カテゴリー別アーカイブ: 楽器の詳しい知識・学問

    ST_2
  • ストラトキャスター

  • 2016/05/23
  • Category:




  • 毎回マニアックなリペアブログですがお客様が増えてくるとギターを始めたばかりのお客様も多く、最初は1~2万円程度のギターから始め、2本目からちゃんとしたギターが欲しいが何を選んだら良い?と相談を受ける事も珍しくありません。勿論良いギターとは状態もそうですがお客様の求めるサウンドが出せるか?が重要になっていきます。今回はそんなギター選びに役立てたらと代表的なストラトキャスターを初心者にも分かり易く(前半は…)紹介です!

     

    ストラトキャスターの魅力

    _20160523_095801

    ストラトキャスター(以下ストラト)はFender社から発売され、それから半世紀近くになりましたが数多くの名プレイヤーに愛用されました。Gibsonのレスポールと同等にエレキギターの代表的な存在です。プロのギタリストの方も必ずと言ってもストラトかレスポールを所持した事があると言って良い位メジャーなギターです。ストラトを手に入れるきっかけはやはりジミ・ヘンドリックスやスティーヴィー・レイ・ヴォーン等のカリスマ性溢れるアーティストの愛用ギターという位置付けもあります。有名アーティストを書いていくと人数が多く大変ですが他にも多数のカリスマ的アーティストに使われております。

     

    ストラトキャスターの弾き心地

    ネック本来は指板のR(弦を押さえる所の曲がりの大きさ)が大きいモデルで人の手の握りに馴染み易くコード弾きが押さえ易いと利点はあります。ただしメーカーにより同じストラトでも指板Rが異なって作られる場合もありますが、表記では数字が大きくなるとRが平らに近くなっていきます。ややこしい表記ですので「指板Rが大きい」とは表記の数字が大きいの意味なのか曲がりの大きさなのか言ってる意味が食い違いになり易いので、Rが自分に馴染むかは試奏で実際に弾いて確認しましょう。またネックグリップの形状が「V」の様な形になった物もありますので、かなり弾き心地に好みが出ます。しっかり試奏しましょう。





    ストラトキャスターの電装系

    _20160523_103400

    特徴的なシングルコイルピックアップが3つ付いているモデルがスタンダードで、他にもリアPUがハムバッカーになっているのもあります。単純にギター単体で3つの音色が使えるのですが、ハーフトーンと言うフロント+センターやセンター+リアのサウンドもあり5種類の音色位置が選んで使えます。

    ストラトはボリュームポットが近く、手に当たり使い難いと言われる方も多いですが、演奏中にボリュームを変えたりする演奏法にはやり易いでしょう。またリアにはトーンが配線されていない為、リアPUはフロントやセンターに比べて細く歯切れの良いサウンドです。人によって好みが別れる部分でリアだけPU交換される人も多いです。ただし最近はセンタートーンにまとめてリアも繋いでリアもトーンが効くモデルも多くなりました。このモデルはリアの音色が細くならずフロント・センターとの音色バランスが取り易いのでオススメです。普通のストラトでもリアをセンターと一緒にトーンを効く様にしたり、リアに効くトーンを効かなくする方法も改造で可能です。

     

    トレモロアームブリッジ

    _20160523_102604

    ストラト最大の難所、と言って良いかもしれないブリッジ。シンクロナイズドトレモロと言われるブリッジには調整が難しく、具体的にアームを使うとチューニングが狂う点が上げられます。ただしこれは正確な調整またはリペアにて改善できる部分であり、チューニングが狂うから嫌だ!と考えて使わないのは勿体無い事です。具体的にアームを使って狂わない調整は弦に関わる全ての部分が影響しており、ペグ・ナット・弦・ブリッジ・スプリングが影響します。

    ペグの巻き数、特に4~6弦の巻弦は多いとアーム使用時に撓んで引っ掛かりを起こしチューニングを狂わせたりします。ナット溝が狭いと引っ掛かって狂ったり、弦は安価な物はすぐに伸びてチューニングが安定しなかったりしますのでアーム調整時は弦選びに注意です。ブリッジが正しく付いておらず本体を止めてるビスが動きを妨げ引っ掛かっている場合やスプリング自体がアームを使うと元の位置に戻らない等の症状があります。難ヵ所が一つでもあるとアーム使用時にチューニングが狂いますのでご注意下さい。



