カテゴリー別アーカイブ: 楽器の詳しい知識・学問

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  • 【プロ直伝】ダウンチューニングでも音が潰れない!最強の「低音特化型」ギター改造術

  • 2025/12/28
  • Category:
  • 「全音下げやDrop Cにすると、音がボヤけて何を引き弾いているか分からない…」そんな悩みはありませんか?

    実は、ギターをダウンチューニングに適応させるには、弦のゲージ選び以上に大切なポイントがいくつかあります。

    今回は、ローエンドをタイトに保ち、ピッチを安定させるための「4つの必須改造ステップ」を徹底解説します。

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    【大幅に改造する必要有り】

    1. ナット交換:すべての安定はここから始まる太い弦を張る際、一番最初に行き詰まるのがナット溝の幅です。

    なぜ必要か: 標準のナットに太い弦を無理やり通すと、弦が挟まってチューニングが安定しません。

    逆に溝を広げすぎるとビビりの原因になります。

    おすすめの素材: グラフテック(Black TUSQ XL)が最適。

    自己潤滑性があるため、摩擦が減り、ダウンチューニング特有のピッチの不安定さを解消してくれます。

    プロのコツ: ナット溝を削る際は、弦の太さに合わせた専用の「ナットファイル」を使用しましょう。

    ★ポイント★
    ナット交換ではなく溝を切り広げる事でも対処可能。
    ただし消耗している場合は交換した方が良いです。
    メーカーも細かい作業は苦手な場合が多く、溝も綺麗に切られていない事も多いです。
    溝が「V字」になっている事も多く、正しく「U字」に切るには溝の高さが足りない事も出てくる為、元の溝が低い場合は交換です。

    2. ブリッジの調整とパーツ換装ダウンチューニングは弦のテンション(張力)が弱くなるため、サドルでの「踏ん張り」が必要です。

    裏通し(String-through-body)への変更: もしボルトオンのギターなら、ブリッジを裏通しタイプに変更すると弦の角度が急になり、テンション感を稼げます。

    ★ポイント★
    張力を稼ぐ為に裏通し・テンションバーの増設は意味はありません。
    張力を上げるには具体的にスケールを長くするか太い弦を張るしか方法がありません。
    ダウンチューニングは下げるチューニングに合わせた太い弦に仕様変更しましょう。

    サドルのアップグレード: 弦との接地面が安定するグラフテック製サドルや、質量のあるブラス製ブロックに交換することで、低音のサステインが劇的に向上します。

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    3. ピックアップの選定:低音を「拾いすぎない」のがコツここが意外な盲点です。

    ダウンチューニングでは低域が出すぎるため、あえて「低域がタイトで中高域にエッジがある」ピックアップを選びます。

    ~おすすめモデル特徴~

    ●Seymour Duncan SH-6 (Duncan Distortion)高出力でセラミックマグネット採用。
    低音が潰れず、ザクザク刻めます。

    ●Bare Knuckle Aftermath・・・現代的なダウンチューニングの定番。
    驚異的な反応の速さとクリアさ。

    ●EMG 81・・・アクティブの定番。余計なノイズをカットし、コンプレッション感で粒立ちを揃えます。

    ★ポイント★
    ダウンチューニングでハイゲインならパワーのあるPUとクリアなサウンドのPUをセレクトするのがお勧めです。
    この辺りは好みもあるのでいろんなPUを付けて試してみましょう。

    4. 回路周りの見直し(ポットとコンデンサ)音がこもりがちな場合は、電装系をリフレッシュしましょう。

    ●500kΩ以上のポットを使用: 高音域をより多く通すために、精度の高いポット(CTS製など)を選びます。

    ●ハイパス・フィルターの追加: ボリュームを絞った時に低音がダブつくのを防ぐため、小さなコンデンサーをボリュームポットに噛ませるのが有効です。

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    5. 【重要】セットアップの仕上げ改造が終わったら、以下の数値を目安にセットアップを行います。

    ●ネックの反り: テンションが弱まる分、少しだけ順反り気味に設定すると弦の振幅を確保でき、ビビりを防げます。
    ただし太い弦を張る事により張力を強くする事ができる為、弦高を低くした上でビビりを少なくしたい場合は太い弦の使用は必須です。

    ●オクターブ調整: 太い弦はサドルをかなり後ろに下げる必要があります。
    チューンOマチック等は稼働幅が狭いので要注意です。
    Gibson等はブリッジ位置がズレている事があり、元からオクターブ調整位置が端ギリギリの場合があります。
    これがダウンチューニングになると足りなくなる場合が出てきます。

    ※ストラト等でブリッジの可動範囲が足りない場合はサドルのバネをカットする裏技もあります。

    ●弦高: 普段より「0.2mm〜0.5mm」程度高く設定すると、低音弦を強くピッキングしても芯のある音になります。
    この辺りも太い弦を張って張力を高める事で弦高を低く調整する事が可能です。

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    ★弦選びのポイント★

    分かり易いのがドロップB。
    7弦ギターのダダリオライトゲージは59-10になります。
    つまりドロップBなら6弦側は60程度が普通になります。これを基準に考えて下さい。

    太い弦は張力落ちが目立ってくる為、例えばドロップAになれば3段上位の張力(66~68辺り)が選択肢に入ってくるでしょう。
    この様な感じで計算していきます。もちろん好みはありますがここが上手くいかないとしっかりと鳴らす事ができず、張力が足りないと弦はビビり易くもなる上に弦を押さえた際に音程が上がり易くなります。
    これらを防ぐ為にチューニングに合わせた張力・太い弦を張るのはダウンチューニングを弾く上での当たり前の行為です。

    まとめ:あなたのギターは「武器」に変わるダウンチューニングの魅力は、地響きのような低音と、それに負けない鋭いアタック感の両立にあります。

    ナットで摩擦を消しブリッジでテンションを稼ぎピックアップで音を整理するこの3点を抑えるだけで、あなたのギターは驚くほど化けるはずです。


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  • 「高い機材を買わないと良い音が出ない」と諦める前に

  • 2025/12/24
  • Category:
  • 1. 基本中の基本「弦」と「メンテナンス」に妥協しないどんなに安いギターでも、振動の源である「弦」が古ければ良い音は出ません。

    弦交換を習慣にする錆びた弦は高音が響かず、ピッチ(音程)も不安定になります。

    1ヶ月に1回、あるいはライブ前には必ず交換しましょう。

    弦高とオクターブ調整弦が高すぎると弾きにくく、低すぎるとビビり(雑音)が出ます。

    自分で調整するか、楽器店でセットアップしてもらうだけで、サステイン(音の伸び)が劇的に改善します。

    ★ポイント★
    状態が悪い場合、いくら調整しても意味はありません。
    市販品の精度はそこまで良い状態と言えないメーカーも多数存在します。
    購入したらナット・フレットは基本的にリペアするのが基本です。(ナット溝切り調整・フレットすり合わせ)

    2. アンプの「EQ(イコライザー)」の常識を疑う安いアンプほど、ツマミを極端に動かしがちです。

    ●「ドンシャリ」を避ける・・・低音(Bass)と高音(Treble)を上げすぎて中音(Middle)を削ると、派手に聞こえますが、音の芯がなくなります。

    まずはすべてのツマミを12時の方向にし、そこから少しずつ削る方向で調整してみてください。

    ●アンプの置き場所を変える・・・アンプを床に直接置くと低音がボヤけます。
    椅子の上やスタンドに乗せて、スピーカーを自分の耳の高さに近づけるだけで、本来のクリアな音が聞こえるようになります。

