タグ別アーカイブ: フレット交換

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  • FenderUSA Jazzmaster ジャズマスター フレット交換&セレクター交換&ジャック交換

  • 2026/04/29
  • Category:
  • フェンダーUSA製ジャズマスターのフレット交換・セレクター交換・ジャック交換です。

    消耗が大きい状態で、セレクター不良やジャックのガリが起きています。

    フレット交換時はネックの状態が悪く、また指板Rもかなり荒いです。
    ネックの捻じれを削って処理し指板Rを正しく整形して仕上げました。

    またフェンダー製品のジャズマスターは何故かネックジョイントザグリが深い事が多く(過去にも同じ様な状態の物あり)、このモデルも同様です。
    厚めのシム2枚入れて調整する事となりました。
    過去のブログでも記載してますが酷い場合はシムを4~5枚入れないと正しい弦高にならない物もあったりします。

    セレクター切り替えで音が出なくなる・ジャックにガリは新品パーツに交換し対処しました。

    トラスロッドも殆ど100%余っている状態になり、長く使用し続けるには良好な状態です。

    弾き易くなり音質も良い個体に産まれ変わりました。

    ありがとうございました♪


    This is a fret, selector switch, and jack replacement on a Fender USA Jazzmaster.

    The instrument was in a state of significant wear, resulting in a faulty selector switch and a scratchy jack.

    When replacing the frets, the neck was in poor condition, and the fingerboard radius was quite rough.
    We corrected the neck twist by filing it down, properly reshaped the fingerboard radius, and finished the guitar.

    Also, for some reason, Fender Jazzmasters often have deep neck joint recesses (I’ve seen similar cases in the past), and this model was no exception.
    I had to insert two thick shims to adjust it.
    As I’ve mentioned in past blog posts, in severe cases, I’ve had to insert 4–5 shims just to achieve the correct string height.

    I resolved the issues with the selector switch not producing sound and the crackling jack by replacing them with new parts.

    The truss rod now has nearly 100% of its travel remaining, putting it in excellent condition for long-term use.

    It has been reborn as a guitar that’s easy to play and sounds great.

    Thank you very much! ♪


    〒114-0014 東京都北区田端1-21-3 エーデルワイス101

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  • メーカー不明 ストラトキャスター フレット交換&ペグ交換&配線直し GOTOH OLD-1

  • 2026/03/13
  • Category:
  • PXL_20260104_075910093

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    メーカー不明ギターのフレット交換・ペグ交換・配線直しです。

    状態が悪く音詰まり箇所があり、音も安定して出ません。

    昔ジャンク品で購入したギターとの事ですがレリック塗装だけはかなり良い具合に仕上げてあります。
    ここだけは業者にやってもらったのかもしれません。

    ペグは素人作業がされて無理矢理付いており、穴を埋めて空け直された跡があるのですが穴空けもいい加減の様子でペグが正しく付いておりません。

    ペグ穴も無理矢理広げられた箇所があったりと素人作業が目立ちます。

    お客様と相談し作業費がなるべく掛からない様に新しいペグに交換する形となりました。
    クルーソン仕様ですがこの様な状態なのでブッシュ穴がガバガバで付けれないので、穴をシャーラータイプの10mmに広げGOTOH製のナット止めタイプに交換する内容にしました。

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    状態も素人作業のフレット交換がされています。フレット付近は割れたままフレットが打たれていたり、仕上げも雑な事から音詰まりが起きています。

    フレットも簡単に抜けたりと、相当雑な作業がされています。
    中古で購入する際、下手にフレット交換がされている物のチェックしてこうした状態は分かり易いです。
    安く買えてもフレット交換で直す羽目になります。
    指板の整形も非常に崩れており、あまりにも酷く指板が削られていると修正が困難になる場合があるので購入時は要注意ポイントです。

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    指板延長も行われている様子ですが雑です。延長した指板が剥がれたりしないか心配はあります。

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    やはり簡単に外れました。
    内部に棒を入れて接着する様に加工してあり、簡単に外れました。
    こちらは再接着で対処しました。

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    電装パーツはお客様持ち込みのGOTOH OLD-1に交換です。

    ピックガードも前オーナーが自分でP-90ザグリを空けた?のかサイズがギリギリで、かなり強めにピックガードに引っ掛かるので高さ調整ができません。
    付けれはしますが細かい高さ調整に対応ができないのでピックガードを交換するかザグリを空け直す必要が出てきます。

