年別アーカイブ: 2026年

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  • 【保存版】電源でギターの音は本当に変わる?ノイズ対策から電圧・トランスまで徹底解説

  • 2026/08/17
  • Category:
  • 「ギターの音作りに悩んでいるけれど、エフェクターやピックアップは一通り試した…」

    「ライブハウスや自宅でのノイズをなんとか減らしたい!」

    そんな方におすすめしたいのが「電源(パワーサプライ・電源ケーブル・壁コンセント)」の見直しです。

    一見地味な「電源」ですが、プロの現場ではサウンドメイクの最重要項目のひとつ。

    この記事では、電源によってなぜ音や弾き心地が変わるのか、その理由と具体的な検証ポイントを分かりやすく解説します!

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    1. なぜ電源でギターの音が変わるのか?

    エフェクターやアンプは、入力された「電源の電気」をギターの音声信号に変換・増幅する機械です。

    つまり、電源の質はそのままサウンドの「材料の質」になります。

    電源環境が変わることで、主に以下の4つの変化が現れます。

    ・ノイズの増減: ホワイトノイズや「ブーン」というグラウンドノイズの激減

    ・音の立ち上がり(レイテンシー感): ピッキングに対するレスポンスの向上

    ・解像度と分離感: 和音(コード)を弾いたときの各弦の音がはっきり聴こえる。

    ・ダイナミクスレンジ: 音の強弱表現の幅(音の太さ・ニュアンス)が広がる。

    2. ここを学ぼう!電源理解のための4つの重要テーマ!

    ギターサウンドにおける電源の影響を理解するために、押さえておきたい4つのトピックを順番に見ていきましょう。

    ①アナログ用とデジタル用の「アイソレート(独立電源)」最近のエフェクターボードには、アナログペダル( distortion, overdrive など)とデジタルペダル(空間系やマルチエフェクター)が混在しています。

    ・非アイソレート型: 電源出力を内部で共有しているため、デジタルペダルの高周波ノイズがアナログペダルに回り込み、「キーー」というデジタルノイズが発生します。

    ・アイソレート型: 各出力回路が完全に独立。
    デジタルとアナログを分離することで、劇的にノイズを低減できます。

    ② 電圧(9V / 12V / 18V)によるヘッドルームの変化ドライブペダルや一部のアナログエフェクターは、9Vから18Vへ昇圧して駆動できるモデルがあります。

    ・9V駆動: 音が適度に圧縮(コンプレッション)され、馴染みやすいミッド感が出る。

    ・18V駆動: ヘッドルーム(歪むまでの余裕)が広がり、音の歪みが減ってクリアになる。
    低域の引き締まりとタッチレスポンスが大幅に向上する。

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    ③ トランス方式(トランス式 vs スイッチング式)

    ・トランス式(重いアダプター): 昔ながらの構造。
    ノイズが少なく音に太さと温かみが出るが、大きく重い。

    ・スイッチング式(軽いアダプター): 小型・軽量で大電流を流せるが、スイッチングノイズが発生しやすいため、高品位なフィルタ回路を備えた専用モデルを選ぶことが重要。

    ④ 電源タップ・電源ケーブル・コンセントアンプやパワーサプライに給電する「AC電源(壁コンセント側)」も重要です。

    非メッキプラグ vs メッキプラグ: メッキ(金・銀・ロジウムなど)の種類によって音の帯域(高域の伸びや低域の押出し)が変化します。

    ・極性(プラグの向き): AC電源には正しく差し込む向き(極性)があります。

    極性を合わせるだけで、ノイズが減り音がすっきりクリアになります。

    3. 実践!自分の機材で試せる「音の変化」チェック手順知識がついたら、実際に自分の環境で実験してみましょう。

    1-1 アンプとギター直結の基本音を確認:まずは基準となる音を作る。

    エフェクターを一切挟まず、ギターとアンプを直結します。

    アンプの電源プラグの向き(極性)をひっくり返して挿し直し、ノイズが少なく音が自然に聞こえる向きを確認します。

    2-2. 単体アダプターとパワーサプライの比較:ノイズと音圧の変化を比較。歪みペダルを1台繋ぎ、安価な汎用アダプターと、アイソレート型の専用パワーサプライで音を比較します。