    ココがオススメ改造

    ストラトには以上の点からオススメ改造があります。

    ペグDV020_Jpg_Jumbo_361011.229_satin_chrome

    ペグにはアーム使用時に狂いを無くす為に巻き数0を実現できるシュパーゼル・マグナムロックペグがオススメです。弦交換も非常に楽になります。

    ナット溝切り

    DSC_0361ナットが狭くチューニングが狂う点が一番多いトラブルです。チェックしてみて下さい。

    スプリング交換

    images-1アームを使う上で滑らかな動きやサウンドにも影響する部分です。ESPやlaw vintage等の良いスプリングに交換がオススメです。こちらも消耗品ですので長年交換してない場合はチェックしてみましょう。

    アームベタ付け

    最初からアームを使わないセッティングにするのも可能です。スプリングのビスを締め込み、チューニングをしてもブリッジが浮かない様にするだけです。弦高やオクターブ調整が再度必要です。



    その他細かくありますが、ご自分で交換できるパーツを交換して使ってみる事はオススメです。

    さいごにDSC_0363

    ストラトは安定して使える状態にするにはリペアを行う必要があるかもしれないギターではありますが、数多くのプロミュージシャンを魅了したその音色は頑張ってでも使いこなしたいギターです。レスポールとの代表的なギターになる理由を感じ取ってみて下さい。音色的にもパワーが弱くプレイヤーの誤魔化しが効かないギターですが、腕が良いプレイヤーから放たれる音色には他のギターには無いストラトだけの美味しい音色を感じ取れる事でしょう。

    長々な記事でしたが読んで頂きありがとうございました!お客様の参考になれば幸いです。




    DSC_0412
  • フレットすり合わせについて ~その2~

  • 2016/05/18
  • Category:
  • -フレットすり合わせについて-

    昔の記事になりますがフレットすり合わせの詳細「フレットすり合わせについて」の記事を書きました。
    そして今回リペアされたお客様から「すり合わせで音がかなり良くなったけど、以前とどの様に変わったのか知りたい。」と質問され、新たに記事にしました。
    フレットすり合わせはリペアの記事に多く出てくる重要なリペアです。
    前振りとして過去の記事を読んでからこちらの記事を読まれるのをオススメします。



     

    -フレットすり合わせ手順-

    _20160518_093940
    フレットすり合わせはマスキングを貼る→ネック調整→すり合わせ→丸め→磨き
    の順になります。
    すり合わせ前の確認としてネックの状態見極めがかなり重要ですが、ネックは使っているとフレットが減る事もそうですが特にローズやエボニー指板は塗装がされてない事から指板自体も湿気による膨張や乾燥による収縮の影響でウネリが出てきます。
    ウネリだけでなく捻れが起きていたりハイが起きていたり、これらはトラスロッドの調整で直せないのですり合わせで直す事も可能です。
    その際にどう削れば良いか等、状態を確認し作業の判断次第で完成品に大きな影響が出てきます。
    無駄の無い効率が良い状態に調整しすり合わせを開始します。



     

    -すり合わせ確認-

    _20160518_094516
    リペアで毎回行っているのがすり合わせた後に弦を貼って状態を確認する作業です。
    弦が張られていない状態ですり合わせているので精度としてはこの段階でまだ100%とは言いきれません。
    弦を張って調整した状態で難が無い事を確認して初めて完成と考えています。
    木材には木目があり、強度が端から端まで一定の硬さではありません。弦を張ると捻れを起こしたりハイが起きてきたり、またトラスロッドを調整したら大幅にフレットラインが崩れる等、そうした難が出るネックも見極めが必要です。
    また応用として「弦を張ると捻れるorハイが起きてくるネック」等、弦を張って状態が悪化するタイプのネックは経験上ですが将来的にも出た狂いに変形してくる可能性が高いです。
    なのでせっかくすり合わせても将来的に変形が起きて状態が悪化したらまたすり合わせしてね、と言うのも不親切かなと思いますので将来の事も考えて出てくる狂いが悪化しても状態が極端に悪くならない様にすり合わせしておく事もリペアの方法で行えます。
    ベースに関しては弦の張力が強い事からハイが起き易く、各メーカーでハイが起きてもある程度は大丈夫な様にハイポジションが多めに削られてる等の対策が見られます。



     

