タグ別アーカイブ: フレット交換

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  • Charvel JAKE E LEE Signature フレット交換

  • 2019/06/23
  • Category:
  • シャーベル製ジェイクEリーモデルのフレット交換です。

    フレット交換時はお客様の要望でいろんなフレットが使用できますが、経験に基づいたフレット選びのアドバイスが可能です。

    今回はステンレスフレットを選択したフレット交換ですが、通常のステンレスはよく言われる「キンキンとした音になる。」と言われますがjescar製フレットはその傾向が通常のフレットよりも少ないのでオススメしたいステンレスフレットです。完全に無い訳ではありませんので注意が必要ですが、モダン的なサウンドを目指しているのであればオススメな選択肢です。

    名は伏せておきますがメーカーにより質が悪いフレットもありますので、元のフレット溝幅等の状態も含めたアドバイスに基づいてフレットを選択していけたらと思います。

    フレットもメーカーが全ての足サイズを統一化してくれたら指板の溝幅がメーカー全て一緒になります。無加工で使えるフレットの選択肢が全て選ぶ事ができ尚且つ作業効率向上と内容により溝幅の追加工賃が出てくる場合はお客様の工賃も減りメリットも多くなるので非常に助かるのですが、そんなにメーカー同士で仲が良くないのでしょうか独自規格は辞めて全て統一サイズにして作ってほしい所ですよね…笑

    長く使っていると木材の収縮・膨張等で指板のストレート性も悪くなってきてますので、フレット交換は指板の削り修正でストレート性が復活しますので演奏性も大きく向上します。すり合わせ等はあくまでフレットのラインがストレートになりますが、指板のウネリまではすり合わせで削る事ができないのですり合わせで修正したストレート性とフレット交換で修正したストレート性では弾き心地が全然違います。

    フレット交換はリペアで最大の内容になり作業内容・工賃もお高くなると思いますが、状態もサウンドも大きく変化しますので古い機種やあまりにフレットが減ってきたら交換も視野に入れておきたい所ですね。

    ありがとうございました♪
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  • Gibson 57年製レスポールジュニア フレット交換

  • 2018/11/01
  • Category:
  • Gibson57年製のレスポールジュニアのフレット交換です。

    ヴィンテージギターはかなりの年月が経っている事から状態がよくない固体が多いのが普通なのですが、こちらの固体は特に大きな反りやねじれ等も無く直して使う物としては好都合の状態でした。今回はフレットがかなり減っているのでフレット交換です。古いGibson特有のフレット溝等の問題もございましたが柔軟に対応し無事に仕上げました。1PUのシンプルな仕様ですがトーン調整で柔らかい音質も出せるのでコントロールでフロントPUの様な太さを出す事もできてギター1本でレンジが広い音色が対応可能ですね。

    ヴィンテージギターはどうしてもリペア必須な状態が多いです。物の価値として直すからと手を加えると価値が下がるとして難がある部分は一切直さずに販売する場合が殆どです。疑問点ではあるのですがこの辺りは言わなくても分かるでしょ?の様な感覚で販売されている事が多いので、ヴィンテージに憧れ知らないで購入し後から修理等で大変な思いをする方も多くいます。

    機種により相場価格があります。相場から大きく離れた値段が安い物=状態がかなり悪い等の理由がある場合が多いので注意しましょう。ただし上記の理由として修理で手を加えてオリジナルと異なると価値が下がる為、ヴィンテージギターはリペア済みでコンディションが良い状態なのに安く買える場合もあるのでその辺りの機種はかなり狙い目です。またパーツが交換されフルオリジナルではないとして安い場合、金属パーツや電装パーツがオリジナルじゃないとの理由でお安い場合も後からオリジナルパーツを入手し交換すれば良いだけの話ですから値段次第ではお買い得と言えます。コレクターの様な買い方であれば状態を気にせずフルオリジナルの固体をそのまま購入すれば良いのですが、大体の方は直して使う事と思いますので現状の状態が非常に重要です。

