カテゴリー別アーカイブ: 楽器の詳しい知識・学問

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  • 【長持ちする楽器を見極めるコツ】長く使える中古楽器を選ぶ具体的なコツ

  • 2026/08/24
  • Category:
  • 昔から「トラスロッドの余り量を確認した上で購入すべき」を発信しておりますが、中古楽器を購入する際に大きな情報となり得ます。

    トラスロッドの余り量が重要な事はブログリスナーなら分かっていると思いますが、実は他の意味として情報を得る事が可能です。

    そうした詳しい知識をお知らせします。

    ●2000年製のギターを購入する例

    購入したい中古楽器、2000年製のギターがあるとします。

    楽器屋の言う事は基本的に信用できないので、必ず購入前に正しく調整ができた上でトラスロッドを実際に目の前で回させて余り量を確認させてもらいます。

    もしこのギターのトラスロッドの余り量が多い場合(ここでは余り量を8割とします)、良好個体となります。

    ここまでが普通の買い方になります。

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    続いて追加の情報を得る機会が得られます。

    2000年製のギター、現在は2026年なので26年間も生きて殆ど順反らずトラスロッド余り量8割も残した状態で生き続けた事となります。

    つまり26年でこの良好状態を維持しているという事は「今後の状態維持も見込みがある」という事です。

    具体的には安定したネック、丈夫なネックという事です。
    こうした状態と分かれば、倍の2052年になっても良好な状態で使い続ける事も可能な楽器と推測でき「アタリ個体」と判断できます。

    反対に新品楽器で最初からトラスロッドの余り量が少ないって事はそういう事です。これって何年持つの?って。
    トラスロッドの余り量と製造からの年月でここまで情報が得られる事になります。

    確かに将来どうなるか?は未来の事なんて正確には分かりませんが、状態が良い物は状態が良いまま生き続ける可能性は高く、反対に最初から状態が悪い物は長持ちしない傾向と思って間違い無いと思います。
    根拠は沢山のギターベースを触ってきた経験からの判断です。

    なので購入前にトラスロッド余り量を確認して買うのは必然です。
    楽器屋はスタッフが素人だったり検品も雑なので、表記の情報が間違っている事も非常に多いので要注意です。
    信じられる事は実際に自分の目で見た情報だけです。

    ありがとうございました♪


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  • 【音質劇的改善】ギター環境におすすめの電源タップ4選!ノイズ対策と選び方を徹底解説

  • 2026/08/23
  • Category:
  • 「エフェクターやアンプを新しくしたのに、なんだか音が抜けづらい…」「ジリジリというノイズが気になる」とお悩みではありませんか?

    実はその原因、家庭用の一般的なPC用電源タップにあるかもしれません。電源はギターサウンドの「血液」のようなもの。電源タップを見直すだけで、ノイズの低減はもちろん、音の立ち上がりやローエンドの締まりが劇的に変化します。

    今回は、ギタリストやベーシストに圧倒的な支持を得ている「音が良い電源タップ」を厳選してご紹介します。

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    1. なぜ「電源タップ」でギターの音が変わるのか?