    -すり合わせ後の処理-

    _20160518_101726

    音に影響する大きな点は丸みです。今回も絵になりますが、下手ですいません…笑
    すり合わせ自体は状態の見極めから行う上面すり合わせで仕上げますが、その後の処理がかなり音に影響を与えます。
    お客様が感じる「音が良くなったけど何故?」と感じる理由は大体この辺りにあります。
    フレットにはセンターがあり、フレットが削られてくると上面が平らになり弦の当たる面積が増え抜けや立ち上がりが悪くなるだけでなく音程感も悪くなります。



    _20160518_101455
    丸め作業も市販のギター・ベースで低価格な物は細かい所が簡略化されコストダウンされています。市販品も写真の様なすり合わせた後に上面の角を軽く取った面取りだけで終えている場合の物も多いので、状態が悪くなくても丸め作業を行うだけで見違える様に音が良くなる物もあります。

    _20160518_101704重要なのは点で当たる事ですね。弦がセンターだけに当たる様に丸める事がお客様が弾いててびっくりする位良くなったと感じる理由です。押さえた時に確実にセンターを捕らえ、ギター等のコード弾きによる複数の弦を弾いた時は各弦の混ざりがかなり良くなります。

    DSC_0412
    丸めた後は磨いて完成です。
    簡単に見えてかなりの技術が必要なのがフレットすり合わせというリペアです。
    今は市販品にもリペアができる工具が売られ、それらを買ったら自分でリペアができるのでは?と思うかもしれませんが落とし穴がいくつもあります。
    結局は技術が必要な事と、あまり深くは書けませんが皆様がお目にできる様な所で売られてるリペア工具を使ってリペアをしてるリペアマンは自分の知る限り粗居ないとだけは書いておきます。やはり皆拘った良い工具を使っています。何事も餅は餅屋、良い工具を使い高い技術力が必要です。大事な楽器を状態良く使うのでしたらプロのリペアマンにお願いしましょう。

    フレットすり合わせの詳細でした。長々読んで頂きありがとうございました♪


    〒114-0014 東京都北区田端1-21-3 エーデルワイス101

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    DSC_0270
  • 5月2日 hide

  • 2016/05/03
  • Category:
  • DSC_0277


    ゴールデンウィークですね♪皆様はどうお過ごしでしょうか?自分は沖縄旅行だったり、帰ってきたら5月2日はhideの命日。特別な日ですね。

    ただのファンだったらお墓参りまでは行かないのですが、hideには特別想入れがあり毎年5月2日はイベントやお墓参りに行っています。

    X japanのギタリストhide、元々ギターと無縁なオタクだったのですがいろいろと人生に縁があります。X japanを知らなかった時、家のすぐ近くにガソリンスタンドがあり、そこからforeverloveが聴こえたのがキッカケでした。名曲ですね。もちろん曲名もバンドも知らないのでCDを買って聴く事ができませんでした。

    そんな機会の中、小泉総理がTVのCMでforeverloveを使用した事から初めてXjapanを知りました。なので小泉総理が居ないとまずXjapanを知る機会が遅れもしかしたらギタークラフトマンになっていなかったかもしれません(汗)

    Xjapanを聴いてギターをやりたくなる訳ですが、hideというカリスマ性に牽かれ「自分もこんな人になりたい」と思う様になりました。初めて買ったギターはhideと同じモッキンバード。そしてその電装の裏パネルを空けて中を見ると「これ、自分でも作れるんじゃない?」と思ったのがギタークラフトマンへの第一歩でした。今思うとなんであの時中の配線を見てギターのボディを作ってしまうのか自分でも謎ですけど(笑)学校の美術の授業でギターのボディを作った事が楽しくて「これを仕事にできないかな?」と思ったのが初まりです。自分の人生の進路はhideが居なければ成り立たないものでした。知らないで生きていたらつまらない生き方をしてる人生になっていたでしょう。

     

    三浦海岸駅に行き、hideのお墓参りでした♪この日はお墓前にファンのメッセージが書けるメモ帳があり、自分も書きました。

    ~ hideのお陰でギターを始め、今こうしてギターを作る・直す仕事をする夢を叶えました。ありがとうございます。 ~


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  • 質問が多い内容のQ&A

  • 2016/02/22
  • Category:
  • 日頃から当店をご利用頂きまして誠にありがとうございます。お客様のお問い合わせに多い内容をまとめて公表致しますので、依頼のお客様はご参考下さいませ。今後ともギター工房DNSを宜しくお願い致します!