    フロントはピッキングの反応が良く良好、リアは硬くなく標準的なサウンドで扱い易いです。

    GOTOH製PUは低価格ながら音質が良いのでお勧めです。

    フレット交換し問題無く使用できる状態になりました。

    ありがとうございました♪


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  • Hofner HCT-J17 Contemporary Series フレット交換

  • 2025/02/28
  • Category:
  • ヘフナー製HCT-J17のフレット交換です。

    全体的にフレット浮きが起きており非常に雑な状態です。
    フレットが浮いているというよりはフレットがちゃんと奥まで入っていないと見た方が良い様な状態です。

    リペア前の確認としては指板Rの作りが非常に悪く、ローポジションからハイポジションのストレート具合も悪い上に指板Rは180~240Rを行き来する様な指板Rになっています。

    更にトラスロッドに余裕が少ない状態です。

    ここまで酷い状態ですと指板Rを全体に正しく削って作る事も大変ですし、フレットを抜いてみるとフレット溝も非常に浅く切り足すのもセルバインディングがある事から非常に苦労します。
    ネックのストレートウネリは古い楽器は基本的に珍しくありません。
    楽器はそもそも木材強度に無茶をしている(弦張力が木材の許容強度を超えている)ので、使用していれば曲がったり変形するのは当たり前なのでこの辺りは問題ありません。
    フレット交換のタイミングで指板を削って直せば良いです。

    ただ今回の場合はこのストレートウネリを直す上に大きな順反りを削り直す・狂ってる指板Rを加えてかなり全体的に削り落とす必要が出てきます。
    状態が悪いならしょうがない事ではありますが、削る量が多いと強度を下げる事にも繋がるのでフレット交換は状態によっては諦める選択肢も大事です。
    理由はお金を掛けて直すには状態が悪いと将来性が乏しい事(長持ちする見込みが無い)や100%良い状態に持っていけない等になります。

    これらを理由にネックの削る量が多く、ネック強度が下がったせいかフレットを打つと逆反りしました。
    ただし元のフレットと同じ足サイズを使っているので逆反りさせる目的の打ち方はしておりません。
    あまりにも順反り状態が酷く削って直す見込みが無いネックの場合、溝に対しキツく入るフレットを選択し打ち込む事でネックを強引に逆反りさせる事も可能です。

    実際に完成させてみて弦を張り様子を確認してみると、お客様の要望弦の11-50弦を張ってみてもやや逆反り気味ですが音詰まり等は無しで弾き易い状態です。
    結果的にトラスロッドもユルユルで100%余っている状態で仕上がりました。
    もっと太い弦を張れば張力が増えるので、12-52弦等を張るとちょうど良くストレートになるかもしれません。

    しばらくは弦を張りっぱなしにしてみてある程度順反りさせる様に保管して様子見した方が良いと言えます。
    多少順反りしても状態としてはトラスロッドが100%近く余ってる良好個体(ネックが反っておらず100%余りがある状態)となるので、そうなれば理想的です。
    ギターでもベースでも使用してれば大体は順反りするので、しばらく使用していれば順反りして問題無い状態になる事でしょう。

    音も福与かで厚みがあり柔らかいサウンドで名機と呼ばれジャズギタリストに好まれる理由が分かる個体でした。

    ありがとうございました♪


    This is a fret replacement for a Hefner HCT-J17.

    The fretting is very messy with fret lifting occurring all over the instrument.
    It is not so much that the frets are floating, but rather that the frets are not in the proper depth.

    The fretboard R is very poorly made, and the straightness from low position to high position is poor.

    Furthermore, the truss rod has little room to spare.

    It is very difficult to cut the fretboard radius correctly when it is in this bad condition, and it is also very difficult to cut the fret grooves when the frets are removed because of the cell binding.
    Straight neck swell is not uncommon on older instruments.
    Since the instrument is made of wood that is recklessly strong (the string tension exceeds the allowable strength of the wood), it is natural for it to bend and deform after use, so this is not a problem.
    It can be repaired by shaving the fretboard at the time of fret replacement.

    However, in this case, in addition to fixing the straight warp, it will be necessary to shave off the large forward warp and the crazy fretboard radius, and it will be necessary to shave off the entire fretboard.
    If the condition is bad, it can’t be helped, but if the amount of cutting is too much, it will also lead to a reduction in strength, so it is important to give up the option of fret replacement depending on the condition.
    The reason for this is that if the condition is bad enough to spend money to repair it, it has little future (no chance of lasting long) and it is not possible to bring it to 100% good condition.