    この年代がこの価格で!?というギターを見つけましたらちょっと待って下さい。理由無く安い訳はありませんから、後から大掛かりなリペアをする様な状態でないかチェックして購入すると良いでしょう。ヴィンテージギターを演奏で使用する場合はリペア必須と思って購入された方がいいでしょう。

    ありがとうございました♪

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    ~今回のリペアプラン~

    ・フレット交換・・・25000円+セットネック10000円


    〒114-0014 東京都北区田端1-21-3 エーデルワイス101

    ギターリペア工房 Draw a New Sound

    東京都 山手線 田端から徒歩2分 どこよりも早いリペア早期仕上げ対応可能のリーズナブル料金&丁寧な作業のギターリペアショップです♪

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    DSC_1857
  • Warwick SAMBASS フレット交換

  • 2018/09/19
  • Category:
  • ワーウィック製サムベースのフレット交換です。

    ワーウィック製品に付いているフレットは柔らかい為、長く使っていくには耐久性が弱く交換時期が早くなります。その柔らかさからくる音質でもあるので駄目とも言いきれない所ではありますがメインで長く使っていくには消耗品関係の耐久性に不安はあるでしょう。

    お客様と相談しジェスカー51100に交換しました。立ち上がりも早く適度な煌びやかさが加わりヴィンテージ系ではない今風の音質が好きであればお奨めしたいフレットですね。ネック状態も良かった事から特に追加修正も無く仕上がりました。ワーウィックのナットはパーツとして高さが上下できるタイプなのでこうしたリペアの際はナット交換要らずになるので工賃もお安くリペアができますね。

    ありがとうございました♪DSC_1857

    ~今回のリペアプラン~

    ・フレット交換・・・25000円


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  • FenderUSA 66年製プレシジョンベース ナット交換&フレット交換

  • 2018/06/03
  • Category:
  • Fenderのヴィンテージベース、66年製プレシジョンベースのナット交換&フレット交換です。

    リフィニッシュされている様で塗装状態がかなり綺麗ですね。元々過去に他店でフレットが交換されているベースなのですが交換後に音が硬くなってしまったとの事で柔らかいフレットに交換してほしいとの要望でお客様と相談し、フレットはフリーダム製WARMを使用する事となりました。

    フレットの硬度は音質にも影響しますが同時に寿命との兼ね合いもある為、選択が難しい所です。今回の様な柔らかい音質を求めるのであれば硬度160等を選ぶと良いですが安価なギターの様にフレットに強い力を掛けるだけでも傷が付いたりする位柔らかいので寿命が短くなります。ある程度寿命を考慮した上で選ばれたWARMでしたが結果として正解でしたね。お客様にも喜んで頂き後日別のベース持込み時にもスタジオ使用で交換前より音質がかなり良くなったと感想を頂きました。

    よく言われる「良い材が無い。」との言葉を聞くと思いますがどういう事かよく分からない方も多いと思います。リペアショップをやっていて分かる事として、年代が新しい楽器程に状態が悪くなって持ち込まれる事が多いです。時代の背景として我々人間が何百年と経った木を既に取り尽くし、そこそこ良い数十年経った木すらも取り尽くされ現在は若い木ばかりしかなくなったそうです。まだまだ成長途中の木を伐採し製品に使うのは成長しきった材に比べ音質面や状態の安定度は大きく異なる事でしょう。よく乾燥させたとしてもそれらの素材の質の違いが理由として新しい楽器程に狂いが出易く、こうして状態の悪くなった年代の新しい楽器が多く持ち込まれる事と思います。勿論全ての新しい年代の楽器がそうという訳ではありませんが、これらは自分の経験に基く話です。新しい年代の楽器は物理的に反り対策をされたネックにカーボン補強材等が入っているネックが安心して使っていけますね。多くの楽器を触っていると状態はピンキリですが古い楽器から鳴る福与かな低音や耳障りの良い高域は新しい楽器からは鳴る事が少ないです。生き残っているヴィンテージ楽器はリペア暦が無い状態で状態が良い物程に素材の質が高いと判断しても良いと思います。