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    3. 「歪み」を少し抑えてみる初心者が陥りがちなのが、ゲイン(歪み)の上げすぎです。

    ゲインを「1〜2目盛り」下げる歪ませすぎると音が潰れてしまい、安っぽいノイズが目立ちます。
    「少し足りないかな?」と思うくらいで弾くほうが、ピッキングの強弱が反映され、表現力のあるリッチな音に聞こえます。

    4. シールドと電源に少しだけ投資する(超重要)・・・機材本体を買い換えるより、遥かに安く効果が出るポイントです。

    ●最低3,000円前後のシールドを使う・・・付属品の細いケーブルからCANARE(カナレ)やMOGAMI(モガミ)などの定番シールドに変えるだけで、ノイズが減り音圧が上がります。
    高価なケーブルを買う必要はありませんが、最低ラインだけは守って下さい。安くて音が良いモガミ製品がお勧めです。

    ●アンプやエフェクターの電源を安定させる・・・エフェクターは電池駆動にするか、ノイズ対策されたパワーサプライやACアダプターを使うだけで音の解像度がグッと高まります。
    アンプも電気で動いている訳ですから、電源に関する「ノイズ対策」商品や「電源をクリーンにする」商品の導入をすると同じ部屋で機材も変わっていないのに全然違う良い音に変化します。

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    5. 最大の武器は「ピッキング」「良い音は指から作られる」と言われます。

    ピックの素材・・・厚さを変える1枚100円のピックを変えるのが、最も安上がりな音作りです。
    厚いピックなら力強い低音、薄いピックなら繊細な高音が出ます。
    自分の機材に合う「運命の1枚」を探してみましょう。

    まとめ:良い音へのチェックリスト

    ・弦1ヶ月に1回は新品に交換する

    ・アンプ床置きを辞めて耳の高さに設置する

    ・歪みを抑え、中音域(Middle)を意識する

    ・定番のシールドを使う

    最後に高価な機材は「良い音を出しやすく」してくれますが、安い機材は「良い音を出すための技術」を教えてくれます。
    このポイントさえ知っていれば安い機材でも驚く様な良い音を出す事が可能です。

    今の機材のポテンシャルを最大限に引き出した時、あなたの演奏技術も格段に向上しているはずです!


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  • ギターの音が出ない時にチェックすべきポイント

  • 2025/12/21
  • Category:
  • 1. アンプ・周辺機器の電源と設定をチェック

    まずは、ギター本体を疑う前に「電気の通り道」を確認しましょう。

    【意外と見落とす初歩的な所】

    ●そもそも電源は入ってる?・・・アンプの電源ランプが点灯しているか確認します。
    また壊れてランプが点灯していないだけの場合もあります。ランプが点灯してない=故障していない場合もあります。

    ●ボリュームが「0」になっていないか?・・・アンプの「Master Volume」や「Gain」が最小になっていないか確認。
    またはミュートスイッチが付いたモデルはミュートスイッチがONになっていないか?の確認。
    稀にこのミュートスイッチが壊れてミュートスイッチがONのまま切り替えできない事例(過去ブログ参照)もあります。

    ●インプットの挿し場所は正しいか?・・・アンプの「Input」ではなく「Phones(ヘッドホン)」や「Foot Switch」端子に挿していないか確認しましょう。

    ●スタンバイスイッチ(真空管アンプの場合)・・・真空管アンプには電源スイッチの他に「Standby」スイッチがある場合があります。
    両方オンになっているか確認してください。

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    2. ケーブル(シールド)をチェック・・・実は、音が出ない原因の第1位はシールドの断線や半挿しです。
    奥までしっかり挿さっているか?カチッと音がするまで、ギター側とアンプ側の両方を押し込みます。

    ●別のシールドに変えてみる・・・予備のシールドがあれば交換してみましょう。これで音が出れば、元のシールドが内部で断線しています。
    見落としがちなのは「ケーブルも消耗品・デリケートなパーツ」です。
    基本的に動く環境で使い続けているなら2~3年に交換したい所です。
    メーカーの精度が悪いとすぐ壊れて音が出なくなる場合もあるので、可能なら自分で作ったケーブルを使用したい所です。

    ●プラグの緩みシールドの先端(プラグ)のカバーが緩んでいませんか? ・・・回して締め直すだけで直ることもあります。

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    3. エフェクターボードをチェック間にエフェクターを挟んでいる場合は、チェック項目が増えます。

    ●パッチケーブルの抜け・・・エフェクター同士を繋ぐ短いケーブルが1箇所でも抜けていると音は止まります。

    ●電源(アダプター・電池)電池切れや、パワーサプライのコンセント抜けを確認しましょう。

    ●イン・アウトの逆挿し右側が「Input」、左側が「Output」が基本ですが、たまに逆転して挿してしまうミスがあります。
    機種により差し込み口が異なる場合があるのでよくチェックしましょう。

    ※エフェクターを沢山繋げるという事はこうしたリスクが出てきます。
    繋げると同時に「音が出なくなった事」を想定し、瞬時にトラブル対策ができる位でないとバンドメンバーに迷惑を掛けます。

    4. ギター本体をチェックここまで確認してダメなら、ギター本体を確認します。

    本体のボリュームノブギター側のボリュームが「0」になっていないか、再度確認してください。

    ●アクティブ回路の電池切れ・・・ギターの裏側に電池ボックスがあるタイプ(EMG製ピックアップなど)は、電池が切れると全く音が出なくなります。 新しい9V電池に交換してみましょう。

    ●アウトプットジャックの緩み・・・ギターのジャック部分がグラグラしていませんか? 内部で配線がちぎれている(断線)可能性があります。
    よくあるトラブルとして、ギター本体に原因がある場合に多いのはジャックです。消耗している場合は交換で対処しましょう。
    次にセレクター・ボリュームポット辺りです。

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    まとめ:トラブルシューティング早見表箇所チェック内容アンプ電源ON、ボリューム設定、挿し口の確認シールド奥まで挿す、予備と交換してみるエフェクター電源確認、入出力の向き、パッチケーブルギターボリューム、電池(アクティブの場合)、ジャックの緩みプロからのアドバイスライブ本番前に音が出なくなるとパニックになります。

    普段から「シールドは予備を1本持っておく」「アクティブギターなら予備電池をケースに入れておく」習慣をつけておきましょう!


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  • 現代サウンドの立役者!EMGピックアップの真の魅力とは?