    The amount of neck shaving was too much for these reasons, and the neck strength was reduced, which caused the neck to warp backwards when fretted.
    However, since we used the same foot size as the original frets, we did not strike the frets for the purpose of making them warp backwards.
    If the warped neck is so severe that there is no way to correct it by shaving, it is possible to force the neck to warp backwards by choosing a fret that fits tightly into the groove and hammering it in.

    When the neck is actually completed and the strings are put on, it is easy to play with no sound clogging, although it is a little warped even with the customer’s requested strings (11-50).
    As a result, the truss rod is loose and there is 100% extra tension.
    If you put thicker strings on it, the tension will increase, so you might be able to straighten it out just fine with 12-52 strings or something like that.

    It is better to leave the strings on for a while and see how it goes by keeping them in a certain degree of forward warp.
    Even if the guitar is warped, the truss rod should be almost 100% left over, which is ideal.
    If this is the case, it would be ideal.

    The sound is thick and soft, and I can understand why it is called a masterpiece and favored by jazz guitarists.

    Thank you very much.


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  • Tokai ストラトキャスター フレット交換&ペグ交換

  • 2025/01/08
  • Category:
  • トーカイ製ストラトキャスターのフレット交換・ペグ交換です。

    フレット消耗で状態が悪い古い年代製のストラトです。

    当時の国産は非常に音質が良い物も多く、今の木材と違い剛性も高い物が多いので改造ベースとして最適です。
    一生モノの楽器を考えるなら素材選びは非常に重要で、状態が良い中古品を見つける事が重要です。

    ナット・フレット等の消耗品はいくらでも交換が効きますがネック反りだけは簡単に直せません。
    トラスロッドの調整で反りを直す事ができますが、トラスロッドが効く範囲は有限です。
    つまりはトラスロッドの余り量が一生・長い年月を使用し続ける上で重要な要素となります。

    木材は昔の方が剛性が高い物が多いのは事実で、ギター程度であれば弦を張りっぱなしでも反らなかった個体が多かったかもしれませんが現代では全然そんな剛性を持った個体の方が珍しいです。
    購入前にトラスロッドの余り量を確認する理由はそこにあります。

    例えばこうした80年代製の個体でトラスロッドの余り量が多い場合、この長い年月を状態が良いまま保持できた良い木材と判断できるからです。
    そうした個体はこれからも狂いが出ず状態が良くキープできる見込みが高いです。

    リペア後はネック剛性がありトラスロッドの余りも多い状態で仕上げる事ができました。

    こうした個体なら一生モノとして楽器を使用できる事でしょう。

    ありがとうございました♪


    This is a Tokai Stratocaster fret replacement and peg replacement.

    This is an old Stratocaster in poor condition due to fret wear.

    Many of the domestic products of that time have very good sound quality, and unlike today’s wood, many of them have high rigidity, so they are ideal as a modified bass.
    If you are considering an instrument that will last a lifetime, it is very important to choose the right materials, and it is important to find a used one in good condition.

    Nuts, frets, and other consumable parts can be replaced as much as you like, but warped necks are not easy to fix.
    The warpage can be corrected by adjusting the truss rod, but the range in which the truss rod is effective is finite.
    In other words, the amount of truss rod left over is an important factor for a long lifetime of use.

    It is true that many woods were more rigid in the past, and many guitars might not warp even if the strings were left taut, but today such rigidity is rare.
    This is the reason why you should check the amount of truss rod left before purchasing a guitar.

    For example, if there is a large amount of extra truss rod left on an 80’s piece like this, you can be sure that it is good wood that has held up well over these many years.
    Such pieces have a good chance of remaining in good condition with no deviations in the future.

    After the repair, we were able to finish the neck rigid and with a lot of truss rod left over.

    This is the kind of instrument that will last a lifetime.

    Thank you very much.