    特に「ノイズの量」と「低域の締め締まり感」に注目してください。

    3-3. 9Vと18Vの切り替え実験:※対応ペダルのみ実施。

    18V駆動に対応しているオーバードライブ等で、9Vと18Vを切り替えて弾き比べます。
    コードを強く弾いたときの音の分離感や、弱く弾いたときのレスポンスの違いを体感します。

    ~まとめ~
    電源への投資は「サウンドの土台作り」エフェクターやアンプの性能を100%引き出すためには、クリーンで安定した電源供給が欠かせません。

    まずは「極性を合わせる」「パワーサプライをアイソレート型にする」という簡単なステップから試してみてください。

    今まで埋もれていたギター本来のポテンシャルに気づくはずです!


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    ギターリペア工房 Draw a New Sound

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  • FenderCustomShop ストラトキャスター フレット交換

  • 2026/08/16
  • Category:
  • フェンダーカスタムショップ製ストラトキャスターのフレット交換です。

    かなりフレットが消耗した状態です。過去にフレットすり合わせ歴があり、元のフレット高も低い状態から大きく消耗している状態です。

    お客様との相談で元の指板R180のまま交換する事となりました。

    指板が180Rだと1弦チョーキングで音詰まりが発生する為、チョーキングするなら弦高低めができない状態となるのでフレット交換時に240Rに削って仕上げる事が多いです。
    ただこのモデルはラウンド貼り指板の為、指板が薄いので削って指板変更は元から不可です。

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    トラスロッドの余り量も多く状態良好でした。

    ミディアムジャンボフレットに交換し、弾き易い状態に仕上げる事ができました。

    ありがとうございました♪


    This is a fret replacement on a Fender Custom Shop Stratocaster.

    The frets are quite worn down. The guitar has been leveled in the past, and the frets have worn down significantly from their originally low height.

    After consulting with the customer, we decided to replace the frets while maintaining the original fingerboard radius of 180.

    Since an 180R fingerboard causes the sound to get muffled when bending the 1st string—meaning you can’t set the string height low enough for bending—we often sand it down to a 240R radius during a fret replacement.
    However, because this model features a round-laminated fingerboard, the fingerboard is thin, so sanding it down to change the radius is not an option from the start.

    The truss rod had plenty of adjustment left and was in good condition.

    I replaced the frets with medium-jumbo ones, resulting in a guitar that’s a pleasure to play.

    Thank you very much♪


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  • Ibanez SR4AH 電池スナップ交換&セットアップ

  • 2026/08/14
  • Category:
  • アイバニーズ製SR4AHの電池スナップ交換・セットアップです。

    音が出ない状態です。

    チェックしてみると電池スナップの断線でした。
    新しい電池スナップに交換し、音が出ました。

    大きく順反りして弾き難い状態をセットアップし弾き易い状態に直しました。

    弾き易く音が良い、プリアンプがパワフルなモデルです。

    ありがとうございました♪


    This is a battery snap replacement and setup for an Ibanez SR4AH.

    It wasn’t producing any sound.

    Upon inspection, I found that the battery snap was broken.
    I replaced it with a new one, and it started producing sound again.

    I adjusted the neck, which was significantly bowing backward and making it difficult to play, to make it more comfortable to play.

    This model is easy to play, has great tone, and features a powerful preamp.

    Thank you very much♪


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  • 【保存版】ギターのピックアップは壊れる?音が出ない・鳴らない時の原因と故障のサイン

  • 2026/08/13
  • Category:
  • 「配線は合っているはずなのに音が出ない…」
    「突然リアピックアップから音が出なくなった…」

    ギターの配線改造やトラブルシューティングをしていると、最終的に疑うことになるのが「ピックアップ(PU)本体の故障」です。

    ピックアップは構造がシンプルで頑丈なパーツですが、繊細な銅線(コイル)が巻かれているため、経年劣化や衝撃、作業中の事故によって内部で故障することがあります。

    この記事では、ピックアップが壊れて音が出なくなる原因を物理的破壊・電気的トラブル・環境的要因に分けて詳しく解説します!

