽器をいくつか弾いて比べて良いと思った楽器を買う事が正確です。
    そこで100発100中、有名で高額な楽器を沢山の人が当てれたら本物と思いますが、実際に実験した訳ではありませんが決してそうはならないと思っています。

    ギターサムネ

    ~音が良いのは結局は環境?が原因?~

    私の環境では部屋自体のノイズ対策(qGシリーズ等)や今回の様なクルミラ加工した電源プラグ等で機材を動作させたりしている環境では安物ギターでも音を良く鳴らす事ができる現象が数多く確認できています。

    つまり音の波形を乱す原因が少ない・クルミラ加工等の影響で音の波形を整えるor信号を強くする作用が使用環境にあれば安物でも良い音が充分に出せるという事です。

    この波を綺麗にするという行為が通常なら各メーカーが電子回路等やパーツ等での設計で行っている事であり、クルミラではそうした本来は技術で得ていた事を素材のみで効果を出せている事になります。

    クルミラはどうしてこの様な効果になるのか一切不明のブラックボックスな商品ですが、実際に使用してみると音が良い方向に変わるので認めるしかありません。
    私が出してるクルミラを使用して音が変化するYoutube動画でも見れば分かる事ですが思い込みやオカルト商品では絶対に無いです。

    長くなりましたが結論としては私の持論として「楽器は自分が気に入る音に近い楽器」であれば何でも良いです。
    ここに値段やメーカーは関係ありません。

    理想は100%自分好みの音が出せる楽器を手にできるのが理想ですが、その楽器の入手は難しいでしょう。
    自分にとっての理想的な音がする楽器を求め買い替えを続け探し続けて、理想に近い楽器を改造したりして数%~数十%向上程度の効果に金と手間を掛けるよりも音を良く鳴らす為に必要な「環境要因」に金を掛けた方が結果近道だし効果も高いよって話です。

    クルミラが化け物なのが、難しい取り扱い知識や特殊な装置や高額な機材を用意する事なくただ付けるだけで高額な機材・優秀な電気回路以上の効果を出す事ができるって事です。

    音を良くする事と健康も同じ所があり、人間に害を及ぼす信号は音の信号にも害を与えます。
    それを対策する事で自分の健康面を良くする事にもなるし音も良くする事にも繋がります。
    良い楽器や良い機材の導入も大事ですが、これらの信号が乱される環境で使用するなら意味が無くなると思った方が良いです。

    ※今現在でクルミラ加工された正式に音を良くする物として販売されている商品はラインナップにございませんのでご注意下さい。(私が勝手に音を良くする事として使っているだけです。)
    ES Vlog Shopで販売されている「ESVLOGオリジナル電磁波対策セット」がお勧めです。(案件ではありません)
    この音が変化する効果についてはこのブログ記事に載せてあるYoutubeでの実験動画をご確認下さい。

    ESVLOGオリジナル電磁波対策セット
    https://esvlog.com/products/esvlog%E3%82%AA%E3%83%AA%E3%82%B8%E3%83%8A%E3%83%AB%E9%9B%BB%E7%A3%81%E6%B3%A2%E5%AF%BE%E7%AD%96%E3%82%BB%E3%83%83%E3%83%88

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    ~クルミラってそもそも何?~

    クルミラ効果はパーツに「カーボネクス」と呼ばれる技術を利用し、その効果に名前を付けた商品が「クルミラ」となります。

    クルミラを理解するにはまずはクルミラ自体の効果の仕組みから説明しないといけません。

    そもそも音を良くする為の商品ではなく、これらは私が勝手に音が良くなると思って始めた実験が今に至っています。

    クルミラの効果実証実験テスト結果
    https://rs9.jp/evidence/evid.htm

    カーボネクスの説明
    https://www.rakuten.co.jp/clemira/contents/carbonex/

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    私も最初はオカルトの類として疑っていましたが、ただ気になって仕方がないのと結局は試してみないと分からないので最初はクルミラアスリートを買って使用してみましたがすぐに良さが分かりました。
    次にクルミラフェニックスを購入し、この効果は本当にあると気が付きました。

    現在はアスリートは売却しクルミラフェニックスを4個購入、常に身に着けている状態になっています(首から下げて胸と背中・ズボンのポケット左右)。

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    身体機能が向上するのは身に着けてみれば恐らく誰でも分かる事と思いますが、こうした効果が人間だけでなく機材にも音の変化として表れる事が自分が実験する動画等で分かると思います。

    それらがES Vlog Shopで扱っている「qGシリーズ」です。

    https://esvlog.com/




    qGシリーズ(クルミラ加工した商品)を使用する事で音が変化する事は過去に自分が行った動画で分かると思います。

    qGシリーズは主に電源ラインの対策商品ですが、クルミラ開発者の大内さん協力を元に私独自にクルミラ加工してもらった非メッキ電源プラグ・FP-703を使用したサウンド変化も参考下さい。




    クルミラ効果により乱れた電気の性質を綺麗に整え、結果的に機器の動作を良好にする事で機器自体から有害ノイズが出なくなる等の恩恵が得られます。

    いきなり理解するのも無理があるかもしれませんが、人の身体では生体電流(身体の電気の流れ)を良くする事で全てのパフォーマンスを高める作用がクルミラで発生する理屈です。
    この生体電流が弱まってくる=老化等の原因になります。
    若々しい人・歳を取っても元気な人とはこの生体電流が強いと言えます。
    元気な人=生体電流が強いと思っても問題ありません。

    機材の音が変化する事も同じ様な事で、機材は「電気」で動いています。
    この電気が良くなれば動作に影響が出る事も簡単に考えれる事でしょう。
    クルミラは電気の分子を良い形に整えて信号を強くしてくれる事・電気の質が良くなる作用で機器の動作パフォーマンスが向上に音が良くなる結果をもたらします。