     

    Q.郵送でのリペア依頼も可能でしょうか?
    A.可能です。全国どこからでも受け付けております。

    Q.当日で仕上げる事は可能でしょうか?
    A.他のお客様の予約状況によりますが時間的に作業可能な内容であれば基本的に当日仕上げで作業を受け付けています。

    Q.予約無しで来店も可能でしょうか?
    A.大丈夫ではありますが予定によりお店が空いてない・対応できない場合や万が一予約されたお客様の時間と被る場合は終わるまでお待ち頂くか対応もできない場合がある為、予約をされて来店した方が確実な対応ができます。

    Q.予約時間に遅れてしまうとどうなりますか?
    A.余裕を持って時間調整をしていますがお客様が多い時間帯は一人1時間で組んでおります。
    遅刻してしまった場合、次のお客様の時間になってしまった場合は預かりか他の空いてる時間に再度来てもらう形になります。

    Q.弦は用意していますか?
    A.弦はお客様の好みがある為、愛用弦の持ち込みをお願いしております。

    Q.持ち込みパーツの対応は可能でしょうか?
    A.受け付けはしておりますがこちらで購入してない(代理店を通してない)パーツでの組み込みが1つでもあるとトラブル時の保証が受けられなくなりますのでご了承下さいませ。

    Q.予算的な問題で古いパーツを流用したいのですが可能でしょうか?
    A.ご希望であれば流用可能ですが、内容によりトラブル時に保証が受けられなくなります。

    Q.自分で改造して壊してしまいました。修理可能でしょうか?
    A.大丈夫です。ただし元の状態が分からない状態になってる場合は修理ができない場合があります。
    こちらも内容により保証外になる場合があります。

    Q.エフェクターやアンプの修理も受け付けできますか?
    A.中をチェックしてパーツ交換で直る様な原因だった場合は対応ができます。こちらは専門外の為保証がありません。

    Q.ネックのみのオーダー製作は可能でしょうか?
    A.可能ですがネックのみ製作の場合はヘッドに当店のロゴは入れる事ができませんのでご注意下さいませ。

    Q.塗装は受け付け可能でしょうか?
    A.塗装は環境の問題により臭いの対策や長期保管が難しい為、基本的に外注の対応になります。
    こちらで行えるのは塗装前の準備(マスキング・磨き等)・リフィニッシュの塗装剥がし・オイルフィニッシュのみになります。

    Q.材の販売やパーツ、中古販売はしていますか?
    A.普段はしておりませんが不要になってしまった物を予告なくTwitterに投稿をしたりします。購入の場合は店頭に引き取りのみで行っております。

    Q.求人等は行っておりますか?
    A.現在は行っておりません。

    Q.値引き割引はありますか?
    A.公表してるサービス以外に値引き等はありませんが、工房地下のレコーディングスタジオCPRのご利用お客様・何度もご利用頂いてるお客様には公表していない割引サービスを行っております。

    Q.営業時間外で夜中でも対応可能でしょうか?
    A.22時最終受け付けの23時閉店となってはいますが緊急の内容等により対応致します。夜中なので機械を使うリペアは不可になります。




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  • BOSS MT-2 メタルゾーン×MODメタルゾーン 弾き比べ

  • 2016/02/21
  • Category:
  • DSC_4822



    以前MODしたBOSSのMT-2メタルゾーンとノーマルのメタルゾーンを工房地下のレコーディングスタジオCPRさん協力の元、弾き比べを行いました♪

    エフェクターのMODも試す環境が無ければ「そんなに大きく変わるものなの?」と思うかもしれません。BOSSは価格が安い事もありコストの問題で中のパーツは安物パーツで作られています。それらを良いパーツに変えるだけでも全然変わります。

    今回はノーマルのメタルゾーンを買ってきたので、MODしたメタルゾーンがスタジオ機材にラインナップしたので弾き比べです♪

    ※MODの内容は以前のブログを参考下さい!DSC_4825 DSC_4826
    値段が高い音・値段が安い音と表現する人がいますが、それが一番分かり易い例えかもしれませんね。



    MODしたメタルゾーンは音のレンジや密度がノーマルと全然違い、ノーマルに換えて弾くと音がレンジ狭く細々く感じてしまい、一言で現すならしょぼく感じてしまいます…。

    コンデンサにはmiwa製を好んで使っているのですが、音が明るくハッキリとした音がする印象がするので好きなコンデンサです♪MODしたメタルゾーンのコンデンサは全てmiwa製に交換していますが音の粒が綺麗になってハイが伸びる様になっていますね。18V化した効果やフィルターをバイパスした効果も大きいかと思いますが、音のレンジが全く異なるのに驚きの一言です。

    まさかこれ程の大きな影響を与えるのは弾いてる自分が一番ビックリしました。やはり良い音には良いパーツですね。今使っているエフェクターやアンプ機材等も中のパーツを良い物に変えたくなる様な実験になりました。MODが流行る理由も分かりますね。

    実験に協力頂きありがとうございました!