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    1. ピックアップが故障した時の主な「症状」

    ピックアップ自体が故障すると、以下のような特徴的な症状が現れます。

    ・完全に無音になる(音信号が一切出力されない)

    ・極端に音が小さく、ロー(低音)が抜けてスカスカな音になる

    ・弦を弾いた時の「カチッ」という生音のようなノイズしかアンプから出ない

    ・タップスイッチを入れても音が変化しない・音が出なくなる

    上記のような症状が出ている場合、ピックアップ内部のトラブルを疑う必要があります。

    2. ピックアップが壊れる・音が出なくなる4つの主要因

    ➀ 【一番多い原因】コイルの断線(内部・巻き始め・巻き終わり)

    ピックアップは、磁石(ポールピース)の周りに髪の毛よりも細い「エナメル線(ボビンワイヤー)」を数千ターン(回)も巻き付けて作られています。

    この細い線がどこかで切れると、回路が途切れ音が出なくなります。

    ・リード線(出力線)の根元での断線
    ピックアップ本体から出ている配線(リード線)を無理に引っ張ったり、折り曲げたりすると、内部の極細コイルと結合しているハンダハトメ部分でブチッと切れてしまいます。

    ・腐食(緑青)による自然断線
    手汗や湿気がボビン内部に侵入すると、銅線が酸化して緑色のカビのような「緑青(ろくしょう)」が発生します。
    これが銅を浸食し、長い年月をかけて内部で断線を引き起こします(ヴィンテージPUに多いトラブルです)。

    ➁ コイルの内部ショート(層間短絡 / インターターン・ショート)
    線が完全に切れるのではなく、コイル同士の被膜(エナメル)が剥がれて途中でショート(短絡)してしまう現象です。

    メカニズム:本来なら5,000ターン巻かれているコイルの2,000ターン目の場所でショートすると、残りの3,000ターン分を飛び越えて電気が流れてしまいます。

    症状:完全に無音にはならないものの、出力が極端に低下し、ハイ(高音)ばかり目立つスカスカで歪まない音になります。
    テスターで抵抗値を測ると、本来の規定値(例: 8kΩ)より大幅に低い数値(例: 2kΩなど)が検出されます。

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    ➂ 磁石(マグネット)の減磁・消磁
    ピックアップの構造上、コイルだけでなく磁石も不可欠です。磁石が磁力を失うと、弦の振動を電気信号に変換できなくなります。

    ・ネオジム磁石など強力な磁界への接近
    強力な磁石(大型スピーカーのマグネットや金属検索用磁石など)をギターのピックアップに近づけすぎると、ピックアップ内部の磁石(アルニコやセラミック)の磁束が乱れ、減磁(磁力が弱まる)することがあります。

    ・強い衝撃や熱
    アルニコ磁石などは、激しい落下ショックや、ハンダごてでマグネット自体を長時間加熱してしまうことで磁力を失う(減磁する)性質があります。

    ➃ 4芯リード線の内部断線・配線被覆の短絡(ハムバッカー)
    タップ機能付きのハムバッカー(4芯仕様)でよく起こるトラブルです。

    リード線の内部断線: 被覆の中で芯線が折れている状態。外見からは判別できません。

    熱による内部ショート: 配線作業時にハンダごての熱を当てすぎると、リード線のシールド(外皮)内部で「Hot線」と「アース線」が溶着してショートし、音が出なくなります。

    3. テスター(マルチメーター)でできる故障判定(診断方法)
    ピックアップが壊れているかどうかは、テスターを使えば一発で判別できます。

    ■診断手順■

    ピックアップのリード線を回路(ポットやスイッチ)から完全に外します。

    テスターを抵抗測定モード(Ω)に設定します。

    ピックアップの「Hot(出力線)」と「Ground(アース線)」にテスターの針を当てます。

    【テスターの測定結果による診断基準】

    ┌─────────────────────────────────────────────────────────┐
    │ ■ 規定値通り(例: 6kΩ〜15kΩ程度) ➡️ 正常 │
    │ ■ 「OL」または「無限大(∞)」 ➡️ 断線(コイル切れ) │
    │ ■ 「0Ω」または「数Ω〜極端に低い」 ➡️ ショート(短絡) │
    └─────────────────────────────────────────────────────────┘
    💡ヒント:ハムバッカー(4芯)の場合は、タップ用の2線(通常は白と赤など)同士が導通しているか、各コイル単体の抵抗値が均等に出ているかもチェックします。