  • 2025/12/17
  • Category:
  • ギターのサウンドを決定づける最も重要な要素の一つ、それがピックアップです。

    特に、モダンなロックやメタル、フュージョン系のプレイヤーから絶大な支持を受けているのが「EMG」です。

    EMGピックアップは従来のパッシブピックアップとは一線を画す「アクティブピックアップ」の代名詞として知られています。

    その独自技術がもたらすサウンドと利便性について、深く掘り下げてみましょう。

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    【EMGの利点】

    1. ノイズレスな透明感:アクティブ回路の恩恵

    EMGの最大の特徴は、ピックアップ本体にプリアンプ(アクティブ回路)を内蔵している点です。

    これにより、いくつかの革新的なメリットが生まれます。

    ●徹底したノイズの排除

    アクティブピックアップは、出力信号が低ノイズのプリアンプで増幅されてからギターケーブルへと送られます。

    これにより外部からの電磁ノイズやハムノイズの影響を受けにくく、特にゲインを上げた(歪ませた)際に驚くほどクリアで静かなサウンドを実現します。

    ・パッシブ:ノイズも一緒に増幅されやすい

    ・EMG(アクティブ):シールド性の高いプリアンプを通るため、非常にローノイズ

    ●安定した出力とサスティン

    プリアンプにより信号が強く増幅されるため、パッシブピックアップに比べて高出力が得られます。

    この強力な信号はエフェクターやアンプをダイレクトに駆動し、音痩せしにくい安定したトーンと長いサスティンに貢献します。

    2. 独自のトーンキャラクター:モダンなサウンドメイク

    EMGのサウンドは、そのローノイズ性だけでなく、独自のトーンキャラクターによっても世界中のギタリストを魅了しています。

    ●タイトで引き締まった低音域

    EMGの代名詞とも言える「EMG 81」に代表されるモデルは、低音域がタイトで引き締まっており、特に高速でミュートをかけたリフ(刻み)において音がボケずにクリアなアタック感を維持します。

    これは、現代のヘヴィミュージックにおいて不可欠な要素です。

    ●明確で分離の良い高音域

    高音域は耳に痛いピーキーな帯域が抑えられつつも、音がこもることなくクリアで分離が良いのが特徴です。

    コードを弾いた際にも、それぞれの弦の音がしっかりと聞き分けられます。

    3. 利便性とプロフェッショナルな信頼性

    EMGはサウンドだけでなく、メンテナンス性や信頼性においてもプロの現場で高い評価を得ています。

    ●ソルダーレス(ハンダ不要)配線システム

    最新のEMG製品の多くは、ソルダーレス(ハンダ付け不要)のコネクターシステムを採用しています。

    これによりピックアップ交換や消耗品のポットやジャック交換の配線作業が非常に簡単になり、自分でカスタムしたいギタリストにとって大きなメリットとなります。

    ●バッテリー駆動の安定性

    アクティブ回路の駆動には9Vバッテリー(角電池)が必要ですが、一般的な使用環境であれば数千時間以上使用可能であり、プロのライブやレコーディングでも電力切れの心配はほとんどありません。

    バッテリーがもたらす一定の電圧による安定した動作こそが、EMGサウンドの信頼性の源です。

    ★ポイント★
    電池は基本的に消耗すると電圧が落ちてきます。
    良い音で鳴らす為にも7~8Vになってきたら交換しましょう。

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    ●EMGを選ぶべきギタリスト

    EMGピックアップは、特に以下のようなサウンドを求めるギタリストに強く推奨されます。

    ・ハイゲインなサウンドで、ノイズレスかつタイトなリフを求める(メタル、ハードロック)

    ・クリーンなサウンドでも、ギターケーブルによる音痩せやノイズを極限まで排除したい(フュージョン、スタジオワーク)

    ・安定した出力と長いサスティンを重視したい

    ・配線を自分で簡単に交換・調整したい

    ・ライブ現場でノイズに悩まされ難くしたい

    EMGは、ただ「ハイゲイン」なだけでなく、徹底したノイズ管理と独自のトーンバランスによって、現代の多様な音楽ジャンルに対応できるプロフェッショナルなツールとして確立しています。

    ●結論:EMGは「モダン・サウンドの標準」

    EMGピックアップは、長年の技術革新により、ギターサウンドにおける「ノイズレスでパワフルなモダンサウンドの標準」を築き上げました。

    そのサウンドは、メタルの伝説ジェイムズ・ヘットフィールドから、フュージョンの達人リー・リトナーまで、ジャンルを超えたトップアーティストに愛用されています。

    もしあなたが、一歩進んだクリアでモダンなサウンド、そしてプロレベルのノイズ耐性を求めているなら、EMGを試す価値は十分にあります!


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  • 伝説の音を宿す!ギター配線材に「ウエスタンエレクトリック」が選ばれる理由

  • 2025/12/14
  • Category:
  • はじめに、なぜ配線材にこだわるのか?

    ギタリストやオーディオ愛好家にとって、「配線材」は信号の通り道であり、サウンドのキャラクターを決定づける重要な要素です。

    特にヴィンテージサウンドや最高の音質を求める際、特定のブランドや規格のケーブルが重宝されます。

    その中でも、ひときわ伝説的な地位を築いているのが「ウエスタンエレクトリック(Western Electric、WE)」の配線材です。

    なぜ、半世紀以上前に製造されたWE社のケーブルが、現代のギターやアンプの内部配線、そしてシールドケーブルとして選ばれ続けるのでしょうか?その理由を深く掘り下げていきましょう。

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    【ウエスタンエレクトリック配線材とは?】

    1. 唯一無二の「素材の質」:高純度な銅と絶縁体

    WEケーブルが持つ最大の魅力は、その素材の純度と構造にあります。

    ・高純度な銅導体: WE社が製造していた時代の銅は、現代のように大量生産される以前のものであり、不純物の混入が極めて少ない高純度な銅が使われていたとされています。
    この高い純度が、信号の伝達ロスを最小限に抑え、レスポンスの速さと豊かな倍音を生み出す要因とされています。

    ・絹巻き・綿巻きの絶縁体: WEケーブルの多くは、導体の周りを絹(シルク)や綿(コットン)で丁寧に巻いた絶縁体(チューブ)で覆っています。
    現代のケーブルで主流のPVC(塩化ビニル)やテフロンといった樹脂素材とは異なり、これら天然素材は誘電率(電気エネルギーを蓄えてしまう性質)が低く、信号への悪影響が少ないとされています。
    結果として、音の分離感が向上し、ギター本来の暖かみと立体感のあるサウンドが保たれます。

    2. 稀少性が生み出す「ヴィンテージ・マジック」
    WE社は元々、電話交換機や通信機器向けのケーブルを製造していました。
    現在ギター配線材として流通しているものは、製造が終了しているデッドストック品であり、その絶対数が限られています。

    ・製造年代の技術: WE社が全盛期であった1920年代から1950年代頃の製造技術や、使用されていたハンダの組成なども、現代では再現が難しい要素です。
    この「再現不可能な技術」と「稀少性」が、WEケーブルをただの配線材ではなく「ヴィンテージ・マジック」を持つ特別なパーツへと昇華させています。

    ・ブランドの信頼と歴史: WE社は音響機器の歴史において最も重要な企業のひとつです。その名前が示す「本物」の信頼性も、多くのギタリストが選ぶ大きな理由となっています。

    3. 🎶 サウンド・キャラクター:「太さ」「艶」「解像度」

    ギタリストがWEケーブルのサウンドに惹かれる具体的な特徴は、以下の3点に集約されます。

    ~特徴やサウンドへの効果~

    ●音の「太さ」・・・中域が豊かで、音像が前に出てくる。バンドアンサンブルの中で埋もれにくい。・・・ただし硬い音の傾向になる。
    ●倍音の「艶」・・・高域に自然で美しい「艶」があり、特にクリーン〜クランチトーンで表現力が向上する。・・・硬く冷ややかな音の傾向になる。
    ●高い「解像度」・・・一音一音の輪郭がはっきりとし、コードを弾いた際も音が混ざりすぎない「分離感」がある。・・・低音スッキリな音なので形は見え易い。

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    特にヴィンテージギターやブティックアンプの持つポテンシャルを最大限に引き出したい場合に、WEケーブルが持つこれらのキャラクターは理想的とされます。