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    DSC_4671
  • ESP cinnamon アウトボード化

  • 2016/02/09
  • Category:
  • DSC_4671



    前回から引き続きベース内蔵プリアンプのアウトボード化です♪

    今度はESP cinnamonです。
    こちらは自分でも使ってるお気に入りプリアンプです♪

    DSC_4672

    使ってないエフェクターケースを流用し組み込み。

    DSC_4673
    完成です♪
    ナチュラル変化でアクティヴ臭くないサウンドが好みで自分でもよく使うプリアンプですが、今回EMGのベースで試奏してみると意外な程良い組み合わせだなと改めて発見しました。
    cinnamonはオススメですよ♪

    パッシヴベースにプリアンプを入れてアクティヴ化等をお考えの方はぜひプリアンプ試奏をお試し下さいませ!


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    DSC_4669
  • bartolini TCT アウトボード化

  • 2016/02/08
  • Category:
  • DSC_4667



    バルトリーニのベース内蔵型プリアンプ、「TCT」になります♪

    お客様から多い要望に「ベースの内蔵アクティヴ回路を組みたいけど、どんな音がするのか使って試せたら良いのに…。」との要望が多かった為、手持ちのベースプリアンプをエフェクターケースに組み込んでアウトボード化し、プリアンプを取り付けるお客様の為に実際に弾いてチェックし、好みのプリアンプを購入し取り付けができる様に致します♪

    内蔵プリアンプは言うならエフェクターを入れる様なものですが、配線されてない状態で販売してるので試奏はできないパーツです。その為「思ってたのと違った。」等の失敗も経験するかもしれません。

    アウトボード化すれば内蔵ではない状態になるので、PUからの間にシールドやジャック・スイッチ等、実際には内蔵してない回路を通る状態になるので正確には多少音は変わるのですが、内蔵してしまえばその余計な部分もカットになるのでチェック時より音は良くなります。プリアンプを入れたいベースを使ってチェックするので精度が高いチェックになります。

    DSC_4668ケースは毎回お馴染みの使ってないエフェクターから流用(苦笑)

    DSC_4669

    音出しチェックも無事にOKです♪

    TCTはナチュラルな変化に思えますが効く範囲が広く、特にスラップのバキバキサウンドにした音色が美味しいと言うか、スラッブする人達向けに設計したのかな?って思う位のスラップサウンドが美味しく作れます。

    また今回のTCTは古いモデル?なのかバルトリーニのホームページにある配線を見ると全体が左右反対で1つだけ色が違う仕様になっております。
    もしかしたら現行のTCTと音が違う可能性があるので、こちらは参考程度になるかもしれませんね。

    バルトリーニはどっちかと言えばXTCTの方が一般的かとは思いますが、そちらも入手しましたらアウトボード化していきたいと思います。

    プリアンプ交換、パッシヴベースをアクティヴ化したい際はぜひ弾いてチェックしてみて下さいませ!


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    DSC_4619
  • ベースプリアンプ製作実験

  • 2016/02/02
  • Category:
  • DSC_4618



    よくお客様から相談される内容に「ベース本体のプリアンプは何を選べば良いですか?」等、パッシヴからアクティヴに改造したいお客様から相談が多いです。正直好みの世界ですが、ナチュラルにやるならESPのcinnamon、アクティヴにやるならアギュラーOPB-3等が好きですね。

    それから「自分が理想としてるプリアンプも作れますか?」の話にもなったりします。結構悩んでる人の多くは「どんな音がするのか分からない」「パーツ代や取り付け代もそれなりにするので失敗したくない」との声が多く聞かれます。

    言われてみれば安くで良い内蔵プリアンプって無いかもしれない…作れないかな?と、知人のエフェクターが詳しい方に頼み「こんなのどう?」と設計図をたくさん貰いいろいろと作ってみました。