    ※具体的に私が実際に使用し確認できた事として動作音が静かになる・機器からのノイズが減る(機器から出る電磁波等を減らせる)・動作効果が大きくなる(エアコンが冷え易くなる等)事は確認できました。

    この辺りは音楽機材の知識があればすんなりと理解できるはずです。
    音を良くする知識として電源周りの改善を行う事と繋がってくる事でしょう。
    例えばノイズを減らして音を良くする「電源ノイズフィルター」等が良い例です。
    ノイズを取る機器を電源ラインに接続し、ノイズによる電源部の電気分子が乱れる事を防ぐ(または整える)事で動作する機器の音が良くなる理屈がクルミラの効果で行えると思えば良いです。
    確かに普通の人はこの説明だけだと「それだけで本当に効果を得られるの?」と思うのは普通の事と思いますが、実際に使用してみれば分かります。その効果は私のYoutube動画で分かる事です。

    他にも「冷蔵庫をアースに接続する事で音が良くなる」も昔から部屋の音を良くする方法として知られてますがこれも同じ事です。
    アースに接続されていないと冷蔵庫本体が出すノイズが電源ラインに混入し、コンセントに接続している全ての機材にノイズ信号が混じり悪影響を及ぼします。
    アースに接続する事でノイズ成分をアースに落とし電源ラインに混入するノイズ要素を消す事で本来邪魔されていた要素が無くなり(劣化させる混入信号がアース接続で消える)音が良くなります。

    クルミラ単体での場合はノイズを消す要素にはなりませんが、元の信号が強くなりノイズ混入による音の劣化を少なくすると考えられます。
    使用してみて分かる事としてクルミラ効果で信号がノイズによる劣化・減衰が減っている可能性が高いです。
    またクルミラ効果で電気の質が良くなり機器の動作が良くなると「機器が出すノイズが減少する」効果も発生する為、そうした意味でもクルミラ効果がある機器を繋げるだけで機器が出すノイズそのものを減らす事にも直結します。

    luis-gherasim-cnSJRKwJxSA-unsplash

    ~オーディオオカルトも具体的に効果を説明できる~

    特に音楽でも昔から共通している知識があり「My電柱を建てたら音が良い」「東日本と西日本で電源の音が違う」「発電所に近いと音が良い」と言った個人で試すには難しいオカルトの様な話がありますが、クルミラを学ぶと言葉で説明できる様になります。

    ●My電柱・・・マンション等の電源コンセントは電柱から引き込んだ電線から建物電源へと入り各部屋に繋がっている事になる。建物内にノイズの発生があれば建物全体の電源ラインに混入し悪影響を及ぼす。自分専用の電柱があれば自分の部屋のみに電源がいく様になり外的なノイズ源が自分の部屋に混入してこない。建物から自分の部屋の音を悪くする要素が無くなる事から音が良くなる。
    エレベーターがあるマンション等は、エレベーターが動作すると電圧が下がったりして機器の動作にノイズ発生も含め悪影響がある様子。
    My電柱でマンションの共有電源を使用しない事から部屋の電源を独立させ建物の影響を受けない事にも繋がる。

    ●発電所・・・恐らく発電所から供給が遠ければ遠い程に電気の分子状態が乱れてしまい電気自体の質が悪くなると予想。
    例えば水道と同じで給水所から遠ければ遠い程にパイプを通過する距離が長くなり、その間でパイプ内部の汚れが流れる水に付着していき汚れた水が出てくる考え。
    距離が短いと汚れる要因が減り、クリーンな水が出てくる理屈。
    発電所に近ければ電気の分子が崩れる事なく質の良い電源が取れる事となり音が良くなると予想。
    西日本と東日本の違いについてはヘルツがそこまで音に影響するのかそこまでは不明。

    こうした具体的な考えを言葉で表す事ができます。

    簡単に表すと「音が良くない=電気の分子が乱れている」と表現する事もできます。

    クルミラはこの分子の乱れを整えた効果により音が良くなる作用です。
    音を良くする系の商品はコンデンサや抵抗等を組み合わせ音の分子を整えたり、音の分子を邪魔する成分をカットする仕組みになっています。

    ~まとめ~

    クルミラ効果は現時点で科学的な証明はできておりませんが、実際に使用してみれば効果がある本物と理解できるはずです。

    明らかに効果としては大きい物質となる為、クルミラが評価されるのは時間の問題でしょう。

    一応はネットで調べて出てくる範囲の情報としてプロアスリートも使用している事が分かります。

    スクリーンショット (6)

    スクリーンショット (5)

    プロアスリートでも使用している事から、オカルト商品と考え難いです。

    いずれ多くの人達に知られ、世間に良さに気が付いた時にやっと理解されるアイテムになると思います。
    2025年4月よりテレビCMも地方局から始まったとの事で、今後は認知が広まる事でしょう。

    ※今回の音質変化実験は開発者の大内さんから頼まれて行っている事となりますが、こうしたクルミラの宣伝発信等で私に金銭等の利益は発生しておりませんので完全クリーンで私の意見100%を記事にしております。
    お金の為に宣伝や褒めている訳ではありませんのでご注意下さい。

    読んで頂きありがとうございました!

    ~次の予定実験~

    ●ベースでの音質変化(6mクルミラ加工とクルミラ加工なし4mの2497の比較)

    ●ケーブル本体をクルミラ加工した2497を4mにして他と比較する(3本とも4mで全てクルミラ加工した2497・プラグのみクルミラ加工した2497・無加工の2497の比較)


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  • 【初心者必見】最初のギターは有名メーカーを選ぶべき?後悔しないギター選びのポイントを徹底解説!