    サウンド全体に奥行きと立体感を与え、ヴィンテージライクな「枯れた」サウンドから、現代的な「クリアでパワフル」なサウンドまで対応できる柔軟性も魅力です。

    まとめ:WEケーブルは「音」への投資

    ウエスタンエレクトリックの配線材は、その品質、稀少性、そしてサウンド・キャラクターのすべてにおいて、現代のケーブルとは一線を画します。

    決して安価なものではありませんが、「最高の機材の性能を100%引き出す」ための最後のピースとして、多くのプロフェッショナルやギター愛好家から熱烈に支持されているのです。もし、あなたのギターやアンプのサウンドにさらなる「何か」を求めるなら、伝説のWEケーブルを試してみる価値は十分にあります。

    ★ポイント★

    この様にウエスタンエレクトリックは楽器業界でもかなり良い物として扱われいますが、製造年代や製造の状態(ブラックエナメル有・無など)により音がバラバラです。

    付けるギターによっても音は当然ながら変わりますので、結果的にサウンドは配線材だけで決まる事ではありません。

    楽器業界はまず「商売」が先行し、その商売が成り立つ様な理論を組み立ててメディアが紹介するので誤解しない様に意識が必要です。

    実際に使ってみて判断するしかありません。

    大体は「音が硬く冷ややかなサウンド」になる事が多いと思います。

    低音はスッキリとして音自体の形は見え易いですが、楽器的には「良い音」と呼ぶには疑問はあります。

    この辺りも好みですので、実際に使って試してみましょう。

    私は何度か使ってみて、ウエスタンエレクトリック配線材は自分の楽器に使う事は今後無いと思います。


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  • ピックガード交換で失敗しないために!知っておくべき注意点とリスク

  • 2025/12/10
  • Category:
  • ギターのピックガード交換は、手軽に楽器の見た目をガラッと変えられる人気のカスタマイズですが、実は「ただネジを外して付け替えるだけ」と思っていると痛い目を見るポイントがいくつかあります。

    エレキギター(ストラトキャスターやテレキャスターなど)と、アコースティックギターでは注意すべき点が大きく異なります。

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    「愛用のギター、もう少し自分好みの見た目にしたいな…」 そう思った時、一番手軽で効果的なのがピックガードの交換です。

    色を変えるだけで、まるで新しいギターを買ったような新鮮な気分になれますよね。しかし、この作業、「意外な落とし穴」が多いことをご存知でしょうか?

    今回は、DIYでピックガード交換に挑戦する前に知っておきたい、絶対に失敗しないための注意点を「エレキ編」と「アコギ編」に分けて解説します。

    【ピックガード交換は簡単じゃない】

    1. エレキギター編(ストラト・テレキャスなど)

    ネジ止めされているタイプのピックガード交換は、一見簡単そうですが、実は「規格」の壁が立ちはだかります。

    ●注意点➀:ネジ穴の位置が合わない!

    一番多いトラブルがこれです。同じ「ストラトキャスター用」として売られている商品でも、メーカー(Fender USA, Japan, Mexico, Squierなど)や製造年代によって、ネジ穴の位置が微妙にズレています。

    対策: 全く加工なしで付くことは稀だと思いましょう。「穴位置が合わなければ、ボディ側の穴を一度埋めて、開け直す」という覚悟と工具が必要です。

    ●注意点➁:インチ規格とミリ規格

    ピックガードの穴の大きさにも注意が必要です。

    ・USA製パーツ: インチ規格(穴が少し大きい)

    ・国産/アジア製パーツ: ミリ規格(穴が少し小さい)

    例えば、USA製のギターに国産のピックガードを付けようとすると、ボリュームポットやスイッチの軸が穴に入らないことがあります。逆に、隙間が空きすぎてガタつくことも。

    ●注意点➂:22フレットの「つば出し」指板

    ネックの指板が22フレットまであり、ボディ側に飛び出している(つば出し)タイプの場合、ピックガードを外す際にネックそのものを一度外さないといけない場合があります。 無理やり引き抜こうとすると、ピックガードやボディ、最悪の場合はネックを傷つけます。

    ★ポイント★
    ピックガード交換は「同じ物を交換する」という意識では行えません。同じ形に見えて全く別の物を交換する意識で挑んで下さい。
    実際はビス穴の位置が合わない位なら可愛いもので、ジョイントザグリの大きさが合わなかったりブリッジに干渉する等の問題やピックアップ位置がザグリ位置と合わない等が出てくる事もあります。
    簡単に交換できたらラッキーと思いましょう。

    ruslan-sikunov-N9usVnzPzZ8-unsplash

    2. アコースティックギター編
    アコギのピックガードは、両面テープや接着剤でボディに直接貼り付けられています。ここでの最大のリスクは「塗装」です。

    ●注意点➀:剥がす時の「塗装剥がれ」

    古いピックガードを剥がす際、ドライヤーで温めて接着剤を緩めるのが一般的ですが、ここで注意が必要です。

    ・ラッカー塗装のギター: 熱や溶剤に弱く、ピックガードと一緒に塗装までベリッと剥がれてしまうリスクが高いです。

    ・ポリ塗装のギター: 比較的热に強いですが、温めすぎは厳禁。木部を傷める可能性があります。

    ●注意点➁:日焼け跡(タンライン)

    長年使っているギターの場合、ピックガードを剥がすと、その下だけ色が白いまま(日焼けしていない) ということがよくあります。
    新しいピックガードが元のものより小さい形状だと、この「日焼け跡」が隠しきれず、見た目が悪くなってしまいます。

    対策: 元の形状と同じか、少し大きめのサイズを選ぶのが無難です。

    3. 失敗しないための準備・必須ツール

    交換作業をスムーズに進めるために、以下の道具は揃えておきましょう。

    ・サイズの合ったドライバー: ネジ頭を潰さないために必須。精密ドライバーセットがあると便利です。

    ・マスキングテープ: ボディを保護したり、ネジ穴の位置決めをするのに役立ちます。

    ・スクレーパー・シール剥がし(アコギ用): 頑固な糊残りを除去するために使いますが、塗装への影響を必ずテストしてください。

    ・スマホ(記録用): エレキの場合、配線を外す前に必ず「元の配線写真」を撮りましょう。

    n-kamalov-WackSEiqyys-unsplash

    まとめ:不安ならプロに頼むのも勇気

    ピックガード交換は、成功すれば愛着が倍増する素晴らしいカスタマイズです。しかし、「規格の違い」や「塗装トラブル」など、初心者には判断が難しいポイントがあるのも事実。

    「ネジ穴を開け直す自信がない」

    「高価なヴィンテージギターだ」

    こういった場合は、無理せずリペアショップに依頼することをおすすめします。数千円~数万円の工賃で、確実かつ綺麗に仕上げてくれますよ。

    リスクを理解した上で、ぜひ理想のルックスを手に入れてください!


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  • ベースの音が劇的に変わる!「シリーズ配線」と「パラレル配線」の違いを徹底解説

  • 2025/12/07
  • Category:
  • ベーシストにとって、自分の楽器の音色をコントロールすることは永遠のテーマですよね。

    「もっと音が太くならないかな?」「スラップの時にもっとキレが欲しい」…

    そんな悩みを解決する鍵が、実はピックアップの配線にあるかもしれません。

    今回は、ベースの改造や音作りでよく耳にする「シリーズ配線(直列)」と「パラレル配線(並列)」の違いについて、初心者の方にも分かりやすく解説するブログ記事を作成しました。

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    【配線方法で音が変わる】

    普段ベースを弾いていて「同じピックアップなのに、なんであのベースとこのベースはこんなに音が違うんだろう?」と思ったことはありませんか?