    それからいろいろなエフェクターを買ったり借りたりしては中を見て、EQのパーツ構成を研究したり。

    コンデンサや抵抗器をソケット化して作り、パーツを変えいろいろな値の組み合わせを試したり。

    その知人から言われたのも「エフェクターの値段は研究料。作ったら数千円の安い品物だけど、その設計に行き着くまでの研究と努力にお金を払うもの。」と言ってただけあって本当だなと実感です。自分もギターベースを作る&直す技術と知識はあってもエフェクターの回路を何もない状態から作る知識は持ってませんから今は既存の物のパーツを変えて自分なりにアレンジしていくやり方位しかできませんが、ベースの内蔵プリアンプはギタークラフトでベースを作る上にも関係ある部分なので、要所で数パターン作れる様に努力していきます。基盤もいろいろと見てるとパーツ構成に大きな変化がある訳ではない様で、仕様的にはコンデンサと抵抗器の組み合わせを上手い事使って作ってるみたいに思えます。言葉で説明は簡単ですが、やってみるとメチャクチャ難しく、特に抵抗器数個の値を変えただけでかなり音が変わるので、バランスを考えての組み合わせも意外に難しいです。1日で完成させるのは到底無理だなと改めて実感しました(汗)

    DSC_4619

    それから早いもので約2ヶ月…。汗

    もう何十個作って試したのか、作業の間にいろいろと作っては試しを繰り返し、今回初めて形にしてみて実際に組んでみました。

    素直な音がするEMGのベースを使い、ポット等はエフェクター用で試作状態だったので交換して組み込み。

    さて音の方は…DSC_4620実際に組んで弾いてみると「やっぱりあの組み合わせが良かったかな?」や「もうちょいミドルの効きを伸ばしたい。ハイは効き過ぎだからもう少し押さえたい。」等、イメージが離れると言うよりは弾いてて新たにもっと良くできるんじゃない?と考えるばかりでそうそう簡単に成功とはいかなそうですね。

    また空いた時間使って研究します。

    しかし本当にエフェクターや内蔵プリアンプも中身を見てしまえば作れると思ってしまう様な作りですが、これを最初に設計できた人は本当に凄いなと思います。もしかしたら設計と言うよりは何度も実験して良い組み合わせを見つけていったのかもしれません。凄いの一言です。プリアンプ製作はまた振り出しですがめげずに頑張ります!


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    DSC_4439
  • 電源タップ製作

  • 2016/01/13
  • Category:
  • DSC_4436



    電源タップを製作しました♪
    使うコンセントの数が多かったり設置場所から機器の電源ケーブルがコンセントに届かない理由で電源タップを延長ケーブル的にも使ってました。

    今まで使っていたタップは安物で、使ってたのは机のライトや防犯装置だったり別に良い電源にする理由は無いのですが、片付けしてスピーカーの位置を変えた為、使っていた良い電源タップのコンセントにスピーカーの電源が届かなくなってしまい、しぶしぶ安物タップに繋ないでる状態でした。

    「これだとスピーカーから良い音が出ないジャン!」と(笑)

    電源ケーブルは御存知の通りギターのシールドケーブルの様に音が変わります。
    むしろそれ以上に効果を実感できるかと思います。安物から有名メーカーのケーブルを使った時のあの感覚ですね。
    電源ケーブルを作る際は予算が重要です。
    まず値段の桁がギターのシールド等と異なりメチャメチャ高価です。
    良い物を作ろうと思えばケーブルのみ1mで5000円以上は普通にしますしプラグだけでも1万円を越えたり、タップに関してはケースや壁コンセントも万円単位だったり。

    作る際は予算を決めて作るのがベストかと思います。
    今回は予算1万円で、使うコンセントも数が多い部分に使用するので6口で作ります。
    ・ケースは手頃価格の物。これが重厚で丈夫になるだけでもかなり音が良くなるのだとか。使いたい気持ちもありますが結構高額なので、それなら大変な作業ですがエフェクターのケースで自作したり、その予算をケーブルやプラグの質を高めたりしても良いかもしれません。

    DSC_4439

    ・壁コンセントは一般家庭用の2Pコンセントが3口×2。
    パナソニック製。

    ・ケーブルはベルデン19364。2m。

    ・コンセントプラグはマリンコ8215T
    で製作します。
    お気付きの方も居ると思いますが、一般的なコンセントは2Pで、これら電源ケーブルの物は3Pが殆どです(2pモデルもありますが3pモデルと比べ数が少ない)。