    ありがとうございました♪


    ~今回のリペアプラン~

    ・ナット交換(底面R付き)・・・6000円

    ・フレット交換・・・25000円


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  • musicman silhouette ナット交換&フレット交換

  • 2018/04/10
  • Category:
  • ミュージックマン製シルエットのナット交換&フレット交換です。

    フレット交換のタイミングをよく聞かれますがその基準は自分の判断になります。具体的にはフレットが消耗により大きく減った状態にて持ち込まれる事が多いと思いますが、すり合わせで直せるが完成後のフレット高が低くなるのでこの高さ的に自分にとって弾き難い位フレットが低くなると思う場合はフレット交換を選ぶ事が適切です。フレットが低くなっても気にならず弾けるという場合はすり合わせで対応できます。大きいフレットが付いている程、すり合わせできる余力があるという事になります。もう少し詳しくするとすり合わせで対応するとしても山形状が整形できないレベルまで削る必要がある状態だった場合は完成後のピッチ状態に悪影響がでますのでこの場合はフレット交換が良い例です。

    フレット交換は指板を削る事ができるタイミングですのでウネリや反りを削って修正できます。多くのギター・ベースは弦を張りっぱなしで使っている方が殆どだと思いますのでハイポジ起き状態のネックが多くあります。これらの難がある状態でのすり合わせは多くフレットを削りストレートのラインを作る事になるのであまり良い方法とは言えません。お客様の予算都合でやらざるを得ない場合はしょうがないと思いますが、フレット交換時はこれらの難点の修正を行えるので総合的に本体のポテンシャルを上げるリペアとしてはフレット交換を選ぶ事もお勧めです。

    今回は大きく減った状態でしたのでフレット交換しやや高めのミディアムジャンボを打ち長く使っていける状態で仕上げました。フレットの大きさで音が変わります。ジャンボフレットになる程、金属質量が大きくなる事からステンレスフレットとまではありませんがニッケルシルバーでもキンキンとした高域成分が増えていきます。小さいスモールフレットは金属的な硬さも音質への影響が少なく、音としては良いフレットなのですが寿命という観点において致命的な仕様です。減ればすぐ交換のタイミングになってしまいます。その観点から無難のミディアムフレットが多くのギターベースに付いており、現在はやや高めのミディアムジャンボが多く付いている事に変わってきておりますね。

    フレットの高さは好みが分かれると思いますので、いろんなギターを弾いて自分の好みに合うフレットに打ち換えると良いでしょう。状態により金額の上下が大きいリペアではございますが状態に難が無ければカスタマイズする意味で選択される事もお勧めです。

    ありがとうございました♪


    ~今回のリペアプラン~

    ・ナット交換・・・5000円

    ・フレット交換・・・25000円


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    DSC_0068
  • Hofner JazzicaCustom フレット交換・ナット交換

  • 2018/01/12
  • Category:
  • 海外サイトで直輸入し手に入れたが状態に難があるとの事で持ち込まれたHofner製Jazzica customのフレット交換・ナット交換です。初期出荷でこの状態になるとは考え難く、恐らく前オーナーが触って失敗した状態と思いますが殆ど全てのフレットが溝にちゃんと入っていない様な状態です。弦高をかなり高くしないとまともに使えない状態です。フレットを抜いてみると溝が浅い・溝幅がグズグズになっている箇所が多くあり指板Rがかなり荒い状態とリペア必須の状態になっていました。

    溝の修正・指板Rの形状修正を行いつつフレットを交換し、見違える様な弾き易さとサウンドに仕上がりました。煌びやかなサウンドでもしっかりとした低音が出るレンジバランスの良いギターですので単体で弾いてもかなり使い易いと思います。指で弾いてもピックで弾いても良いサウンドですね。これは欲しくなるギターでした。

    ありがとうございました♪


    ~今回のリペアプラン~

    ・ナット交換・・・5000円

    ・フレット交換(セル有り・セットネック)・・・40000円

    ・フレット溝修正&指板R修正・・・20000円


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    DSC_4816
  • FenderUSA テレキャスター フレット交換&ナット交換&セレクター・ジャック交換