    4. ピックアップが壊れてしまった場合の対処法
    不幸にもピックアップの故障が確認された場合、選択肢は主に3つあります。

    ・メーカー保証・新品交換(一番確実)
    修理よりも新品への交換、またはリプレイスメント品(Seymour Duncan, DiMarzioなど)への載せ替えがコスト的にもスピーディでおすすめです。

    ・専門ショップでのコイル巻き直し(リワインド)
    ヴィンテージギターや、入手困難な特殊ピックアップの場合は、リペアショップに依頼してコイルを解いて巻き直してもらう(リワインド)ことが可能です。

    ・ハトメ部の再ハンダ(自分でできる場合も)
    断線場所が「リード線とコイルの結合部分(ハトメ)」である場合、ハンダを修正するだけで直るケースもあります。ただし、コイルの奥深くで切れている場合は自力修理は不可能です。

    ~まとめ~

    ギターのピックアップから音が出なくなった場合、原因のほとんどは「極端な負荷によるコイル断線」か「水分・酸化による緑青腐食」、そして「ハンダ作業時の接触事故」です。

    配線を疑う前に、まずはテスターでピックアップ単体の抵抗値を測ってみましょう。

    数値が「OL(無限大)」を示していたら、ピックアップ本体の寿命か故障です。

    諦めて新しいピックアップへのアップグレードを検討しましょう!


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  • GUILD D-40 ブリッジ剥がれ修正

  • 2026/08/12
  • Category:
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    ギルド製D-40のブリッジ剥がれ修正です。

    ブリッジが半分位、剥がれ掛けている状態のまま使用し続けていて歪みが出ている状態です。

    お客様と相談で接着する事になりました。基本的に剥がれたままで使用は絶対に止めた方が良いです。

    接着してみると特に問題無く直りました。
    歪みが出ているので綺麗に接着できないと思っていましたが、意外と綺麗に接着ができ数日も弦を張って様子見しましたが問題無さそうです。

    ブリッジが剥がれたままで使用していた事もありサドルが大きく削られており、直した後は弦高がかなり低い状態です。
    サドル溝に紙を挟んで弦高を上げ、特に問題無さそうな弦高で仕上げました。

    ありがとうございました♪


    This is a repair for a peeling bridge on a Guild D-40.

    The customer had continued to play the guitar while the bridge was about halfway peeled off, resulting in some warping.

    After consulting with the customer, we decided to glue it back on. As a general rule, you should absolutely avoid playing the guitar with the bridge in this condition.

    Once we glued it back on, it was fixed without any issues.
    I had thought it wouldn’t be possible to glue it neatly due to the warping, but it actually bonded surprisingly well. I left the strings on for a few days to monitor it, and it seems to be holding up fine.

    Because the bridge had been used while peeling, the saddle was significantly worn down, resulting in very low string action after the repair.
    I inserted paper into the saddle grooves to raise the string action and finished the repair at a height that seems to be working well.

    Thank you very much♪


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  • 【完全版】ギターの配線改造で音が出ない!原因と解決策を徹底解説【トラブルシューティング】

  • 2026/08/11
  • Category:
  • ピックアップやポッドの交換、スイッチの増設など、エレキギターの配線改造は音作りの幅を広げる楽しいDIYです。

    しかし、作業が終わっていざアンプに繋いだとき「音がまったく出ない」「雑音がひどくて音が小さい」というトラブルは、DIY初心者からベテランまで誰もが一度は経験します。

    この記事では、ギターの配線改造後に音が出なくなる原因を「ハンダ付けの問題」「配線のミス」「パーツの不具合・短絡」など、可能性のある要因を徹底的に洗い出して解説します!