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  • Musicman Silhouette Special フレット交換&ジャック交換

  • 2023/08/23
  • Category:
  • ミュージックマン製シルエットスペシャルのフレット交換・ジャック交換です。

    フレット減りが凄く何度かすり合わせした個体の様で小さいフレット状態です。
    ジャックにガリがあり、内部をチェックしてみるとPUの高さ調整用のゴムが入ってない&ぐずぐずに硬化しているので新品に交換しました。

    PUが交換されている様で厚みがあるPUによりザグリ底面にPU本体が当たります。高さを下げられない不具合が起きている状態です(PU高が高い)。
    ストラト等でも注意が必要ですが厚みがあるPUは高さを低くできなくなるので、ハイポジションで音がウネる等の症状が出てきます。
    更にPUにパワーがあるとその症状や、音のバランスが取れなくなる状態になるので交換の際は要注意です。

    フレット交換の際、フレットを打った後に指板サイドを削って整えますがグリップ側が尖ってて弾き難い変な形状をしております。
    メーカーの製造個体差もあると思いますがサイド処理の際にグリップ側も一緒に大きく削って形を整えて弾き易くなりました。
    メイプル指板はこちらで塗装ができませんので、メイプル指板のフレット交換時は塗装無し仕上げとなります。問題無ければ作業可能です。

    今回はステンレスフレットに交換です。減りによる耐久性は高くなりますがアタックが強く高域寄りな音色に寄るのでモッサリとした音の楽器に使ってバランスを取ると良いパーツです。
    よくメイプル指板は「張りがあり硬い音」と表現される事が多いですが、木材が硬い事というよりも導管が少ない(ローズ等と比べ)材だから等や「塗装の音が乗っている」事も考えられます。
    リッケンバッカーが分かり易いですが、ローズウッドに塗装すると低音が柔らかくなる為、メイプルは塗装で低音の聴こえ方が馴染んで音の強調具合が高域にある事でそう感じると思います。

    この個体は状態がとても良く、年代を考えても凄く良いです。トラスロッドが100%余っている状態でフレット交換後に弦を張っても全然順反りしない為、こうした個体に限り「弦は張りっぱなしで良い」となります。
    理由はトラスロッドが1Wayですので逆反りしてしまうと調整で直せなくなるので、少しは順反りしてロッドが少しだけ効いて逆反り直しにも余裕がある状態(トラスロッド余りが約8~9割状態が理想的)が望ましいです。
    こうした個体は珍しいのでラッキーな個体と思います。

    メーカーが言ってる「弦は緩めないで良い」や「半周だけ緩めて保管」等はこの様な状態だけを想定して言っています。
    大手ブランドやメーカーが言ってるから全ての楽器がそう当てはまると思っている人が非常に多く、メーカーも詳しく説明しないから多くの方へ誤解が生まれています。
    どちらにしても今は情報の社会なので、調べて出てくる事なので間違って自分に損害が出ても調べて分かる様な事は自己責任の時代です。
    大手の方達も頭は80年代位の知識のままストップしているので、誰から情報を得るかは勉強して見極めた方が良いです。

    フレットを交換し弾き易い状態に仕上げる事ができました。

    ありがとうございました♪


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  • Greco EGF850 フレット交換

  • 2023/08/08
  • Category:
  • グレコ製のジャパンヴィンテージ、EGF850のフレット交換です。

    当時の国産は非常に良く、10万円近いモデルは上位機種で今で言う20~30万円クラスと思えば良いと思います。
    現代から見て価格は安くても品質は高いです。

    指板状態が非常に悪く、古い年代製はしょうがないですがウネリ等も起き修正作業が大変な状態になっている事も多いです。
    また機械よりも人の手で行われる作業で製作する人により品質がバラつくので、変に指板が変形していたりする所もあります。

    今回はジェスカージャンボフレットに交換です。レスポールでジャンボフレット仕様は珍しい仕様と思います。
    当然ながらジャンボフレットにするメリットは「寿命」です。
    フレットが大きければ将来消耗してすり合わせを行う事が小さいフレットに比べて余力が多いので、そこに大きなメリットがあります。
    弾き易さ等は正直好みの問題なので、そうした好みが無いのならジャンボフレットはお勧めできますが指板サイドの角度をどうするのか?等の問題があるのでメリットばかりでもありません。

    指板サイドの問題とは、大きいフレットは指板サイドの削り角度をある程度大きくしないと弾いてて手にフレットが当たる割合が多くなります。しかし大きく角度を取って削ると弦が乗るスペースが減るので、1弦等を押さえたら弦が指板サイドの削り角度に近く落ち易いトラブルも出てくるので指板幅が広いギターでないと角度を多く取るのは難しい仕様になります。
    フェンダー系等の指板幅は狭い為、ジャンボフレットを使用する際はこの辺りの知識も知っておかないと人によっては交換後に1弦サイド落ちに悩む事になります。
    レスポール系はモデルやメーカーによりますがセルが巻いていたりブリッジがギブソンピッチ(ブリッジ1~6弦間の弦ピッチが狭い)という事もあり1弦から指板サイドまでの距離が長い事が多いです。