  • 2025/07/11
  • Category:

  • 「よし、ギターを始めよう!」

    そう決意したあなたが最初に直面する大きな壁、それが**「最初の1本をどう選ぶか」**という問題です。

    楽器店やインターネットには無数のギターが並び、「Fender(フェンダー)」や「Gibson(ギブソン)」といった有名メーカーの名前もあれば、あまり聞き馴染みのないメーカーのギターもたくさんあります。

    多くの初心者が抱く疑問、それは…

    「よくわからないし、有名なメーカーのギターを買っておけば安心なのかな?」

    結論から言うと、その考え方は半分正解で、半分は注意が必要です。

    この記事では、なぜ有名メーカーが「安全」と言われるのか、そのメリットとデメリットを詳しく解説し、あなたが後悔しない最高の1本を見つけるための具体的な方法をご紹介します。

    piiko-jYE33Po8DKM-unsplash

    ~なぜ有名メーカーは「安全パイ」と言われるのか?5つのメリット~

    有名メーカーのギターが初心者におすすめされるのには、明確な理由があります。それは、長年の歴史で培われた「信頼」があるからです。

    1. 品質が安定していて「ハズレ」が少ない(と世間に思われている)
    有名メーカーは、世界中のギタリストから支持されるブランドイメージを維持するため、厳しい品質管理基準を設けている様に思われています。
    ですが実際には有名で高額なモデルでもいわゆる「アタリ」や「ハズレ」が存在しますので要注意です。

    ・チューニングが安定しやすい: 安価なギターにありがちな「すぐ音が狂う」というストレスが少ない事が多いです。

    ・ネックが反りにくい: ギターの弾きやすさに直結するネックのコンディションが安定しています。
    PRS等は値段が高いだけあってネックの反りが変化し難い印象はありますが、近年は木材の質も低下しており強度も弱くなっている傾向ですので高額で有名なモデルだから反りが安定するとも言い切れなくなっております。

    ・作りが丁寧: 細かい部分の仕上げが綺麗で、長く使う上でのトラブルが起きにくいです。この辺りは海外モデルではなく国産モデルに多く該当します。

    練習しようとするたびにチューニングが狂っていたり、弾きにくいギターだったりすると、それだけでモチベーションが下がってしまいます。品質の安定性は、ギターを長く続けるために非常に重要な要素です。

    2. 「お手本になるサウンド」が出しやすい
    あなたが好きなあのアーティストが奏でるギターサウンド。その多くは、Fender、Gibsonといった有名メーカーのギターから生まれています。
    当時は現在の様に様々なブランドが多くあった訳ではなく、選択肢が限られた中で使用できる楽器がフェンダーやギブソンだった事もあり有名なアーティストが使用している事が多いです。

    有名メーカーのギターを手に入れるということは、多くの人が基準とする「あの時に出していた音」の出発点に立つということです。
    自分の出している音が良いのか悪いのか判断しやすく、上達への近道となります。

    3. 圧倒的な情報量の多さ
    何か困ったことが起きたとき、すぐに解決策を見つけられるのも大きなメリットです。

    「弾き方のコツやメンテナンス方法」「おすすめの機材(アンプやエフェクター)」など、インターネットで検索すれば、同じメーカーのギターを使っている先輩ギタリストたちの豊富な情報がすぐに見つかります。
    これは、特に最初のうちは心強いサポートになるでしょう。

    4. 高いリセールバリュー(再販価値)
    万が一、「残念ながらギターが続かなかった…」という場合でも、有名メーカーのギターは中古市場でも人気があるため、比較的高値で売却できる可能性があります。

    「どうせ売るなら…」と考えるのは少し寂しいですが、これも現実的なメリットの一つです。高価な買い物だからこそ、出口戦略を考えておくのも賢い選択と言えます。

    5. 所有欲が満たされ、モチベーションが上がる
    憧れのアーティストが持っているのと同じロゴが入ったギターを手にする喜びは、何物にも代えがたいものがあります。「あのギターが自分のものに!」という高揚感は、「もっと練習して上手くなりたい!」という強力なモチベーションに繋がります。

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    ~有名メーカーの注意点・デメリット~

    もちろん、良いことばかりではありません。注意すべき点も理解しておきましょう。

    1. 価格が高くなりがち
    最大のデメリットは、やはり価格です。同等の木材やパーツを使っていても、ブランドの価値や広告費などが上乗せされるため、無名メーカーのギターより高価になる傾向があります。

    2. ブランド名だけで選んでしまう危険性
    「Fenderだから」「Gibsonだから」という理由だけで選んでしまうと、自分の弾きたい音楽のジャンルや、自分の身体に合わないギターを選んでしまう可能性があります。
    「音が良い」は所詮、他人が決めた主観です。良い音と言われている音が自分にとっての「良い音」になるとは限りません。
    音は人間の味覚と同じようなもの、実際に手に取り音を出して好きな音がするギターを選ぶ事が大事です。

    例えば、繊細なカッティングでファンクをやりたいのに、パワフルなハムバッカーピックアップを搭載したゴリゴリのロック向けギターを選んでしまうと、理想の音を出すのに苦労するかもしれません。

    結論:初心者はどう選ぶべきか?
    有名メーカーのギターは、品質やサウンド、情報量の多さといった面で、初心者が失敗する確率を大きく下げてくれる「安全な選択肢」であることは間違いないかもしれません。
    ただ他のメーカーに同じ様な音が出せないのか?と聞かれれば答えはNo。
    有名やブランドや高額なブランドでなくても同じ様な音が出せる楽器は無数に存在します。

    最も大切なのはブランド名ではありません。後悔しないギター選びのための、具体的なステップをご紹介します。

    STEP 1:まずは予算を決める
    まずは無理のない範囲で、ギター本体にかけられる予算を決めましょう。一般的に、初心者向けのギターは3万円〜8万円程度の価格帯で、品質と価格のバランスが良いモデルが多く見つかります。

    STEP 2:好きなアーティストや音楽ジャンルをヒントにする
    あなたが「こんな曲が弾きたい!」と思うアーティストは、どんな形のギターを使っていますか?見た目やサウンドを参考に、自分の好みの方向性を探ってみましょう。

    ストラトキャスタータイプ (Fenderなど): 幅広いジャンルに対応できる万能選手。シャープでキレのあるサウンド。

    テレキャスタータイプ (Fenderなど): チャキチャキとした歯切れの良いサウンドが特徴。ボーカルギターにも人気。

    レスポールタイプ (Gibsonなど): 太く甘い、パワフルなサウンド。ロックの王道。

    SGタイプ (Gibsonなど): レスポールより軽量で、高音域が弾きやすい。こちらもロック系に人気。

    STEP 3:【最重要】楽器店で実際に触ってみる!
    予算と好みの方向性が決まったら、勇気を出して楽器店へ行きましょう。そして、必ず実際にギターを構えてみてください。

    ネックは握りやすいか?