  • 2017/10/12
  • Category:
  • DSC_4464  FenderUSA製テレキャスターのフレット交換・ナット交換・ポット&ジャック交換です。今までノーメンテナンスでかなり長く使ってきたギターとの事でかなり弾き込まれ各所で消耗が激しい状態です。通常の使用でも難が出そうな状態だった為、ナット・フレットの交換、ガリが酷くリアの音が出ないセレクターやプラグを動かすと音が出なくなるジャックを交換する事となりました。DSC_4466フレットの消耗は特に凄まじく、余程弾き込まないとこの状態にはなりません。またFenderには珍しい状態でトラスロッドがかなり良く効く固体により反り調整の範囲が広く特に追加修正費も発生せず行えました。Fenderは製造精度の問題なのか、トラスロッドがあまり効かない固体が多く、多少の順反りでも直すのにロッドをかなり回す為、すぐロッド限界等の状態になってしてしまいフレット交換時にその修正等で追加料金が発生し易いです。DSC_4813 交換するフレットは多くのメーカーでも採用されているJESCARフレットです。音質も良く通常のニッケルシルバーよりやや硬い事から寿命も長くなります。ステンレスフレットの音質は嫌だけど普通のニッケルシルバーよりサウンドに明るさが欲しくて寿命が欲しい方にオススメしたいフレットです。DSC_4816フレット交換後はナットを整形しセットアップして完成です!

    錆びついたブリッジサドルも新品に交換し生まれ変わりました。音質も煌びやかで粒立ちの良いサウンドは弾いてて気持ち良いですね。フレット交換で指板のウネリも取れるので、弾き心地も見違える様に良くなります。テレキャスターはシンプルなゆえ個体差が大きく出易い楽器にも思います。歪ませてギャンギャンと荒いサウンドにもマッチしますし良いギターをリペアできて嬉しいです。

    多くのギターをリペアしてきてますがやはり弾き込まれた楽器とは他のギターと全然違ってて、ピッキングの反応が良く出てくるなぁと感じています。新しい楽器は縮こまったサウンドで変なリミッターが掛かった様な限界を感じる狭くまとまったサウンドが弾き込んでいくとレンジも広がりリミッターが掛かって限界と感じてた音域感も広がっていきます。鼻詰まり感が良くなっていくと表現したら良いのか、そこから低音が硬くない豊かな柔らかい低音になり高音は耳に痛くない上がり方をしてくると言うのか、ヴィンテージ等の古い楽器が状態も悪く実用するには大掛かりなリペアをしないと使用が難しい状態の物が多いのに選ばれる理由も触ってて実感しました。使い込まれた楽器は状態が悪くなってきますがそこは直せますので、長く使い愛されたギターはちゃんとプレイヤーの意思に答えてくれる様になるんだなぁとリペアしてて感じます。

    ありがとうございました♪


    ~今回のリペアプラン~

    ・ナット交換・・・5000円

    ・フレット交換・・・25000円

    ・セレクター交換・・・1500円

    ・ジャック交換・・・1000円


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    DSC_3312
  • Gibson byrdland 57年製 フレット交換&ナット交換

  • 2017/05/29
  • Category:
  • DSC_3247 DSC_3251 Gibsonのヴィンテージギター、byrdlandの57年製モデルのフレット交換・ナット交換です。

    ヴィンテージギターに手を加える=価値を下げる行為とされリペアの界隈でも躊躇されてしまう風習がありますが、今回は既にパーツの殆どが交換される等の改造がされており、オリジナルパーツでない理由で値引きがされていたものを購入されたとの事です。お客様からヴィンテージギターの価値が下がるとしてもリペアで手を加える事に躊躇いはないとの事で作業を進める事となりました。

    状態はフレットの背が低い物が使われておりますがかなり減りがある箇所がありすり合わせでは厳しい状態の為、希望されたフレット交換をする事となりました。

    ヴィンテージギターは何度かブログにも出てきますが古いものだけに状態がよくない固体が殆どです。ヴィンテージギターを購入する場合、リペア必須状態と思っても良いと思います。

