• WS000002
  • Warmoth コンポーネント 購入手順
  • 2018/10/15
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  • 最近はWarmothを利用しネックとボディをオーダーし自分好みの仕様のギター・ベースを組むお客様が増えてきました。ワーモス等のコンポーネントブランドにオーダーして組み立てる最大のメリットはお手頃の価格で自分が求めてる仕様のギターベースが作れる・ハードウェアや電装等のパーツは自分が付けたいパーツを最初から付けて製作ができる・アメリカ製造の為音質が良い固体が作れる等のメリットがある事でしょう。

    音質は製造する環境にも大きく影響されると思います。アメリカ等の常に乾燥している事が多い環境では木材に不要な湿気が加わる事が少なく完成され塗装で保護される事で音に良い状態をキープでき結果的に音が良い固体になると思っています。

    国産の難しい所は湿気が多い環境での製造だからか、作りが丁寧でも音質面では海外製に負けてしまう事が多くあり結果として多くの方がメインに海外製のギターベースを選ぶ事と思います。しかし海外製の検品や製造基準は甘く、新品で購入しても中にはリペアが必要になる様な状態で販売されているケースがある場合もあります。

    そうした部分で製造はアメリカ等の乾燥地帯で製造されたネックとボディ、組み立ては日本等の丁寧な環境で組まれる等の良い所取りの物はないのか?という、音質面を選ぶのはアメリカ等の海外で製造された固体、組み込みは日本等の世界に誇る高水準の環境で組み立てる事が理想として上げられます。それを低価格で適えてくれるのがコンポーネントブランドを利用しネックとボディをオーダーし日本の工房等で組み立てる事を選択する事です。

    こうした事が一見難しい様に思いますが、今は誰もがネットを使って海外サイトを回覧でき、個人で世界とのやり取りが簡単にできる時代です。そうした時代の流れも踏まえ、購入手順の手助けになればと思い今回の記事はワーモスの購入についての記事です。

    ※今回の説明自体は不要かもしれない位に現在はワーモスのページも見易く簡単な仕様になっております。参考程度にご覧下さいませ。

    ワーモスホームページ Warmoth http://www.warmoth.com/

    WS000000翻訳が働くと言葉はややおかしくはなるのですが英語よりは分かり易くなると思います。

    内容が分からない場合は「?」のマークを押して詳細を見ましょう。どんな仕様にするか?数値はこの値で良いか?素材は何を選ぶか?が主に選択されます。また通常のFender仕様で構わないのであれば完成済みのネック・ボディを選択して購入できるページもあります。

    無難な選択としてネックとボディはセットで購入する事です。さすがにセットで購入すればワーモス側でネックポケットに合わない様な状態で出荷はしないと思いますが、別々で購入するとネックポケットに入らない等のトラブルが起こると思いますので要注意です。昔と比べ対応は親切になり精度は大分良くなっています。

    ネックのグリップ厚等は具体的な数値ですのでよく分からないと思います。自分のしっくりくるネックグリップをノギスで測り、同じ数値の値を入力すると誤差が少なく同じ様なネックグリップ厚で仕上がります。ペグ穴は間違えると取り付けができなくなり、新たにペグ穴を加工するのも大変になりますので付けたいペグに合わせた穴を選択下さい。

    WS000001アメリカはインチサイズの表記になり、インチで表記されても実際の大きさが分からないと思います。Googleで「インチ ミリ」等で検索すると値を変換し表示させるページが出ますのでこれらで大きさを確認しながら希望の数値をセレクトして下さい。

    WS000002ワーモスのサイトも非常に見易くなり、ボディは加工内容を選択すると右側に表示されるグラフィックに内容が反映され完成イメージが見て分かり易くなっています。加工内容を選択していくと取り付けたいパーツが無加工で取り付けできる様に最初から作ってもらえます。予め付けたいブリッジ等を決めてザグリや穴の仕様を間違えない選択していきましょう。PU等もシングルやハムバッカー、P-90等が取り付けできるザグリも選んで加工してくれます。

    昔はこれらのシステムが無く文章のみの中から選択して行うやり取りだった事もあり非常に注文がし易くなりました。また昔は製造精度もバラツキが多く、当たり外れが多く不安がある事からお奨めできそうもありませんでしたが、ここ数年で良い精度水準に保ってきている事もありこうして紹介しても問題無いだろうと思っています。

    形状や仕様にもよりますが完成イメージとして30~40万円するギターがトータルで20万円前後で作れると思っていいかと思います。気を付けないといけない点としては環境の違いから日本に届く際にネックの状態が湿気等で状態が変化する場合があるので塗装は必須、海外からの輸入には送料・関税等の税金が掛かるので本体価格とは別にお金が掛かります。やはり国内で使うには環境による反り対策として塗装がされている事・ネック内にカーボン等の補強材が入っている事が理想的です。

    こうして記事にしなくても多くの方は知っている内容かと思いますが、知らなかった方はこうしたコンポーネントブランドからネックとボディを購入する事で市販品を改造して使わなくても最初から自分好みの仕様で音質も良い個体を作る選択肢があります。どうしても組み立てによる工程は必要になってきますが、価格を考えても非常にリーズナブルでハイエンドに匹敵する固体が作れる事と思います。皆様のギターライフに役立てたら幸いです。

    読んで頂きありがとうございました♪


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