    重さはどうか?立って構えた時にバランスは良いか?

    ボディの大きさはしっくりくるか?

    見た目やスペックだけでは分からない「弾きやすさ」は、実際に触れてみないと分かりません。店員さんに「初心者で、〇〇円くらいの予算で探しています」と伝えれば、親切に相談に乗ってくれるはずです。恥ずかしがる必要は全くありません。

    おすすめの選択肢:「有名メーカー傘下のブランド」
    「いきなりFenderやGibsonは予算的に厳しい…でも品質は妥協したくない」という方に最適なのが、有名メーカー傘下のブランドです。

    Squier by Fender (スクワイヤ): Fenderの直系ブランド。本家のデザインとサウンドを、手頃な価格で体験できます。
    特にクラシックヴァイヴシリーズは非常に低価格帯ながら弾き易く音も良いのでお勧めモデルです。

    Epiphone (エピフォン): Gibsonの直系ブランド。レスポールやSGなど、憧れのモデルがラインナップされています。
    品質は個体によりピンキリな事が多い為、他のギブソンコピーモデルも参考にした方が良いです。

    これらのブランドは品質とコストパフォーマンスのバランスが良いモデルが多く、世界中の初心者に選ばれています。最初の1本として、まず間違いない選択と言えるでしょう。

    ~まとめ~

    最初の1本に有名メーカーのギターを選ぶことは、多くのメリットがあり、特に品質面での安心感は、ギターを挫折しないための大きな助けになります。

    しかし、最終的に大切なのは、ブランド名に惑わされず、あなた自身が「これだ!」と愛着を持てる1本に出会うことです。

    ぜひ楽器店に足を運び、たくさんのギターに触れてみてください。あなたの手で、音で、心で感じた「最高の相棒」こそが、これからのギターライフを何倍にも楽しくしてくれるはずです。

    読んで頂きありがとうございました!



    Okay, let’s start playing guitar!”

    The first big obstacle you face when you decide to start playing guitar is the question of how to choose your first guitar.

    There are countless guitars available at music stores and on the Internet, some from well-known manufacturers such as Fender and Gibson, and many from unfamiliar manufacturers.

    The question that many beginners have is…

    “I don’t really know what I’m looking for, and I should just buy a guitar from a well-known maker and I’ll be safe?”

    As it turns out, that idea is half correct and half cautionary.

    In this article, we will explain in detail why famous manufacturers are considered “safe,” their advantages and disadvantages, and provide concrete ways to find the best one that you will not regret.

    ~Why are famous manufacturers called “safe pies”: 5 advantages~.

    There is a clear reason why guitars made by famous manufacturers are recommended for beginners. It is because of the “trust” that has been cultivated over many years of history. 1.

    1. stable quality and few “misses” (as people think)
    Famous manufacturers are thought to have strict quality control standards in order to maintain a brand image that is supported by guitarists around the world.
    In reality, however, there are so-called “Atari” and “Hazure” models, even among famous and expensive models, so be careful.

    Easy to keep in tune: Inexpensive guitars often do not suffer from the stress of “going out of tune” as often happens with inexpensive guitars.

    The neck is not prone to warping: The condition of the neck, which directly affects the playability of the guitar, is stable.
    PRS guitars are more expensive, so it is difficult for the neck to warp, but in recent years, the quality of the wood has been declining and the strength of the wood has been weakening.

    The quality of the wood has been declining in recent years, and the strength of the wood tends to be weaker. This applies to many domestic models, not foreign models.

    If a guitar is out of tune or difficult to play every time you try to practice, that alone will lower your motivation. Stability of quality is a very important factor for a long-lasting guitar playing experience. 2.

    2. easy to produce a “model sound”
    The guitar sound played by that artist you like. Many of them were born from guitars made by famous manufacturers such as Fender and Gibson.
    In those days, there were not as many different brands as there are today, and the instruments available were limited to Fender and Gibson, which is why many famous artists used them.

    To acquire a guitar made by a famous maker means to stand at the starting point of “the sound they were making at that time,” which is the standard for many people.
    It is easier to judge whether the sound you are producing is good or bad, and it is a shortcut to improvement.

    3. an overwhelming amount of information
    Another great advantage is that when something troubling occurs, you can quickly find a solution.

    If you search the Internet for tips on how to play and maintain your guitar, recommended equipment (amps and effectors), etc., you will quickly find a wealth of information from senior guitarists who use guitars made by the same manufacturer.
    This will be a reassuring support, especially in the beginning. 4.

    4. high resale value
    Even in the unlikely event that your guitar does not last, you may be able to sell it for a relatively high price because guitars made by famous manufacturers are popular on the used market.

    It is a little sad to think, “If I’m going to sell it anyway…,” but this is one of the practical advantages. Because it is an expensive purchase, it is wise to consider an exit strategy.

    5. the desire for ownership is satisfied and motivation is increased
    The joy of holding a guitar with the same logo as the one owned by the artist you admire is irreplaceable. The elation of “that guitar is mine!” This elation is a powerful motivator to keep practicing and getting better. This is a powerful motivation to “practice more and get better!