    今回はフレット交換・ナット交換です。作業中で発覚したセルの剥がれ修正、指板のウネリ修正・フレット溝の修正等です。セルバインディングは経年劣化の縮小や剥がれが起きている場合が多いですが今回は張り直しまでいくレベルではない為、剥がれている部分の接着のみで仕上げました。指板のセルは縮小による影響かウネりが指板サイドに凹凸を広範囲に変化させており、フレットを打った後の整えの際に指板サイドの凹凸を取る様に削って整えました。

    フレット溝も抜いてみると割れが多くその修正、指板のウネリを整えるストレート出しでしっかり整えて仕上げました。DSC_3312 DSC_3313元のフレットが小さく、そしてかなり減っている弾き難い状態から交換後は見違える弾き易さに変わりました。ヴィンテージギターですのでリペアは気を使うのは確かですが、楽器として使うのか?あくまでコレクションなのか?で用途は変わります。前者ならぜひリペアをして使いましょう。状態も気に入って頂き嬉しく思います。

    ヴィンテージギターの箱物は素晴らしく、乾いた福与かな低域と高域が響くのに耳に痛くない高音の質は古いモデルでしか再現できない様に思います。生音で弾いても良い音がするので、時間を忘れてずっと弾いてしまう様な音質、良いギター=いつまでも弾いてられるギターですね。ヴィンテージギターは古いだけの価値ではありませんね。

    ありがとうございました♪


    ~今回のリペアプラン~

    ・フレット交換(セル有り・セットネック)・・・37000円

    ・溝修正・・・8000円

    ・指板修正・・・8000円

    ・ナット交換・・・5000円


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    DSC_3438
  • FenderUSA カスタムテレキャスター 完全オーバーホール

  • 2017/05/05
  • Category:
  • DSC_3404 DSC_3405 FenderUSAテレキャスターの完全オーバーホールのリペアプランです。かなり酷使している様でフレットは全体的にかなり減っており電気系もボロボロな状態です。

    大きな問題点としてはトラスロッドが限界まで回しても大きな順反り状態です。トラスロッドの効きもそこまでよく効かない為、ロッド調整で効く範囲も狭く、限界まで効かせても大きく順反っている状態です。今回はフレット交換の際に指板を削ってストレート出し修正を行いつつ作業します。DSC_3419 かなり大きく反っている事、指板自体も薄いので様子を見ながら削っていき修正していきました。トラスロッドの効き具合もリペア後の将来を考えると反った際に調整の範囲の余裕を持たせて仕上げたい所です。ロッドの効く余裕をどこまで残して指板を削っていくか、順反りも大きいので指板の必要分のフレット溝がメイプルまで達しないギリギリまではストレート修正し、フレット溝に対しあえてキツめのサイズの太い足のフレットを打ち込む事で逆反りに動く様に作業し、最終的に何とかロッドが8割程度は余りがある状態でストレートを作れました。DSC_3423 作業後はサイドを処理し、すり合わせて完成です。DSC_3438リペア完了後は通常のFender指板と違い、指板を修正加工する作業になりましたので円柱指板から円錐指板にも加工し弾き易さも段違いに良くなりました。お客様も「こんなに弾き易くなるんですね!」と驚いており嬉しい限りです。

    その他ついでに錆びが酷かったブリッジサドルも交換しテレキャスターの弱点であるオクターブの甘さも改善されました。

    電気系パーツも全て新品に交換され、ナットも交換しております。完全オーバーホールのリペアプランですので弾いてて消耗に関わる必要な部分は全てリペアがパーツ費込みでリペア可能です。

    煌びやかで元気なサウンドはリペアした事でテレキャスターの良さを完全復活できた事かと思います。弾き易さと音質の良さは気に入って頂き嬉しく思います。

    ありがとうございました♪


    DSC_3399
  • JacksonUSA フレット交換&ネック割れ修正&ナット交換

  • 2017/04/17
  • Category:
  • DSC_3337 DSC_3339

    JacksonUSAのフレット交換&ナット交換の依頼です。かなり古い初期の頃のモデルの様です。1ピックアップのシンプルな仕様は使うバリエーションが限定されますが余計な回路も少なくできる事から音質面で優れています。シンプルイズベスト、回路が少ない程、電気抵抗を減らせるのでその分音質を向上させる事ができます。DSC_3338