    実は、ピックアップそのものの性能だけでなく、電気信号の通り道である「配線方法」が音色に大きな影響を与えているんです。

    今回は、ベースのサウンドメイクの肝となる「シリーズ(直列)配線」と「パラレル(並列)配線」の違いについて解説します。

    これを知れば、手持ちのベースのポテンシャルを120%引き出せるようになるかもしれません!

    1. そもそも「シリーズ」と「パラレル」って何?

    難しい電気の知識は必要ありません。小学校の理科で習った「乾電池のつなぎ方」を思い出してください。

    ●シリーズ(直列): 電池を縦に一列につなぐ。→ パワーが倍になる!

    ●パラレル(並列): 電池を横に並べてつなぐ。→ パワーはそのまま、長持ちする。

    ベースのピックアップもこれと同じです。2つのピックアップ(または1つのハムバッカー内の2つのコイル)をどう繋ぐかで、出力されるパワーや音のキャラクターがガラリと変わります。

    2. 太くてパワフル!「シリーズ配線(直列)」

    シリーズ配線は、2つのコイルを一筆書きのように繋ぐ方法です。信号が2つのコイルを順番に通るため、抵抗値が加算されます。

    ~サウンドの特徴~

    ・出力(パワー)が大きい: アンプのゲインを上げたような、力強い音になります。

    ・中低域(ミッドロー)が強調される: 音に「コシ」や「粘り」が出ます。

    ・高域は少し削れる: 角が取れた、太くて丸い音色になります。

    ~代表的なベース~

    ・プレシジョンベース(PB): あの独特の太いサウンドは、スプリットコイルが「シリーズ」で配線されているからこそ生まれます。

    ・ハムバッカー搭載のベース(一部): ロック向きの太い音を作る際によく使われます。

    こんな時におすすめ: ピック弾きでゴリゴリ攻めたい時や、バンドアンサンブルの中でベースの存在感を太く出したい時。

    3. 繊細でクリア!「パラレル配線(並列)」

    パラレル配線は、信号を2つのコイルに分岐させて同時に通し、また合流させる方法です。

    ~サウンドの特徴~

    ・出力は控えめ: シリーズに比べると音量は少し下がりますが、その分クリアです。

    ・ワイドレンジ: 低音から高音までバランスよく出力されます。

    ・高域(トレブル)が綺麗に出る: 「パキッ」としたキレの良い音になります。

    ・中域がすっきりする: いわゆる「ドンシャリ」気味のモダンなサウンドになりやすいです。

    ~代表的なベース~

    ・ジャズベース(JB): 2つのピックアップ(フロントとリア)をフルボリュームにした状態は、一般的に「パラレル」の関係になっています。

    ・スティングレイ(Music Man): 一般的なハムバッカーの配線はパラレルが基本で、あの独特のバキっとした高音を生み出しています。改造としてスティングレイも配線を変更しシリーズ配線にする事も可能です。

    こんな時におすすめ: スラップでパーカッシブな音を出したい時や、コード弾きで音を綺麗に響かせたい時。

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    4. 比較まとめ:どっちを選べばいいの?

    それぞれの特徴を表にまとめました。

    ■特徴・・・・・・・シリーズ配線(直列)・・・パラレル配線(並列)
    ■パワー(出力)・・・・大きい・・・・・・・・標準的(控えめ)
    ■音の傾向・・・・太い、中低域寄り、丸い・・・繊細、ワイドレンジ、鋭い
    ■得意なジャンル・・・ロック、メタル・・・・・ポップス、フュージョン、スラップ全般
    ■イメージ・・・・「ドスッ!」「ブリッ!」・・・「パキッ!」「ジャリッ!」

    5. 両方の音を使いたい!という方へ

    「どっちの音も捨てがたい…」 そう思ったあなた、正解です!実は、多くのベーシストがこの2つの音を使い分けています。

    ★改造の定番「ターボスイッチ」

    ジャズベースなどのシングルコイル2基のベースに、スイッチポット一つで2つのPUを使用し「シリーズ/パラレル」を切り替えられるようにする改造(通称:ターボスイッチ)が大人気です。
    近年のベース(トーンの位置)に採用されている事が多くなってきましたが、モモセのベース等に採用されています。

    ●通常時:ジャズベらしい繊細なパラレルサウンド。スイッチOFF時は普通のジャズベース。

    ●ソロやサビ: スイッチONでハムバッカーピックアップ(直列)のような太いシリーズサウンドに変身!音も大きくなり、音質も大きく変化します。

    このように、手元で疑似的にハムバッカーのようなパワー感を出せるようになるため、非常に実用的なカスタマイズです。

    ★ポイント★
    ミニスイッチかスイッチポットで4芯ハムバッカーピックアップを単体で「直列/並列」を切り替える配線にする事が可能です。または「直列/コイルタップ」も可能です。

    2つ並んだPUのどちらか片方の配線方法をスイッチで制御したり、両方の配線方法をスイッチで変える等して様々な音色に変える改造が可能です。

    ※ミニスイッチでシリーズ/パラレル配線はPU1つにつき6Pスイッチ1つが必要。コイルタップの場合は2個まとめてタップする事が可能です。
    また6ピンON-ON-ONスイッチを使用する事で「シリーズ/コイルタップ/パラレル」ができる様になります。

    ※特殊なミニスイッチで12ピン(6ピンが2個連結した物)を使用すればスイッチ1個で2つのPUをまとめてシリーズ/パラレル配線を切り替える事も可能ですがザグリスペースの確認が必要です。
    しかしこの場合はPU単体での制御は行えません。
    音色を自由に切り替えてコントロールしたい場合はPU2個分のON-ON-ONスイッチを増設する必要があります。

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    まとめ:配線を知れば、音作りはもっと楽しくなる。

    「シリーズはパワーと中域」「パラレルはクリアさと高域」。

    この基本を覚えておくだけで、エフェクターやアンプの設定も変わってくるはずです。

    もし今のベースの音に「あと少しパンチが欲しい」や「もっとスッキリさせたい」という悩みがあるなら、ピックアップを買い換える前に、配線の切り替え(改造)を検討してみるのも一つの手ですよ!

    自分だけの理想のトーンを探求して、ベースライフをもっと楽しみましょう!


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  • トラスロッドが限界!?回らなくなった時の対処法と修理の選択肢を徹底解説

  • 2025/12/03
  • Category:
  • ギターのトラスロッドが限界(締めきった状態)になってしまった時の絶望感、とてもよく分かります。「もうこのネックは寿命なのか?」と不安になるかと思いますが、必ずしも終わりではありません。

    トラスロッドが限界に達した際の、現状確認からDIYでの応急処置、そしてプロによる修理内容までを網羅したブログ記事構成を作成しました。

    「ネックが順反りしているのに、トラスロッドがこれ以上回らない……」

    ギターやベースを長く愛用していると、いつか直面するこの問題。ロッドが限界を迎えた=ネックの寿命、と考えて諦めていませんか?

    実は、トラスロッドが回りきったとしても、まだ打つ手は残されています。

    今回は、トラスロッドが限界(締め切り)になった際のチェックポイントと、簡単な裏技、そして最終的なプロのリペア内容について詳しく解説します。

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    【トラスロッド限界を見極める】

    1. まず確認!本当に「限界状態」ですか?