    そのままだと壁コンセントに挿せないので、アース部分を切って削り2Pに改造するか3P→2Pに変換するアダプタを使う形になります。
    アース部分はスタジオやライヴハウスで普通に使えますし、プラグの値段を考えても切るのは気軽にできる事じゃないので今まで作ってきた電源を家で使う際は変換アダプタを使ってました。

    変換アダプタが間に挟まるので、その分音が悪くなるのでは?と思ってましたが実際にそうみたいです…。
    なので今回はオーディオやアンプを使う部分の壁コンセントだけですが電気業者に交換を依頼。
    一般的家庭用の2Pから3Pに交換。

    DSC_4450 DSC_4451
    交換した壁コンセントはホスピタルグレードの物なのでかなりガッチリ挿さります。
    重たくなり下に傾き半挿し状態になりやすい電源ケーブルもガッチリ固定され抜けてくる心配も無くなります♪

    DSC_4452

    本気で拘るとブレーカーからコンセントまでの電気配線を交換したりするので、予算が多く出せる方にはオススメです。
    そして安物電源タップから製作した電源タップに交換。
    壁コンセントも変えてるので完全な比較にはなってませんが音が全然違いますね♪
    いつも設定してるボリュームより音が大きくなってますし、レンジが広がりハイは切れが増してローも低い所まで出る様になっています♪

    ただ製作したこの電源タップも電源ケーブル全体からみればローエンドクラスになるので、更に良い電源はもっと効果を体感できるのかな?と気になりますね。
    以前スタジオで行ったアンプの電源ケーブル比較で体感した事もあり、「電気で動くんだから、その電気が良くないと台無しになる。」って思える様になりました。
    電源は建物自体にもよる、と聞いた事があります。
    その辺りの情報はあまりありませんが、建物のエレベーターが動くと建物全体の電圧が下がるので良くない、そうです。
    自分の工房が入ってる建物は上も下も音楽スタジオ。
    オーナーさんが音楽事業の方でかなり詳しい御方でした。
    建物の電気周りもオーナーさんのオーダーが入っててしっかり作ってますので建物の電気状態はご安心を!との事でした。
    ただ工房の方は元々事務所だったので設備は普通だそうですけど(汗)
    建物の問題はクリアしてるので、お金を掛ければスタジオ並みになる様ですね。
    かなり話が脱線しましたが電源ケーブル、オススメです♪
    アンプを持ってる方には初期で付いてる物から変えてみると効果をかなり体感できると思います。
    初期のケーブルがレンジが狭い事等に気が付くと思います。
    お試しあれ!!


    〒114-0014 東京都北区田端1-21-3 エーデルワイス101

    ギターリペア工房 Draw a New Sound

    東京都 山手線 田端から徒歩2分 どこよりも早いリペア早期仕上げ対応可能のリーズナブル料金&丁寧な作業のギターリペアショップです♪

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  • 2015年リペア振り返り

  • 2016/01/01
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    明けましておめでとうございます!

    2016年度も変わらずお客様にはリーズナブル価格でしかも速い納期をモットーに頑張っていきますので今年も宜しくお願い致します!

    そして2015年にはどれだけの本数をリペアしたのか?と数えてみました。

    プロのメジャーバンド、フリーのギタリストやベーシスト、スタジオミュージシャンからインディーズの方達まで簡単な物は診断から調整、大変な物はネック折れや材から新たに製作する物まで、お客様の要望でブログに載せられなかった物まで全て数えると2015年のリペア本数は新店舗設立に長い休業期間がありましたが全合計212本あり、製作したギター&ベースは合計3本ありました。ここまで営業が上手くいっているのもご利用してくれたお客様のお陰です。誠にありがとうございます。

    一番は調整が多く、続けてフレットすり合わせ・ナット交換がダントツに多いのもリペアの需要箇所と比例しておりました。

    多くのお客様からは「受け渡しからリペア完了が速い」「価格が手頃なのに丁寧」と好評を頂いており嬉しく思います。これからも今まで以上にサービスを提供できる様に頑張っていきます。

    2015年も多くの方達にご利用頂きまして誠にありがとうございます。2016年も営業時間は変わらず平日17時~23時・休日13時~23時で営業していきます。

    2016年の目標としてはリペアだけでなくクラフトの方、当店スタンダードモデルを作っていき販売していきますので楽しみにしていて下さい♪

    今年もリペア工房Draw a New Soundを宜しくお願い致します!!




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