    DSC_3340

    トレモロがビス頭に引っ掛かる様な形状のブリッジになっております。今のケーラーモデルと仕様が違いますのでかなり珍しいブリッジですね。DSC_3343

    古いギターはどうしても経年劣化等により支障が起こるのも珍しくありません。

    トラスロッドが変形し曲がっているのか、写真では分かり難いですがザグリの床にナットが近い為、パイプレンチを差し込むと床に当たり4分の1もレンチが入らない→少ない噛みで無理に回そうとするとナットをナメらせて回せなくなる可能性大という状態です。幸いロッドをあまり回していない状態だったのでナットの噛みは少なく、取り外しは簡単にできたのでナットを外した後はザグリの床を少し削ってパイプレンチが完全に入りきる様に加工しました。DSC_3347 スカーフジョイントは接着面が非常に弱い為、経年劣化で剥がれてしまう場合も少なくありません。木材で言う所の上下の導管部での接着は殆どの場合は通常の接着より接着強度が保てず、長い年月が経つと剥がれてくる可能性があります。接着面が剥がれ、殆ど指板が橋渡ししている様な状態でしたので接着し直し修正しました。綺麗に割れていた事もあり接着の精度は出せているので問題なく接着できました。使用するゲージも09-42ですので特に問題は起きないでしょう。DSC_3377 古いモデルとはいえ指板状態は良い方でしたのでフレット交換に大きな修正も必要なく行えました。

    フレット溝等はガバガバに切って接着剤で取り付けてあるパターン(昔のGibson等)は温めて簡単に取れるが元々ガバガバなので通常の打ち込む場合は溝を埋めて切り直し修正が必要な事・もしくは同じく接着剤で固定する等や、指板の溝幅がタイトな場合に対しスタッドに大きな返しが付いてるフレット(ジムダンロップ製等)が付いている場合はフレットを抜く際にスタッドの引っ掛かりが強く食い込んでいる事から溝周辺を持っていき、溝修正を広範囲に必要とする場合等もある為、作業に入ってみて分かる事等もあります。DSC_3378指板を削ってストレート修正→フレット打ち→サイドの整え&サイド処理→すり合わせで完成です。

    フレット交換は必要であれば指板を削ってストレート修正を掛ける事で反りやウネリも直しながら弾き易い状態で完成させる事ができる効率の良いリペアです。どうしても指板面は塗装していない状態ですので湿気・乾燥の影響を受け易い部分です。長い年月が経った指板はストレートラインも狂っていき反りや捻れ・ハイ起き等も関係してウネウネと変化していきます。それらの狂いをフレット交換のついでに削って修正する事ができます。

    DSC_3398 DSC_3399完成です!

    フレットを交換すると音色もかなり良くなりますね。よく「若返った様な」と表現されますが、自分もそう思います。艶のあるきらびやかさ、音程感の良さ・高音の伸び等が交換前と段違いに良く鳴りますね。フレットの背の高さがある事から弾き易さも変わりますので良い事尽くめです。

    またPUが古いセイモアダンカンSH-4が付いているとの事ですが現在のSH-4と全然音が違いますね。かなり良い音です。よく「昔のダンカンはかなり良い。」と言われてますが、磁力が落ちての音なのかSH-4と言われても別物の様な音ですね。パワーが程好くミドルが硬くない柔らかさと各弦の分離も良いのでリア単体のギターでも物足りなさを感じないですね。クリーンで使ってもかなりバランスの取れたクリアーな音質でありつつ、歪ませても程好いゲインになるのでリア単体でも問題無いギターですね。

    ありがとうございました♪


    ~今回のリペアプラン~

    ・フレット交換・・・25000円

    ・ナット交換・・・5000円

    ・ネックの割れ修正・・・10000円


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