    ~Cautions and Disadvantages of Famous Guitar Makers

    Of course, it is not all good things. There are some points to be aware of. 1.

    1. the price tends to be high
    The biggest disadvantage is the price. Even if the same woods and parts are used, guitars made by unknown makers tend to be more expensive than those made by unknown makers because of the added value of the brand and advertising costs. 2.

    Danger of choosing a guitar based on brand name alone
    If you choose a guitar only because it is “Fender” or “Gibson,” you may end up choosing a guitar that is not suited to the genre of music you want to play or your body.
    Good sound” is a subjective judgment made by others. A sound that is said to sound good is not necessarily a “good sound” for you.
    Sound is like our sense of taste, and it is important to choose a guitar that you like the sound of when you actually pick it up and play it.

    For example, if you want to play funk with delicate cutting, but you choose a burly rock guitar with a powerful humbucker pickup, you may have a hard time getting the ideal sound.

    Conclusion: How should a beginner choose?
    Guitars from well-known manufacturers may be a “safe choice” in terms of quality, sound, and information content, greatly reducing the chance of failure for beginners.
    But can’t other manufacturers produce a similar sound? The answer is no.
    There are countless instruments that can produce a similar sound, even if they are not famous or expensive brands.

    The most important thing is not the brand name. Here are some concrete steps to help you choose a guitar that you will not regret.

    STEP 1: First, decide on a budget.
    First, decide on a budget that you can spend on the guitar itself within a reasonable range. Generally, guitars for beginners are in the price range of 30,000 yen to 80,000 yen, and you can find many models with a good balance of quality and price.

    STEP 2: Take a cue from your favorite artists and music genres.
    You may say, “I want to play this kind of music! What kind of guitars do the artists you like use? Find out what direction you prefer by referring to the look and sound of the guitar.

    Stratocaster type (Fender, etc.): A versatile player that can be used in a wide range of genres. Sharp and crisp sound.

    Telecaster type (Fender, etc.): Characterized by a crisp, snappy sound. Popular for vocal guitar.

    Les Paul type (Gibson, etc.): Thick, sweet, and powerful sound. The king of rock guitars.

    SG type (Gibson, etc.): Lighter than Les Paul and easier to play in the upper register. Also popular among rock players.

    STEP 3: [Most important] Go to a music store and try one for yourself!
    Once you have decided on a budget and the direction of your preferences, you should gather up your courage and go to a music store. And be sure to actually hold the guitar in your hands.

    Is the neck comfortable to hold?

    How is the weight? Is it well-balanced when you stand up and hold it?

    Does the size of the body feel right?

    You cannot tell how easy a guitar is to play from its appearance or specifications alone unless you actually touch it. If you tell the store staff that you are a beginner and are looking for a guitar with a budget of about ¥0.00, they should be able to help you in a friendly manner. There is no need to be shy at all.

    Recommended option: “Brands under famous manufacturers”
    The best choice for those who say, “Fender or Gibson is too expensive for my budget… but I don’t want to compromise on quality” is a brand under a famous manufacturer.

    Squier by Fender: A brand directly affiliated with Fender. You can experience the design and sound of the original brand at an affordable price.
    The Classic Vibe series in particular is a highly recommended model because it is easy to play and sounds great at a very low price point.

    Epiphone: A brand directly affiliated with Gibson. The lineup includes Les Paul, SG, and other coveted models.
    Since the quality often varies from one individual to another, it is better to refer to other Gibson copy models.

    Many of these brands have models with a good balance of quality and cost performance, and are chosen by beginners all over the world. As a first guitar, they are a good choice.

    Conclusion

    Choosing a guitar made by a well-known manufacturer for your first one has many advantages, especially in terms of quality, which will greatly help you not to fall behind in guitar playing.

    However, what is ultimately important is not to be misled by the brand name, but to find a guitar that you yourself can and find a guitar that you will love.

    Please visit a music store and touch many guitars. The “best partner” you feel in your hands, in your sound, and in your heart will make your guitar life more enjoyable than ever before.

    Thank you for reading!


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  • 【初心者向け永久保存版】ギターの弦高調整を徹底解説!快適な演奏性を手に入れるための完全ガイド

  • 2025/07/08
  • Category:
  • 「なんだか弦がビビる…」「コードが押さえにくい…」「もっと速く弾けるようになりたい!」

    もしあなたがそう感じているなら、それはもしかしたらギターの「弦高」が適切でないのかもしれません。弦高とは、フレットと弦の間の距離のこと。このわずかな隙間が、あなたの演奏に想像以上に大きな影響を与えているんです。

    このブログ記事では、ギター初心者の方でも安心して自分で弦高調整ができるよう、その重要性から具体的な調整手順、そして注意点まで、徹底的に詳しく解説していきます。長いですが、ぜひ最後までお読みいただき、あなたのギター演奏を次のレベルへと引き上げましょう!

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    1. 弦高調整ってそもそも何?なぜそんなに大切なの?
    まず、「弦高調整」という言葉の基本から理解していきましょう。

    弦高とは?
    弦高とは、ギターの弦とフレットの間の高さのことです。具体的には、弦を何も押さえていない状態で、弦の下面からフレットの頂点までの距離を指します。この距離は、ナット(ヘッド側)とサドル(ブリッジ側)の2箇所で決まります。

    なぜ弦高調整が大切なの?
    弦高は、ギターの演奏性とサウンドに直結する非常に重要な要素です。

    演奏性への影響:弦高が高い場合: 弦を押さえるのに強い力が必要になり、指が疲弊しやすくなります。特にバレーコードなどは押さえにくく、初心者の方は挫折の原因にもなりかねません。速いフレーズを弾くのも困難になります。最悪、腱鞘炎などの病気にもなり無理して弾く事自体が危険です。