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    1. 最初に確認!「音が出ない」状態のパターン分類

    トラブルの原因を突き止めるには、まず「どのように音が出ないか」を観察することが近道です。

    ・パターンA:完全な無音(アンプのノイズすら聞こえない)

    ・パターンB:猛烈な「ジー」というノイズだけが鳴る(弦に触れても消えない)

    ・パターンC:アンプからかすかに音が聞こえるが極端に音が小さく歪む

    ・パターンD:特定のピックアップやスイッチの位置だけ音が出ない

    それぞれのパターンに応じて、以下の原因を順番にチェックしていきましょう。

    2. 要因➀:ハンダ付けに関するトラブル(一番多い原因!)
    配線改造の失敗で最も頻度が高いのがハンダ付けの不具合です。

    1. イモハンダ(冷えハンダ)による接触不良

    現象: ハンダがパーツや線にしっかり馴染んでおらず、表面上でくっついているだけの状態。

    原因: ハンダごてのワット数不足、または加熱時間が短すぎたこと。

    対策: ポットの裏(コモンアース)などは放熱しやすいため、40W〜60W程度の高出力なハンダごてを使用し、母材をしっかり温めてからハンダを溶かし直します。

    ※このハンダの熱不足が原因でハンダが溶け不足による通電不良も多くのトラブルです。

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    2. ハンダのブリッジ(意図しないショート)

    現象: スイッチの足同士や、ポットの端子同士が溶けたハンダで繋がってしまう。

    対策: ハンダ吸い取り線や吸い取り器で余分なハンダを除去し、隣の端子と接触していないか目視で確認します。

    3. 被覆(インシュレーション)の溶け落ち

    現象: ハンダごての熱で配線材のビニール被覆が溶け、中の芯線が露出し、ボディ内部の遮光塗料(導電塗料)や他のパーツに触れてしまう。

    対策: 露出した部分に熱収縮チューブを被せるか、配線材を新しくやり直します。

    3. 要因➁:配線ミス・回路の勘違い
    配線図通りに作業したつもりでも、意外な落とし穴があります。

    1. アウトプットジャックの「Hot」と「Ground」の逆接続

    現象: 猛烈なノイズ(ブーン、ジー)が鳴り、弦に触れるとさらにノイズが大きくなる。

    原因: ジャックのHot(信号線)とGround(アース線)を逆にハンダ付けしてしまっている。

    対策: ジャックの長い端子(スリーブ/Ground)と、先端に触れる端子(チップ/Hot)の配線を入れ替えます。

    2. アース(Ground)の落とし忘れ・ループ

    現象: 音が出ない、あるいは強いノイズが載る。

    原因: ブリッジアース(弦に触れてノイズを逃がす線)や、ポット同士をつなぐアース線が途切れている。

    対策: 回路全体のGroundが、最終的にすべてアウトプットジャックのスリーブ(アース端子)に集約されているか確認します。

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    3. ピックアップのカラーコード(配線色の違い)の勘違い

    現象: ピックアップを交換したら音が出ない、またはフェイズアウトして極端に細い音になる。

    原因: ピックアップの配線色はメーカーごとに全く異なります。必ずテスターでコイル1個1個の位相チェックで確認しよう。

    対策: 交換したピックアップメーカーの公式配線カラーチャートを必ず確認してください。

    4. 要因➂:組み込み時の物理的トラブル(キャビティ内での干渉)

    ピックガードやコントロールプレートを固定する前(開けた状態)は音が鳴っていたのに、「元通り組み上げたら音が出なくなった」という場合に疑うべきポイントです。

    【キャビティ内でよく起こる事故】
    ┌─────────────────────────────────────────┐
    │ [1] ポットのHot端子が導電塗料(アース)に接触 │
    │ [2] ジャックのHot端子がラグ板や金属壁に接触 │
    │ [3] スイッチの端子がボディ底面に押し潰される │
    └─────────────────────────────────────────┘
    導電塗料 / 導電アルミテープとの接触: ノイズ対策でキャビティ内に塗られている黒い塗料やアルミテープは「アース」に繋がっています。