    音がギラギラせず音程感も良く弾き易いギターに仕上がりました。
    ジャンボフレットは金属質量も多くなる事から高域に寄りがちですが、元のギターの音色バランスとして低音が太いギターは程好く高域に寄る事で音色バランスも良くなるのであくまでギターによります。フレット交換は音色にも関係するので選ぶフレットの材質や大きさはシビアですが、結果として付けてみないと分からないのでここを狙ってやるには様々なギターを弾いてデータを集める必要があります。
    試奏の際にどんなフレットが付いてるのか?ニッケルなのか?フレットの大きさは?と意識して弾いて、自分のデータを集めておくと自分のギターのフレット交換時に役立ちます。

    他にサドルが錆で固着しており、かなり硬いが浸透潤滑剤で回る様になったがそれでも硬い状態です。オクターブ調整は行えたので良かったです。

    ありがとうございました♪


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  • Aria Pro II Diamond フレット交換

  • 2022/05/02
  • Category:

  • アリアプロ製ダイアモンドのフレット交換です。

    古いモデル特融ではありますが指板状態が悪いので修正が必要な個体です。

    また指板Rが180Rだとチョーキングで音が詰まる事もあり、指板を削ってストレート出しとプラスして指板を240Rに削る改造を行いながら修正を行いました。

    指板状態はフレット交換時でないと直せないタイミングの為、その後のフレット仕上げ状態にも影響しますのでフレットよりも指板状態の方が大事です。

    指板を削った際はフレット溝も浅くなるので切り足しを行い、フレットを交換致しました。

    フレットを交換した際に指板状態も良くなると弾いて分かる位に弾き易い事が分かると思いますが、それだけ指板がウネっているという事です。
    そうしたギターベースも普通に多いので、皆気が付かず使用しているので分かり難いのかもしれませんが音が詰まったりビビらなくてもウネリは普通に起きています。

    こうした状態リセットの意味でも指板修正は弾き易さに関わる重要な要素です。

    フレット交換は新しいフレットにする事もそうですが、古くなってストレート状態が悪くなった個体の修正にもお勧めできるリペアです。

    ありがとうございました♪

    ~今回のリペアプラン~

    ・フレット交換・・・35000円~


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  • Gibson レスポール フレット交換

  • 2021/12/11
  • Category:

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    Gibson製レスポールのフレット交換です。

    素人作業によるナット交換とフレットすり合わせが行われておりかなり状態が悪くなっておりました。

    ナット溝は大きくパテ埋め等で修正されており、フレットはネック自体にウネリが出ている事もありますが反り調整等もお構いなくガンガンフレットを削った様でかなりフレットが低い状態なのに全体的に音詰まり状態です。これらの理由で相談にてフレット交換を行う事となりました。

    特にこうした状態でもリペアは受け付けておりますが通常の状態より値段に+αが発生する事と木部への手直しは行えない事があります。
    ネット情報が豊富に出てきて、自分で情報を得て作業ができる様な感覚になっている方が多いと思いますが錯覚です。
    初めての人が文章を読んだり映像で理解しただけで行える作業ではありません。
    結局は経験値なので、何度も回数をこなして上手くいくしかありません。
    大事な楽器を壊さない様に専門の方へ作業を依頼して下さい。

    フレットを交換しナットも作り変えて交換する事で状態を良く仕上げる事ができました。

    ギブソン製も中には新品でも最初から音が詰まっていたり、フレットの仕上げも台形で音程感が悪い物も多いので直したくなる気持ちも分かるのですが、何度も表記しますがリペアショップにお願いした方が正解です。

    ありがとうございました♪

    ~今回のリペアプラン~

    ・フレット交換・・・30000円~


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  • Fender customshop ストラトキャスター フレット交換

  • 2020/12/12
  • Category:

  • フェンダーカスタムショップ製ストラトキャスターのフレット交換です。

    カスタムショップ製も非常に個体差がピンキリなのですが、とても良い個体は正直ヴィンテージ楽器を買う必要も無い位に良いモデルが存在します。
    下手に状態が悪く高額なヴィンテージ楽器を探すより、音が良いカスタムショップ製を探す方が楽かもしれません。