    弦高が低すぎる場合: 弦がフレットに当たりやすくなり、「ビビリ」や「音詰まり」が発生しやすくなります。せっかくの音が台無しになり、気持ちよく演奏できません。

    サウンドへの影響:適切な弦高は、クリアな音の立ち上がりと豊かなサステイン(音の伸び)を生み出します。

    弦高が高すぎると、音がぼやけたり、アタックが弱くなったりすることがあります。

    弦高が低すぎてビビリが発生すると、本来の音の鳴りが失われ、サステインも短くなります。

    つまり、弦高を適切に調整することで、押さえやすさが向上し、ビビリのないクリアなサウンドで、より快適にギターを演奏できるようになるのです。

    2. 弦高調整の前に!必ずチェックすべき3つのポイント
    弦高調整は、ギター全体のセットアップの一部です。いきなりブリッジをいじる前に、以下の3つのポイントを必ず確認し、必要であれば調整しておきましょう。これらを無視して弦高だけを調整しても、良い結果は得られません。

    ① ネックの反り(リリーフ)
    ギターのネックは、弦の張力や湿度・温度の変化によって、微妙に反りが発生します。これが「ネックの反り」です。
    弦高の調整はまずこの「ネック反り」が重要な要素になります。間違っても弦高調整でいきなりサドルを触る事だけはやめて下さい。

    順反り: 弦の張力に引っ張られて、ネックが弓なりに反っている状態。ボディ側からヘッド側に向かってへこんでいるように見えます。順反りだと弦高が高くなり、押さえにくくなります。ひどい場合はハイフレットで音詰まりを起こすこともあります。

    逆反り: 弦の張力に勝って、ネックがヘッド側に反り返っている状態。ボディ側からヘッド側に向かって膨らんでいるように見えます。逆反りだと弦高が低くなり、ローフレットでのビビリや音詰まりの原因になります。

    確認方法:ギターを平らな場所に置くか、抱えるなどして安定させます。

    6弦(一番太い弦)の1フレットを左手で押さえます。

    同時に、右手で6弦の最終フレット(ボディに一番近いフレット)を押さえます。
    正確にはジョイントフレット(ヒール部が始まる付近のフレット)も押さえて反りを確認しましょう。
    このジョイントフレットと最終フレットで隙間が大きい場合は「ハイ起き」が起きており調整では直せない場合があります(フレットすり合わせ等)。

    その状態で、6弦とネックの間の隙間を、7~9フレットあたりで目視します。

    順反りの場合: 隙間が大きく開いて見えます。

    逆反りの場合: 隙間がほとんどなく、弦がフレットに触れているように見えます。

    理想的な状態(わずかな順反り): 名刺1枚分くらいのわずかな隙間が見えるのが理想です。
    と言っても目視の判断はあまり当てにならず、ここをタッチした際の「カチカチ」音で判断が適切です。
    音が大きいと隙間がそれだけあり、小さいと隙間が小さいと判断できます。
    ここの判断は経験となりますが、音が小さくなるにつれ「ネック反りが真っすぐになっていく」と思えば良いです。

    acoustic-4900731_1280

    ★重要ポイント★
    このネック反りには「正解」がありません。
    自分で様々な反りを試し、好みの反りを見つけて下さい。
    「順反り」「若干順反り」も人によって調整加減が大きく異なる為、基本的に人の言葉に頼らず自分で判断した方が良いです。
    順反りさせれば弦高が高く弾き難くなりますので、自分に合った反り基準を見つける事が理想です。
    その為には自分で試すか様々なリペアショップに持ち込み情報を得るしか方法がありません。

    調整方法:ネックの反りは、ヘッドにある「トラスロッド」という金属棒を調整することで修正します。トラスロッドを回すための専用の六角レンチやボックスレンチが必要です。

    順反り(隙間が大きい場合): トラスロッドを時計回りに締めます。

    逆反り(隙間がない場合): トラスロッドを反時計回りに緩めます。

    ⚠注意点⚠: トラスロッドの調整は、ギターの構造に直接影響を与える繊細な作業です。下手な作業ではネックを損傷させる可能性があります。初めての方や不安な方は、無理せず楽器店のリペアマンに相談することをお勧めします。回すとしても、1/8回転ずつなど、少しずつ慎重に行い、その都度ネックの状態を確認しましょう。

    ② ナットの溝の高さ:ナットは、ヘッド側で弦を支えるパーツです。このナットの溝の高さが不適切だと、開放弦の弦高が高すぎたり低すぎたりして、全体的な弦高調整に影響を与えます。

    確認方法:各弦の2フレットを押さえます。

    その状態で、1フレットの間の隙間を目視します。

    この隙間が大きすぎると、0フレットの弦高が高すぎる状態です。

    逆に、隙間がほとんどないか、弦が1フレットに触れていれば、低すぎる状態です。

    調整方法:ナットの溝を削ったり、逆に埋めて加工したりする作業が必要です。これは専用の工具と知識が必要な、非常に専門性の高い作業です。安易に自分でやろうとすると、取り返しがつかなくなる可能性が高いので、必ず専門の楽器店やリペアマンに依頼しましょう。

    ③ オクターブチューニング(イントネーション)
    オクターブチューニング(イントネーション)とは、開放弦を弾いた時の音と、12フレットを押さえた時の音(または12フレットのハーモニクス)が、正確に1オクターブ(同じ音)になるように調整することです。

    なぜこれが弦高調整の前に必要かというと、オクターブチューニングの調整によってサドルの位置が前後するため、最終的な弦高も微妙に変化する可能性があるからです。弦高調整は、オクターブチューニングが合った状態で行うのがベストです。