    対処を行う前に、その状態が本当に「ロッドの限界」なのかを見極める必要があります。

    ●固着しているだけの可能性・・・長年調整していないギターの場合、単にネジ山が錆びたり、汚れが詰まって固着しているだけのことがあります。

    対処法: 一度ナットを緩める方向(左)に少し回してみてください。
    もし「パキッ」という音と共に動くようなら、単なる固着の可能性があります。
    一度ナットを完全に取り外し、ネジ山にグリスを塗って締め直すだけで、さらに回りシロが生まれることがあります。

    ■注意■
    ビス山にグリスを塗ると「必要以上に回し易くなる」事からオーバートルク(回し過ぎて壊す原因)となるので要注意です。

    ●ナットが底付きしている可能性・・・十字ナットが使用されたトラスロッドに多いトラブル。
    メーカーの製造精度が悪く、トラスロッドが貫通しない十字ナットが使用されているとナットが木部に当たってトラスロッドを引っ張るよりも前に内部で締める限度が来てしまい回らなくなっている状態をトラスロッド限界と誤解し易いです。
    こうした場合、別のトラスロッドナットに交換(六角穴ナット等)に交換するとナット内部で底付きする事無くトラスロッドを効かせる事が可能です。

    ●物理的な限界(締め切り)・・・ネジが完全に止まり、無理に回そうとすると木部がミシミシ鳴る、あるいはネジ山を舐めてしまいそうな状態。
    これが本当の「限界」です。これ以上、力任せに回すのはロッド折れの原因になるので絶対にNGです。
    こうした状態になってしまうと売却時に値下がりの原因となり、この状態で弾き易いならまだしもトラスロッドが限界状態で順反りしてしまうと状態が悪いジャンク品扱いになる事があります。

    freestocks-p_jg3JF68SQ-unsplash

    【ワッシャーを使えって本当?】

    2. 【DIY初級】魔法のアイテム「ワッシャー」追加術

    これが最もポピュラーで、効果的な応急処置です。 トラスロッドのネジ山(スレッド)が足りなくなっている場合、スペーサーを噛ませることで復活する可能性があります。

    ★ポイント★
    上記にあったトラスロッドが底付きしている状態の場合、ワッシャーを入れる事で解決できる場合があります。

    ・仕組み・・・ロッド自体にはまだ余裕があるのに、ナットがネジ山の終点まで来てしまって回らないケースがあります。
    この場合、ナットと木部の間にワッシャー(金属のリング)を挟むことで、ネジ山の位置をずらし、さらに締め込めるようにします。

    ■注意■ただしトラスロッド穴の中に入るワッシャーは少し特殊サイズです。
    ホームセンターで見つかれば良いですが、内径6mm外形9mm程度の特殊なワッシャーが必要になります。

    【手順】
    弦を緩め、トラスロッドナットを完全に取り外す。

    ホームセンター等で、ロッドの径に合う厚みのあるワッシャーを購入する(専用のスペーサーも楽器店で売られています)。

    ワッシャーをロッドに通し、ナットにグリスを塗って再度取り付ける。

    締め込んでいき、調整できるか確認する。

    ■注意■そもそもロッド自体がこれ以上引っ張れない(ネック自体が大きく順反りしすぎている)場合は、ワッシャーを入れても効果はありません。無理に回すとロッドが切れます。

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    【順反りは簡単に直せる?】


    3. 【DIY中級】クランプを使った「手動矯正アシスト」

    過去のYoutubeでも紹介しましたが、ネックの反りはクランプによる逆反りで直せるかもしれません。

    トラスロッドの力だけでネックを真っ直ぐにするのではなく、外力でネックを逆反りに負荷を与え順反りを真っ直ぐに戻すように固定するという考え方です。

    【手順】

    弦を緩める。ネックを外す。

    ネックを固定し、クランプ等を使って物理的に「逆反り」の状態へ少し力を加える(あて木をして傷つかないように!)。順反りが酷い場合はより大きな力を与えて矯正する。

    数日~数週間、放置する。

    クランプを外し、順反りが真っ直ぐな状態に直ってきたか?を確認する。

    警告: 力加減を間違えるとネックが割れたりするリスクが高い方法です。自信がない場合はプロに任せましょう。

    ■注意■動画でも紹介していますがネック状態が数日で変化する可能性がありますので、何度も確認して作業して下さい。
    弦を張る=順反り方向に弦張力で曲がっていきますので、このクランプ矯正はその逆をする行為になります。
    クランプ矯正は特に特殊な方法ではありません。リスクが少なく順反りを直せるかもしれない方法です。

    【リペアショップで直す】

    4. プロのリペアショップに依頼する場合の選択肢

    DIYでの対処が難しい、あるいは大切なヴィンテージギターである場合は、迷わずリペアショップへ相談しましょう。主な修理方法は以下の3つです。

    ●ネックアイロン(ヒーター修正)

    内容: ネックに専用のヒーターとクランプを取り付け、熱を加えて木の癖(曲がり)を矯正する方法。

    メリット: 比較的安価(1万円〜2万円程度)。オリジナルパーツを維持できる。

    デメリット: 熱による変形リスクがあり、場合によっては状態が悪化する。時間が経つと状態が元に戻ったり再発する可能性がある。

    ■注意■ネックアイロンで必ず直ると思わない方が良いです。基本は「直ればラッキー」レベルで、精度の悪いメーカーは熱による指板剥がれが起こったりします。

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    PXL_20250308_083328119.MP

    ★ポイント★多くのリペアショップではネックアイロンのリスク面を説明しておりません。
    皆様が思っている程、メーカーの作りは良くありません。
    某社のギター/ベースに多い接着面の接合部分の塗装が割れていたりする物は「既に隙間が起きている状態」ですし、ちゃんと接着されている様に見えて中身は隙間でスカスカで衝撃で簡単に外れてしまった等が起こったりします。

    この様な状態の物に熱を与えてしまうとどうなるか?
    接着接合面の塗装が割れている様な所に熱を与えれば接着箇所の剥がれが起きたり、ラミネートネック等は剥がれたりセットネックはネックが取れたりと熱によって状態が悪くなる可能性が出てきます。

    ネックアイロンを気軽にやって良いのは基本的に接着が最低限しか行われていない1Pメイプルネックだけです。
    基本的にネックアイロンの構造自体が間違っていて、反りを直すのに曲げたい箇所はネックなのに対しネックアイロンは指板から当てて熱矯正する仕組みそのものが間違っています。
    ネックグリップ側からネックアイロンを当てる仕組みでないとおかしな作業方法になります。

    11

    海外の自宅で自己流ネックアイロンをされた方の記事にて、写真の様にネックグリップ側からの熱源を与えクランプ矯正する事が理想的な直し方です。
    指板側からの熱源は指板剝がれの可能性や、曲げたいネック側へ熱伝導の意味でも効率が悪いです。
    何故にネックグリップ側から当てるネックアイロンが販売されないのか非常に疑問です。
    詳しくは下のネックアイロンについての解説ブログ記事を参照下さい。

    乾燥によるネックの順反り・ネックアイロン熱矯正による詳しい授業

    https://dns-guitar.jp/%e4%b9%be%e7%87%a5%e3%81%ab%e3%82%88%e3%82%8b%e3%83%8d%e3%83%83%e3%82%af%e3%81%ae%e9%a0%86%e5%8f%8d%e3%82%8a%e3%83%bb%e3%83%8d%e3%83%83%e3%82%af%e3%82%a2%e3%82%a4%e3%83%ad%e3%83%b3%e7%86%b1%e7%9f%af/

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    ●指板修正(指板調整・すり合わせ)