    本当に同じ所で作ってるの?と思う様な、非常に良い!と思う個体もあれば「FenderJAPANで良くない?」と思う個体まで様々です。
    高い買い物なので購入するなら何十本も弾いてしっかりとセレクトした方が良いでしょう。楽器屋には迷惑がられるかもしれませんが、気を使ってはいけません。笑

    弾き込まれフレットも非常に減ったこのストラトは出音も非常に良く、元の良さ+何年も弾き込まれた個体はお店でも中々目にしない楽器に育っています。

    中古でのお話もYOUTUBEかブログでした事がありますが、買うならボロボロの楽器が良いです。状態は直せば良いですが音質は他の楽器に替えがありません。

    フレットを交換し減ったフレットをリセット、状態が良くなりましたのでこれからも長くお使い下さいませ。

    ありがとうございました♪

    DSC_1405

    ~今回のリペアプラン~

    ・フレット交換・・・28000円~


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  • YAMAHA USA パシフィカ フレット交換

  • 2020/11/21
  • Category:

  • YAMAHA製パシフィカのフレット交換です。

    USAモデルのハイエンドですね。使用してるユーザーは珍しいかもしれませんがYAMAHAのラインナップでも非常に高品質です。

    今回はステンレスフレットに交換です。

    ステンレスフレットへの交換は正直プレイヤーの好みの相性です。ギターの弾き心地やプレイヤーの音の好みにも。

    やはり情報過多の時代ですが多くの方が「メリットの部分」しか知りません。
    「ステンレスフレット=硬い」という事は超寿命。
    だったら普通のニッケルシルバーより全然良いじゃん!と交換される方も多いのですが音質がニッケルシルバーより硬くなります。
    この辺りが狙ってやってるのか、知らなかったでは評価が大きく違います。

    作業受付時にはYOUTUBE動画にある様な感じで細かく説明するのですが、ステンレスフレットをお願いし完成した音が気に入らなかった様で再度フレット交換でニッケルシルバーに打ち換えたお客様もおられます。当然フレット交換料金も2回分という事です。
    可能ならステンレスフレットが付いているギターをいくつか弾いて、音質の傾向がどう働くのか自分で研究してから頼んだ方が良いでしょう。

    大まかに好みを度外視するのであれば付いていたフレットと同じ素材の物を使用する方が音質の変化が少ないです。
    やはり交換の際には弾き込まれてフレットも小さくなっている状態から今よりも大きいフレットへ交換する事で金属質量が変わるのである程度は音が変わりますが、同じ素材であれば大きくは変わりません。

    元の音が好きなのにパーツで音が変わって気に入らなくなっては本末転倒です。
    ステンレスフレットを付けるのであれば自分なりの検証の上で選ぶ事が大事です。
    ネット情報は発信者の主観の為、自分に当てはまるとは限りません。

    音質の他にもステンレスフレットは弦がよく滑るので弾き易いと言う人もいれば押さえた時に滑って弾き難いと言う人もいます。だからよく弾いて確認した方が良いのです。
    特に最近のハイエンド系ギターで指板幅が狭いモデル等は6弦1弦が端に近く、ステンレスフレットの滑りが良くて押さえた際に弦落ちしてしまう人も中にはおられます。

    弦を強く押さえる人、動画で手元を撮ってみて押さえて握り込む人は要注意です(1弦側に弦を移動させる様に握り込んでしまう人)。
    握って弦を端に持っていく様な癖を持つ人が多い為、それらの人は結構気になると思います。

    長くはなりましたが今回はお客様もステンレスフレットの音と手触りが好みとの事で依頼されましたが、無事に気に要ってくれて嬉しく思います。

    超寿命と雑味成分が少なくなり音の粒も非常に綺麗に鳴るギターになります。
    トレブリー傾向にはなるものの、現代音楽には相性が良いので音の好みが今風寄りであれば選択肢として当たっていると思います。

    分かり易い例としてヴィンテージギターにステンレスフレットは相性が悪いと思います。ヴィンテージ楽器のローファイ感の良さを殺してしまうと思います。
    フリーダム製の柔らかいステンレスフレットは硬度がニッケルシルバーと同じなので、正直名前だけステンレスフレットになってるだけでニッケルと変わらないんじゃないかなと思いますが・・・。
    ただ金属の種類が違うので振動の伝達速度等に違いが出てくると思います。

    よくある話で多くの楽器に採用されているスタンダードな木材やパーツはそれだけ良い物ですよって事だけは伝えたいです。

    ありがとうございました♪

    DSC_1274

    ~今回のリペアプラン~

    ・フレット交換・・・28000円~


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