    確認方法と調整方法:後述する「ブリッジでの弦高調整」の後に詳しく解説しますが、調整に使うのはブリッジのサドルを前後させるネジです。

    これら3つのポイント、特にネックの反りが適切に調整されていることを確認してから、いよいよ弦高調整に取り掛かりましょう。

    3. いよいよ本番!ギターの弦高調整の具体的な手順
    ネックの反りやナットの状態が適切であることを確認したら、いよいよブリッジ側での弦高調整です。ギターの種類によってブリッジの構造が異なるため、代表的なタイプに分けて解説します。

    準備するもの
    適切な六角レンチまたはドライバー: 使用するギターのブリッジの種類によって異なります。たいていはギターに付属しているか、ホームセンターなどで入手できます。サイズの合うものを複数用意しておくと安心です。

    チューナー: 正確な音程で調整するために必須です。

    弦高ゲージ(または精密な定規): 弦とフレットの間の距離を正確に測るためのツール。一般的なスケールがミリ/インチで記載されているものだと便利です。

    新しい弦(任意): 弦高調整のついでに、新しい弦に交換するのも良いでしょう。劣化した弦では正確な調整が難しい場合があります。

    ギタークロスや柔らかい布: 作業中にギターを傷つけないように敷いたり、拭いたりするのに使います。

    作業スペースの確保
    安定した平らな場所で作業しましょう。テーブルの上に毛布などを敷いてギターを置くと良いでしょう。

    【タイプ別】ブリッジでの弦高調整方法
    A. フェンダータイプ(ストラトキャスター、テレキャスターなど)
    サドルごとに弦高調整用の六角ネジ(イモネジ)が2つずつ付いているタイプです。最も一般的で、弦高調整しやすいタイプと言えます。

    チューニングを緩める: 弦高調整ネジを回す際に、弦のテンションがかかっているとネジ山を痛めたり、正確な調整が難しくなったりします。調整する弦だけ、少しだけチューニングを緩めましょう。(完全に緩める必要はありませんが、弦にたるみが出ない程度に。)

    弦高ゲージで現在の高さを測る: 調整したい弦の、最終フレットあたり(または12フレットあたり)で、弦とフレットの間の距離を弦高ゲージで測ります。この時の数値を控えておくと、後で比較できます。

    調整ネジを回す:

    弦高を上げたい場合: サドルの六角ネジ(イモネジ)を時計回りに回します。

    弦高を下げたい場合: サドルの六角ネジ(イモネジ)を反時計回りに回します。

    ポイント: 2つの六角ネジを均等に回すのが重要です。どちらか片方だけ回しすぎると、サドルが傾き、弦が安定しなくなったり、オクターブ調整が狂いやすくなったりします。

    チューニングを戻して確認: 少し回したら、チューニングを元に戻し、音を出してみてビビリがないか、押さえやすくなったかなどを確認します。

    再度計測と微調整: 弦高ゲージで目標の高さになっているか確認し、必要であれば少しずつ微調整を繰り返します。

    他の弦も同様に: 全ての弦に対して、この作業を繰り返します。一般的には、低音弦側をわずかに高めに、高音弦側をわずかに低めに設定することが多いですが、最終的には弾き手の好みで調整しましょう。

    B. ギブソンタイプ(レスポール、SGなど)
    チューン・O・マチック・ブリッジと呼ばれるタイプが一般的です。ブリッジの両端にあるスタッドボルトの高さで、ブリッジ全体を持ち上げたり下げたりして弦高を調整します。個別の弦高調整はできません。

    チューニングを緩める: フェンダータイプと同様に、全ての弦のチューニングを少し緩めます。

    ブリッジのスタッドボルトを回す:

    弦高を上げたい場合: ブリッジの両端にあるスタッドボルトを、専用のマイナスドライバーや指(ギザギザがついているタイプ)で時計回りに回します。

    弦高を下げたい場合: スタッドボルトを反時計回りに回します。

    ポイント: 必ず左右均等に回しましょう。片方だけ回しすぎるとブリッジが傾き、弦のテンションバランスが崩れたり、オクターブ調整が狂いやすくなったりします。

    チューニングを戻して確認: チューニングを元に戻し、音を出してビビリがないか、弾きやすくなったかを確認します。

    計測と微調整: 弦高ゲージで全体的な高さを確認し、必要であれば微調整を繰り返します。

    C. その他(フロイドローズなど)
    フロイドローズなどのトレモロユニット搭載のギターは、その構造が複雑なため、弦高調整も上記2タイプより難易度が高くなります。基本的にはブリッジ全体の高さをスタッドボルトで調整しますが、フローティングしている場合は、スプリングの調整など他の要素も絡んできます。
    各弦の高さ調整はサドル下にプレートを挟み行います。

    フロイドローズの弦高調整は、専門知識と経験が必要なため、自信がない場合は楽器店のリペアマンに依頼することを強く推奨します。

    4. 弦高調整の目安と自分の好みの見つけ方
    「結局、弦高ってどれくらいがいいの?」という疑問が浮かぶと思います。これは最終的には弾き手の好みに大きく左右されますが、一般的な目安と、自分の好みを見つけるヒントをご紹介します。

    一般的な弦高の目安(12フレット上での測定)
    エレキギター(6弦側): 1.5mm~2.0mm

    エレキギター(1弦側): 1.5mm~2.0mm

    これはあくまで目安であり、ギターの種類(ストラト、レスポール、セミアコなど)や、プレイヤーの演奏スタイル(速弾き中心、コード弾き中心、アコースティックギターのようなタッチなど)によって最適な値は異なります。

