
- VANZANDT(ヴァンザント)とは?その成り立ちと歴史
- 2026/08/04
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ギタリストやベースプレイヤーの間で「究極のヴィンテージ・サウンド」を誇るブランドとして名高い VANZANDT(ヴァンザント)。
アメリカ・テキサス州で産声をあげたハンドメイド・ピックアップの歴史から、日本国内(PGM)で組み立てられる完成車ギターのこだわり、代表的なピックアップモデルまで、魅力を徹底解説します。
1.テキサスから始まったハンドメイド・ピックアップ VANZANDTの始まりは、アメリカ・テキサス州に工房を構えていたW.L. ヴァンザント氏(W.L. Vanzandt)による手巻きピックアップの製作でした。
50年代〜60年代のフェンダー社製ヴィンテージ・ピックアップの構造やサウンドを研究・再現し、独自のノウハウを加えたそのピックアップは、テキサスのブルースマンを中心に瞬く間に絶賛されることになります。
スティーヴィー・レイ・ヴォーン(SRV)やエリック・ジョンソンをはじめとするトッププレイヤー達が愛用したことで、世界中のギタリストにその名が知れ渡るようになりました。
日本の熟練工房「PGM」によるコンプリート・ギターの進化ピックアップメーカーとして名を馳せたVANZANDTですが、「この極上のピックアップを最大限に活かすギター本体を作りたい」という思いから、日本国内でのギター製造がスタートします。
その製造を手掛けているのが、日本を代表する名ルシアー乳井和彦氏率いる工房 PGM(Professional Guitar Manufacture) です。
厳選された木材と徹底した組み込み技術によって、ヴィンテージの持つレスポンスの良さと、現代の音楽シーンに対応する演奏性を高次元で両立させた“Neo Vintage”なギターを生み出し続けています。
2. VANZANDTギターが持つ「3つの凄み」VANZANDTの完成ギター(STVシリーズやTLVシリーズなど)には、他の国産ブランドと一線を画す明確なこだわりがあります。
・下地からのオール極薄ニトロセルロース・ラッカー塗装一般的なギターはコストや保護性能のためにポリエステルやポリウレタンの下地塗膜を使いますが、VANZANDTは下地からトップコートまで一貫して極薄のニトロセルロース・ラッカーを採用しています。
木部の「鳴り」を一切殺さず、弾き込むほどにラッカー特有のエイジング(経年変化)とトーンの熟成を楽しめます。
・強靭な「メインコンダクト・ネック」・・・ギターの音抜けやサスティーンを大きく左右するのがネックの組み込みです。
独自のトラスロッド仕込みと精密な木工精度により製作される「メインコンダクト・ネック」は、環境変化に強い強靭さと、弦振動をダイレクトにボディへ伝える豊かな倍音を生み出します。・ヴィンテーシ質感と現代的演奏性の融合(210R指板)・・・ヴィンテージ・フェンダーの指板R(7.25インチ / 約184R)はきつく、チョーキング時の音詰まりを起こしやすいデメリットがありました。
VANZANDTでは、クラシカルなトーンやネックグリップ感を維持しつつ、指板ラジアスを「210R(約8.25インチ)」とややフラットに設定。
弦高を低めに設定しても音詰まりしにくく、現代的なプレイにも柔軟に対応します。
3. VANZANDT 代表的ピックアップ一覧 VANZANDTのピックアップは単体パーツとしても非常に人気が高く、リプレイスメント(交換用)の定番です。
それぞれのサウンド特性を整理しました。
~ストラトキャスター用(ST Style)~
●TRUE VINTAGE・・・約5.8kΩ’54〜’59年初期メイプル期のサウンドを完全再現。
カラッと乾いた質感と透明感のあるクリーンが魅力。●VINTAGE PLUS・・・約6.3kΩ60年代前半の枯れたストラトサウンド。
ミッドの倍音が心地よく、VANZANDTの標準・看板モデル。●BLUES・・・約6.8kΩVintage Plusをベースにミッドレンジを強化。
太さと粘りがあり、粘り強いリードやピッキングニュアンスに最適。●ROCK・・・約7.2kΩ高出力で図太く、ローミッドの押し出しが強いモデル。
深いドライブサウンドやファズとの相性も抜群。~テレキャスター用(TL Style)~
●VINTAGE Nネック(Front)・・・50年代初期テレキャスターの太く甘いフロントトーンを再現。
籠もりにくくヌケが良い。●VINTAGE B / B-55ブリッジ(Rear)・・・エッジの効いたキレのあるサウンド。
フラットポールピース(B-55)等のバリエーションあり。DALLAS CHOPPERリア/セット日米共同企画品。高音域の痛さを抑え、各弦の分離感とテキサスらしい力強さを兼ね備えた万能モデル。~まとめ~
VANZANDTはこんなプレイヤーにおすすめ!
「本物のヴィンテージ・トーン」を味わいつつ、ライブでバリバリ使いたい方ピッキングニュアンスやタッチの強弱を表現したいブルース・ロック系プレイヤー弾き込むことでギターと一緒に経年変化(エイジング)を楽しみたい方ただ古き良きものを模倣するだけでなく、「楽器としての鳴りとプレイアビリティ」をとことん追求しているからこそ、VANZANDTは長年プロ・アマ問わず絶大な信頼を得ています。
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