    ここにHot(信号線)が少しでも触れると、信号がそのままアースへ逃げて無音(ショート)になります。

    対策: ポットやジャックの向きを少し回転させて壁面から離すか、干渉しそうな壁面に絶縁テープ(ビニールテープやマスキングテープ)を貼ります。

    5. 要因➃:パーツの熱破壊・不具合

    作業中の熱や経年劣化によって、パーツ自体が壊れている可能性もあります。

    ポット(可変抵抗器)の内部焼き切れ: ポットの裏側に長時間ハンダごてを当て続けると、内部のカーボン抵抗板やプラスチックパーツが熱で破損し、導通しなくなります。

    コンデンサ(トーン用)のパンク: 脚の根元に熱を与えすぎると内部構造が破壊され、Hotの信号をすべてアースに流してしまう(=音が出なくなる)ケースがあります。

    ジャックの接点不良: プラグを挿したときに、ジャックの金属足が変形してプラグの先端(チップ)に届いていない場合があります。

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    6. テスター(マルチメーター)を使った原因追及の手順

    目視で原因が分からない場合は、テスターの「導通モード(音が出るモード)」または「抵抗測定モード(Ω)」を使ってチェックします。

    ⚠️ テスター使用時はアンプからシールドを抜いた状態で行ってください。

    シールドケーブルを挿してジャック部を測定

    ギターにシールドを挿し、シールドのもう片方のプラグ先端(Hot)と軸(Ground)にテスターを当てます。

    ボリューム最大時、ピックアップの抵抗値(約5kΩ〜15kΩ程度)が表示されれば回路としては正常です。

    ・0Ω(導通音あり): 回路のどこかでHotとGroundがショートしています。

    ・OL / 無限大(導通音なし): 回路のどこかが断線(未接続)しています。

    信号ルートを順番に辿る

    ピックアップの出力 ➡️ スイッチ ➡️ ボリュームポット ➡️ ジャックと順番にテスターを当てていき、どこで信号が途絶えるか(またはショートするか)を特定します。

    ~まとめ~

    落ち着いて1つずつチェックしよう!

    ギターの配線改造で音が出なくなっても、ギター本体やアンプが永遠に壊れてしまったわけではありません。

    原因の9割以上は「不完全なハンダ付け」か「アースへの不要な接触」です。

    ●配線図とカラーコードを再確認する。

    ●キャビティの壁や他パーツにHotが触れていないか確認する。

    ●ハンダ付けを温め直す(再ハンダ)。

    この3つのステップを踏めば、必ず原因が見つかり、自分の手で直した愛機から最高の音が鳴るはずです!

    諦めずにチャレンジしてみてください。


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  • Greco DEVICE 配線直し

  • 2026/08/10
  • Category:
  • グレコ製DEVICEの配線直しです。

    かなりボロボロで音が出ない状態です。

    内部をチェックしてみるとジャックの断線と消耗している様なボロボロさでしたので新品に交換しました。

    他にも特殊なスイッチが壊れています。
    アクティブ回路を通るアウトプットを2方向切り替え(恐らく通常ルート・バッファのみ通るルート)ができる様子です。

    スイッチは同じ物が無いのでスルーし、基盤をチェックしてみますが基盤自体がダメな様子です。

    細かくチェックしてみると基盤にはアウト1アウト2と出力を変えられるスイッチが付いています。
    どちらもジャックに直結してみても音が出ません。

    相談の上で基盤を取り、パッシブ化して音が問題無く出せる状態になりました。

    音が出れば良いとの事で配線のみで仕上げました。

    ありがとうございました♪


    I’m re-wiring a Greco DEVICE.

    It’s in pretty rough shape and isn’t producing any sound.

    Upon inspecting the interior, I found a broken jack and other parts that looked worn out, so I replaced them with new ones.

    There’s also a special switch that’s broken.
    It appears to allow you to switch the output path through the active circuit between two routes (presumably the standard route and a route that only passes through the buffer).

    Since I couldn’t find an identical replacement switch, I decided to skip it and check the circuit board instead, but it appears the board itself is faulty.

    Upon closer inspection, I noticed the board has switches labeled “Out 1” and “Out 2” for switching between outputs.
    Even when I connected both directly to the jacks, no sound came out.

    After consulting with the customer, I removed the circuit board and converted the unit to passive mode, which allowed it to produce sound without any issues.

    Since the customer just wanted it to produce sound, I finished the repair by simply re-wiring it.