    内容: フレットを一度すべて抜き、指板の木部を削って平らにし(反りを削り取る)、再度フレットを打ち直す方法。

    メリット: 物理的に平面を出すため、確実性が高い。演奏性が劇的に向上する。

    デメリット: 高価(7万円〜)。指板が少し薄くなる。

    ★ポイント★物理的に真っ直ぐに直すので確実性はあるが、あまりにも順反りが酷い場合は諦めた方が良い。

    ●トラスロッド埋め込み直し・指板貼り替え

    トラスロッドの効きが悪い場合(回しても反りが全然変化しない等)に考えてほしい方法。

    内容: 指板を剥がして内部のロッドを新品に交換したり、強度のあるカーボンロッドを埋め込んだりする大手術。

    メリット: 根本的な解決になる。

    デメリット: 非常に高額かつ、音色が変化する可能性がある。基本的にここまでやる必要があるなら買い替え。

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    ~まとめ~

    トラスロッドが限界を迎えたからといって、そのギターが弾けなくなるわけではありません。

    まずはグリスアップしてみる、トラスロッドのナット交換やワッシャー(スペーサー)を入れてみる、ダメならプロに修正などを相談する事が重要です。

    このステップを踏むことで、愛機をまだまだ現役で活躍させることができます。

    上記の方法を行うなら自己責任にはなりますが、試してみる価値は大いにあります。

    大切なギターと長く付き合っていくために、適切な処置をしてあげましょう!


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  • 【DIYで簡単!】ギターのペグ交換方法を徹底解説!

  • 2025/11/30
  • Category:
  • 「なんだかチューニングが安定しない…」「ペグが壊れてしまった!」そんな時、ギターのペグ交換は自分でできるDIYメンテナンスの一つです。

    この記事では、初めての方でも安心して交換できるように、必要な工具から手順、注意点までを詳しく解説します。

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    【必要なペグや工具】

    1. 必要な工具と交換用ペグの選び方

    作業を始める前に、まずは必要なものを用意しましょう。

    ~必要な工具~

    ・新しいペグセット: 交換したい種類(クルーソンタイプ、ロトマチックタイプなど)のもの。

    ・プラス/マイナスドライバー: ネジのサイズに合うもの。

    ・スパナ or ソケットレンチ (主にロトマチックタイプ): ペグのブッシュ(ワッシャー)を締める際に使います。

    ・ニッパー or ストリングカッター: 弦を切るためのもの。

    ・布またはタオル: ギターのヘッドを傷つけないように下に敷きます。

    ・(必要に応じて)電動ドリル、木工用ボンド、

    ・穴埋め用の埋め木枝: 後述の「ネジ穴の位置が違う場合」に必要です。

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    ~交換用ペグの選び方~

    ★最も重要なのは、現在のギターに適合するかどうかです。

    ~チェックポイント~

    ・ペグのタイプ・・・クルーソンタイプ(裏蓋がない)・ロトマチックタイプ(裏蓋がある) など、同じタイプを選びましょう。
    ・穴のサイズ (ブッシュ径)・・・ヘッドに空いている穴の直径が、新しいペグのブッシュ(筒状の部品)の直径と合うか確認します。
    ・ネジ穴の位置・・・元のペグのネジ穴と、新しいペグのネジ穴の位置が一致するか確認しましょう。
    ・ギア比 (例: 1:15)・・・数字が大きいほど、より細かくチューニングできます(任意)。

    2. ペグ交換のステップ・バイ・ステップ

    ステップ1:弦を緩めて外す

    全ての弦を緩めます。

    ニッパーを使い、弦をカットします。

    ペグから残りの弦を引き抜きます。

    ステップ2:古いペグを取り外す

    ■ロトマチックタイプ(ナット/ブッシュで固定されているタイプ)の場合

    ヘッドの表側にあるブッシュ(ワッシャー状の部品)を、スパナやソケットレンチで回して取り外します。

    ヘッドの裏側にある、ペグを固定しているネジをドライバーで外します。

    ペグ本体をヘッドから取り外します。

    ■クルーソンタイプ(ヘッドにブッシュが打ち込まれているタイプ)の場合

    ヘッドの裏側にある、ペグを固定しているネジをドライバーで外します。

    ヘッドの表側にあるブッシュ(打ち込み式のものが多い)は新しいペグのブッシュと交換するのは大変な為、基本的にそのままにしておきます。(※新しいものに交換する場合は、ヘッドを傷つけないよう慎重に引き抜きます。)
    交換する場合、GOTOHペグ等に付属する工具で叩いて元のブッシュを抜き新しいブッシュを圧入して取付けます。

    ペグ本体をヘッドから取り外します。

    ステップ3:新しいペグを取り付ける

    新しいペグを、ヘッドの裏側の穴に差し込みます。

    ヘッドの表側から、ブッシュを差し込み、スパナで軽く締めます。(強く締めすぎるとヘッドを傷めるので注意!)

    ペグの位置を調整し、元のネジ穴(または新しい位置)に合わせて、ネジをドライバーで取り付け、固定します。

    ポイント:ペグのシャフトが一直線に並ぶように微調整しながらネジを締めましょう。

    ■ネジ穴の位置が合わない場合は?

    新しいペグと古いペグでネジ穴の位置が違う場合は、以下の作業が必要です。

    ・古いネジ穴に木工用ボンドを少量つけ、埋め木を差し込みます。

    ・ボンドが乾いたら、余分な部分をカッターなどで切り落とし、穴を埋めます。

    ・新しいペグを正しい位置に合わせ、目打ちなどで印をつけます。

    ・印をつけた位置に電動ドリルで下穴を空けてから、ネジで固定します。(下穴を空けないと木が割れる原因になります。)

    ステップ4:新しい弦を張って確認する

    新しいペグに弦を張り、巻き付けていきます。

    チューニングを行い、ペグがスムーズに回るか、チューニングが安定するかを確認して完了です!

    3. 交換時の重要チェックポイント

    ・ネジの締めすぎに注意: 特にブッシュや固定ネジを強く締めすぎると、ヘッド材を傷つけたり、ペグの動作を重くしたりする原因になります。適度な力で締めましょう。

    ・ヘッド材の保護: 作業中は必ずヘッドの下に布を敷き、工具が当たって傷つかないようにしましょう。

    ・左右の確認: ペグには左右があります。取り付ける際に、ノブ(つまみ)の回る方向が正しいか(時計回りで締まり、反時計回りで緩むのが一般的)確認しましょう。

    ペグ交換は、慣れてしまえば30分程度でできる作業です。自分でメンテナンスすることで、より一層ギターに愛着が湧くはずです。ぜひチャレンジしてみてください!


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  • 【完全ガイド】ギターのトラスロッド調整方法:ネック反りを自分で直そう!

  • 2025/11/27
  • Category:
  • トラスロッド調整はなぜ必要?

    ギターを弾いている皆さん、「なんか弾きにくいな」「特定のフレットでビビる」と感じたことはありませんか?

    その原因は、ギターのネックが反っていることかもしれません。

    ギターのネックは、弦の張力や湿度、温度の変化によって、わずかに反ってしまうことがあります。

    この反りを修正し、最適な演奏コンディションを保つために行うのが「トラスロッド(Truss Rod)」の調整です。

    トラスロッドはネックの内部に埋め込まれている金属製の棒で、これを回すことでネックの反りを修正できます。

    この記事では、トラスロッド調整に必要な知識と手順を、初心者の方にも分かりやすく徹底解説します!