    自分の好みの弦高を見つけるヒント
    「現状維持」から始める: まずは現在の弦高を測り、それを基準に少しずつ調整してみましょう。

    少しずつ調整する: いきなり大きく変えるのではなく、少しずつ(例えば1/4回転ずつ)調整して、弾き心地の変化を確認しましょう。

    弾きながら確認する: 調整したら、実際にギターを弾いてみましょう。

    コードを弾いてみる: 全ての弦がクリアに鳴るか、押さえにくさはないか。

    単音を弾いてみる: 各弦でビビリや音詰まりがないか、サステインは十分か。

    色々なポジションで弾いてみる: ローフレットからハイフレットまで、満遍なく試してみましょう。

    速いフレーズも試してみる: 普段弾いているフレーズで、指の負担が減ったか、スムーズに弾けるようになったか。

    メモを取る: 調整前と調整後の弦高、そしてその時の弾き心地をメモしておくと、後で比較検討しやすくなります。

    時間を置く: 調整後、一晩寝かせると、木材が湿度や温度に馴染んで弦高がわずかに変わることがあります。最終的な確認は、一晩置いた後に行うと良いでしょう。

    5. 弦高調整後の最終確認:オクターブチューニングのやり直し!
    弦高を調整すると、弦長がわずかに変化するため、オクターブチューニングが狂う可能性が高いです。 弦高調整が済んだら、必ずオクターブチューニングをやり直しましょう。

    オクターブチューニング(イントネーション)の調整手順
    正確なチューニング: 各弦を正確にチューニングします。

    12フレットの音を比較:

    まず、開放弦を弾き、チューナーで正確な音程になっていることを確認します。

    次に、その弦の12フレットをピッキングし、チューナーで音程を確認します。

    さらに、その弦の12フレットのハーモニクス(弦に軽く触れてピッキング)を弾き、チューナーで音程を確認します。

    サドルの位置を調整:

    12フレットの実音が、開放弦/ハーモニクスより「高い」場合: サドルをボディエンド側(ブリッジから遠ざける方向)に動かして、弦長を長くします。

    12フレットの実音が、開放弦/ハーモニクスより「低い」場合: サドルをネック側(ブリッジに近づける方向)に動かして、弦長を短くします。

    調整方法:

    フェンダータイプ: 各サドルの後方にあるプラスネジ(またはマイナスネジ)を回して、サドルを前後させます。

    ギブソンタイプ: ブリッジのサドル自体を移動させることはできません。調整ネジでサドルの位置を前後させます。

    繰り返し調整: サドルの位置を少し動かすたびに、その弦のチューニングを正確に戻し、再度開放弦と12フレットの音を比較します。これを、開放弦と12フレットの音がぴったり一致するまで繰り返します。

    全ての弦で繰り返す: 各弦ごとにこの作業を行います。特に低音弦側は、調整がシビアになる傾向があります。

    ⚠注意点⚠: オクターブ調整は非常にデリケートな作業です。焦らず、少しずつ、何度も確認しながら行いましょう。新しい弦は伸びる過程でチューニングが安定しにくいので、弦交換直後よりも、しばらく弾いて弦が馴染んでから調整する方が安定します。

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    6. 弦高調整の落とし穴とトラブルシューティング
    自分で調整する際に陥りやすい落とし穴と、よくあるトラブルへの対処法を知っておきましょう。

    ◆落とし穴◆

    ネックの反りを見落とす: これが最も多い失敗です。ネックが反った状態で弦高だけ調整しても、ビビリが解消されなかったり、かえって弾きにくくなったりします。必ず最初にネックの反りを確認しましょう。

    「とりあえず低くすれば弾きやすい」という誤解: 弦高を低くしすぎると、ビビリや音詰まりの原因になり、サステインも失われます。快適な演奏性とクリアなサウンドのバランスが重要です。

    調整ネジを回しすぎる: 特にイモネジは、一度に大きく回しすぎると、どこが適正なのか分からなくなってしまいます。少しずつ、慎重に回しましょう。

    締めすぎによるネジ山の破損: 調整ネジを無理に締めすぎると、ネジ山を潰してしまい、調整ができなくなったり、最悪の場合はサドルやブリッジ本体を破損させたりすることがあります。止まる感触があったら、それ以上無理に締め込まないようにしましょう。

    ~よくあるトラブルと対処法~

    ビビリが解消されない:ネックの反りは適切か?(逆反りになっていないか?)、場合によってはすり合わせが必要。

    ナットの溝が低すぎないか?(専門家へ相談)

    フレットの高さが不均一ではないか?(「フレットの浮き」や「すり合わせ」が必要な場合があり、専門家へ相談)

    単純に弦高が低すぎるだけかもしれないので、少し高くしてみる。

    特定の弦だけビビる/音詰まりする:その弦のサドルが他の弦よりも低すぎないか?

    その弦のナット溝が低すぎないか?

    その弦のルート上のフレットに浮きなどがないか?

    調整ネジが回らない/固い:無理に回さず、ネジの溝に溜まった汚れを取り除いてみたり、潤滑剤を少量塗布してみたりする。

    サイズの合ったドライバーや六角レンチを使っているか確認する。

    それでもダメなら、無理せずリペアショップへ相談しましょう。

    オクターブが合わない:チューニングは正確か?

    古い弦を使っていないか?(新しい弦に交換してみる)

    サドルがこれ以上動かせないところまで来ている場合は、ネックの反りやナットの高さに問題がある可能性がある。

    まとめ:弦高調整は「ギターとの対話」

    ギターの弦高調整は、一見難しそうに見えますが、適切な知識と少しの工具があれば、初心者の方でも十分に取り組める作業です。そして何よりも、自分の手でギターを調整することで、ギターの構造への理解が深まり、より一層愛着が湧くことでしょう。

    重要なのは、**「焦らないこと」と「少しずつ調整して確認すること」**です。そして、もし少しでも不安を感じたり、手に負えないと感じたりした場合は、無理せず信頼できる楽器店やリペアショップの専門家に相談しましょう。プロの目で見て調整してもらうことで、より確実にあなたのギターのポテンシャルを引き出すことができます。

    このブログ記事が、あなたが快適なギター演奏を手に入れるための一助となれば幸いです。ぜひ、あなたのギターとの「対話」を楽しんで、最高の演奏体験を追求してください!

    読んで頂きありがとうございました!


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