    Thank you very much♪


    〒114-0014 東京都北区田端1-21-3 エーデルワイス101

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  • 【初心者向け】テスターで配線の断線・ショートを見つける方法!安全な測定手順を徹底解説

  • 2026/08/09
  • Category:
  • テスター(マルチメーター)を使った配線チェックの手順を分かりやすくまとめたブログ記事を作成しました。

    ギターの配線不具合を見つける事に活用して下さい。

    theaflowers-soldering-7897827_1280

    DIYでPU交換や電装パーツを取り付けた時に音が出なくなった際、一番に疑うべきは「配線の不具合」です。

    一見すると綺麗に繋がっている配線でも、内部で線が切れている(断線)ことや、余計な場所に触れてしまっている(ショート)ケースは珍しくありません。

    この記事では、デジタルテスター(マルチメーター)を使って、誰でも安全かつ確実に配線のトラブル原因を特定する具体的な手順を解説します!

    1. 測定前に準備するものと安全確認必要な工具

    ・道具デジタルテスター(マルチメーター)

    ・ワニ口クリップ(あると一人でも作業が格段に楽になります)

    ・極細ピン / 安全ピン(カプラー内部の測定用)

    ⚠️ 【超重要】作業前の絶対ルール必ず対象の電源を切ってから作業を開始してください!

    (車の作業ならバッテリーのマイナス端子を外す、家電ならコンセントを抜く)電圧がかかった状態で「導通モード」や「抵抗測定」を行うと、テスターのヒューズが飛んだり本体が故障・火災の原因になります。

    2. 【症状別】テスターを使った配線チェック手順配線トラブルの調査は、大きく分けて「断線チェック(導通)」と「ショートチェック(短絡)」の2つがあります。

    ➀配線が内部で切れていないか?(断線チェック)配線の端から端まで電気がしっかり通る状態かを調べます。

    テスターのレンジ設定ダイヤルを「導通チェックモード(音符やダイオードのマーク)」に合わせます。
    (※導通モードがない機種の場合は、抵抗測定モード「Ω」の最小レンジに設定)テスターの事前確認赤と黒のテストリード(針)の先端同士を接触させます。

    「ピッ」と音が鳴る(抵抗測定の場合は0Ω近くになる)ことを確認します。

    測定手順調査したい配線の「両端」にテストリードをそれぞれ当てます。

    ●音が出る(または 0Ω近く): 正常(配線は繋がっています)

    ●音が出ない(または 「OL / 1」表示): 断線している(内部で途切れています)

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    ② 意図しない場所と触れていないか?(ショート/短絡チェック)プラス線が金属ボディ(アース)や、別の配線と接触して短絡していないかを調べます。

    テスターのレンジ設定「抵抗測定モード(Ω)」または「導通モード」に設定します。

    測定手順(ボディショートの例)赤リードをチェックしたい配線に当てます。

    黒リードを車のボディ金属部(無塗装の部分)やアースに当てます。

    ●「OL(無限大)」表示 / 音が出ない: 正常(しっかり絶縁されています)

    ●「0Ωに近い数値」 / 音が出る: ショートしている(どこかで金属に接触しています)

    clickerhappy-camera-943244_1280

    3. 測定がうまくできない時の裏ワザと注意点トラブル原因と解決策数値がコロコロ変わって安定しないテスターの針を手で持っていると指の抵抗を拾うことがあります。

    ワニ口クリップで固定して測定しましょう。

    カプラー(コネクタ)の穴に針が入らない無理に突っ込むと端子が潰れます。

    コネクタの裏側や穴に細いピンを挿し、そこにテスターを当てると便利です。

    被膜の上から測っても反応しない配線のビニール被膜は電気を通しません。

    必ず金属の端子部分に直接当ててください。

    ~まとめ~

    配線不具合の調査は、難しく見えてやるべきことはシンプルです。

    断線チェック:線が繋がっているか?

    ➡️ 導通(音が出る)ならOKショートチェック:余計なところに触れていないか?

    ➡️ 絶縁(音が出ない/無限大)ならOKこの2つを順番に確認するだけで、どこにトラブルがあるかを絞り込むことができます。

    安全に気をつけて、まずは電源を切った状態からチェックしてみましょう!


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