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    【トラスロッド調整に必要な物】

    ~調整前に準備するもの~

    トラスロッド調整を始める前に、以下のものを準備しましょう。

    ●トラスロッドレンチ・・・ロッドを回すための専用工具。ギター購入時に付属していることが多いです。サイズを要確認。

    ●精密ドライバーまたは六角レンチ・・・ネックカバー(ロッドカバー)を外すため。

    ●フィラーゲージ(あれば)・・・厳密な隙間(弦高/ネック反り)測定。シックネスゲージとも言う工具。

    ●定規(スケール)・・・弦高を測るために必須。主に12フレット上の弦高を測る。

    ●カポタスト・・・測定基準を作るため、1フレットに装着します。

    ●タオルやクロス・・・ギターを保護するため。

    ■調整前に知っておくべきこと(ネックの状態チェック)

    トラスロッドを調整する前に、まずはネックがどのように反っているかを確認しましょう。

    ネックの反りには主に以下の2種類があります。

    1. 順反り(じゅんぞり)
    状態: 弦の張力に負けて、ネックがお辞儀をするように「弦の張ってる側」に反っている状態。

    症状: 弦とフレットの間隔が開きすぎ、弦高が高くなる。特にネックの中央付近で弾きにくくなる。

    調整: トラスロッドを締める(時計回り)。

    2. 逆反り(ぎゃくぞり)
    状態: 主に湿度が高く木材の膨張により「弦を張ってる反対側」に反っている状態。

    症状: 弦とフレットの間隔が狭くなりすぎる。全体的に弦高が下がり「ビビリ」が発生しやすくなる。

    調整: トラスロッドを緩める(反時計回り)。

    ネック反りの確認方法(リリーフのチェック)
    カポタストを1フレットに装着します。

    右手の指で、最終フレット(またはネックとボディの接合部付近のジョイントフレット)の弦(6弦と1弦)を押さえ確認します。

    この状態で、カポと押さえているフレットの間12フレット辺りの隙間を見たり、ジョイントフレットを押さえている場合は7フレット〜9フレットあたりの弦とフレットの隙間(リリーフ)を確認します。

    ・隙間が開きすぎている → 順反り

    ・隙間がなさすぎる、または弦が完全にフレットに触れている → 逆反りまたは反りがドストレート

    ・理想的な隙間(リリーフ): 名刺1枚分〜0.3mm程度。

    ★ポイント★反り具合は自分の好みです。何が正しいか(自分的に弾き易いか?)はいろんな反りを実際に弾いて確かめて下さい。
    「反りは〇〇が正解」とは厳密にはありません。
    隙間も参考程度にして、隙間がある所から隙間が無い所までいろんな反りを調整し弾いてみて自分好みを試して下さい。

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    【トラスロッド調整方法】

    ~トラスロッド調整の具体的な手順~

    ネックの状態が確認できたら、いよいよ調整に入ります。

    ●ステップ1:ロッドの調整箇所を見つける

    トラスロッドの調整ネジ(ナット)は、主に以下の2か所のどちらかにあります。

    ・ヘッド側: ギターのヘッド(ペグがある側)にあるカバー(ロッドカバー)の下。

    ・ネックエンド側: ネックとボディの接合部(サウンドホールの縁や、エレキギターの場合はネックポケット内)。

    調整箇所を確認し、カバーがある場合は精密ドライバーなどで慎重に外しましょう。

    ●ステップ2:ロッドを回す

    絶対に一度に大きく回さないでください!

    調整は「1/8回転(45度)ずつ」が鉄則です。
    大きく回すと反りも大きく変わるので、反りの調整が難しくなりますので少しづつ回して確認しながら行いましょう。

    回して抵抗を感じた場合や、それ以上回らない場合は、無理に力を加えないでください。
    回り難い=トラスロッドのナット溝が錆びている可能性や、トラスロッドが限界状態の可能性がありこの状態から無理に回すとロッドが破損する恐れがあります。

    【調整方向】

    順反り・・・ネックをまっすぐにしたい=締める(時計回り)
    逆反り・・・ネックを緩めたい/順反りにしたい=緩める(反時計回り)

    レンチを調整ナットにしっかりと差し込みます。

    1/8回転(45度)だけゆっくりと回します。

    ステップ1で確認した「リリーフのチェック」を行い、反りが修正されたか確認します。

    まだ反りが残っている場合は、再び1/8回転だけ回しチェックします。

    ●ステップ3:確認と微調整

    理想的なリリーフ(名刺1枚分〜0.3mm程度)になったら調整完了です。後は弾きながら調整を行うと良いでしょう。
    この隙間が小さい程に弦とフレットが平行になりますので、ストレートに近づく程にどのポジションを弾いても弾き易くなります。

    ★ポイント★弾く力(右手の力が強い等)が強い人はビビりが多くなるので、ネックの反りを自分に合わせて調整する事も可能です。
    右手の弾く力が弱い場合、弦振動が弱いので弦高が低くてもビビりが少ない事となります。
    ネック反りは弾き手に合わせても個人で限界値が異なりますので、いろいろ反りと弦高を試して自分が一番良いポイントを見つけて下さい。

    ・弦高が高すぎる場合: トラスロッド調整でネックの反りが修正されても、弦高(サドル/ブリッジ)が適正でない場合があります。その場合は、別途サドル/ブリッジ側で弦高を調整しましょう。

    ・ビビリが直らない場合: トラスロッドで反りを修正してもビビリが残る場合は、フレットの摩耗や浮き、ナットの溝の深さなど、他の原因も考えられます。

    ★ポイント★反りの確認方法はフレット状態が良くないと厳密には適切には行えません。

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    ~トラスロッド調整のTIPSと注意点~

    1. 焦りは禁物!

    トラスロッドは、ギターの寿命に関わるデリケートなパーツです。少し回した程度でも弾き心地に大きく影響するので本当に少しずつ回して時間を掛けて確認しながら調整しましょう。

    2. Fenderストラト等のネックを外さないと調整できないモデル

    エレキギターなどでネックエンド側に調整ナットがある場合、弦を緩めネックを外さないと調整できないことがあります。
    こうしたモデルの調整は大変ですが、少しずつ回しては組み直し確認しながら調整していきましょう。
    ネックのジョイントビスの付け外しも正しく行わないとビス山を痛めてしまいます。

    3. ロッドを回し切ってしまったら

    回しても抵抗がなくそれ以上緩められない場合(逆反りのし過ぎ)、硬くこれ以上は締められない(順反りのし過ぎ)状態になった場合は、ロッドの効き幅の限界です。

    その場合は、プロのリペアマンに相談しましょう。

    基本的には弦を張って負荷を与えているので、大体のギターは順反りします。
    なので弾かない時は弦を緩めて保管していないとトラスロッドを締める際の「余り量」が足りなくなり正しく調整ができない他、楽器が良い状態で使用できる「寿命」が少なくなると言えます。
    またトラスロッドの余り量が少ない・限界状態では売却時に値下がりする原因にもなります。

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    ~さいごに~

    トラスロッド調整は、ギターの演奏性を大きく左右する重要なメンテナンスです。

    最初は少し怖いかもしれませんが、正しい知識と慎重さをもって行えばきっとあなたのギターは最高のコンディションを取り戻すでしょう。

    「何度やってもうまくいかない」「明らかにロッドが回らない」といった場合は、無理をせず専門のリペアショップに依頼することを強くおすすめします。

    また自分が行える事としてトラスロッドが限界にならない様に弦は緩めて保管する事と、購入時にトラスロッドの余り量が多い個体を買う様にしましょう。


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