    家電量販店で売られている安い電源タップと、オーディオ・楽器用の電源タップには明確な構造の違いがあります。

    ●ノイズフィルターの有無・精度: コンセントから侵入する高周波ノイズ(PCやエアコン等から発生)を遮断。

    ●剛性と筐体素材: 頑丈な金属ケース(アルミニウムやスチール)を採用することで、外来ノイズや振動による音質の劣化を防ぎます。

    ●内部配線と接点の純度: 高純度銅(OFCなど)を使用し、電気の流れを極限までスムーズにすることで、音の「解像度」や「レスポンス」を高めます。

    2. ギタリストにおすすめの電源タップ

    ■FURMAN / SS-6Bプロ定番、高耐久、ノイズリダクション音圧アップ、ノイズ軽減ライブやスタジオでガンガン使いたい。

    ■オヤイデ電気 / OCB-1 ST IIオーディオクオリティの解像度ワイドレンジ、クリア、高解像度自宅録音(DTM)や音のクリアさを求める人。

    ■PROVIDENCE / PTZ-3楽器専用設計、省スペース癖がなく素直、音ヌケ向上ペダルボード周辺や省スペース重視。

    ■BELDEN / PS1650 MK2堅牢なスチール製筐体パワフル、中低域に厚みロック系、太いギターサウンドを作りたい人。

    ➀FURMAN ( ファーマン ) / SS-6Bギタリストの電源タップ選びで「まず間違いない」と言われる王道モデル。
    金属製の堅牢な筐体と6口のコンセントを備え、メタルゾーンの過酷なステージ環境にも耐えられます。
    EMI/RFIノイズフィルターを搭載しており、アンプのジリジリ感をクリアにしてくれます。

    ➁オヤイデ電気 / OCB-1 ST IIオーディオケーブルの老舗「オヤイデ」が誇るロングセラー。
    高純度銅を使用したケーブルと高品位なコンセントにより、一聴して分かるレベルで音の解像度が上がります。
    ピッキングのニュアンスを繊細に表現したいアコースティックギターやDTM環境にも最適です。

    ➂BELDEN ( ベルデン ) / PS1650 MK2ギターケーブルでも有名なベルデン製の電源タップ。
    独特の押し出し感があり、中低域の粘りと太さが際立ちます。
    歪みペダルや真空管アンプとの相性が抜群で、ロックやブルースを演奏するギタリストに特におすすめです。

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    3. 電源周りの音質をさらに高める2つのポイント壁コンセントから直接電源を取る電源タップをタコ足配線にすると音質低下の原因になります。

    可能であれば壁のコンセントにタップのプラグを直接挿しましょう。

    極性(アース)を合わせる3ピンのコンセントプラグの場合、向きによって「極性」が決まっています。

    極性を正しく合わせることで、ノイズが減り音がすっきりとクリアになります。

    ~まとめ~
    電源を見直して一歩上のギターサウンドへギターやアンプの買い替えには数万円〜十数万円かかりますが、電源タップなら1万円〜2万円前後の投資で機材全体のポテンシャルを底上げできます。

    「ノイズを減らしたい」「音の抜けを良くしたい」と考えている方は、ぜひ一度電源タップの導入を検討してみてください!


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  • 音質はどう変わる?電源ケーブルを「シールドあり」に交換するメリットと実際の変化

  • 2026/08/21
  • Category:
  • オーディオ機器やDTM環境で「電源ケーブルを変えると音が変わる」という話はよく耳にしますが、特にノイズ対策(シールド加工)が施されたケーブルへ変更した際の効果は、明確な音質向上として体感しやすいポイントです。

    ノンシールド品からシールドあり品へ変更した際に得られる主な恩恵を解説します。

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    シールド加工がもたらす4つの主な恩恵

    ●S/N比(静寂感)・・・シールド無しは周囲のノイズを拾いやすく、微小なサーノイズが残る。シールド加工有りだとバックノイズが大幅に低減し、音が静寂から立ち上がる。

    ●音の分離感・解像度・・・シールド加工無しは楽器の音が混ざり合い、細部が埋もれやすい。シールド加工有りは各楽器の位置(音場)が明確になり、輪郭がくっきりする。

    ●周波数特性(帯域)・・・シールド無しは高域に雑味が混ざり、低域の押し出しが弱い。シールド加工有りだと高域の刺さりが抑えられ、低域の締めりと沈み込みが増す。

    ●他機器への影響・・・シールド無しだとケーブル自体から電磁ノイズを放射する。シールド加工有りだと他の信号ケーブル(音声・RCA/XLR)へのノイズ伝播を防ぐ。

    ■なぜノイズ遮断で「音が良く」聞こえるのか?

    電源ケーブルのシールド加工(アルミホイルや編組銅線など)には、「外部からのノイズ侵入を防ぐ(耐性)」と「外部へノイズをまき散らさない(輻射防止)」という2つの役割があります。

    「■音の濁り」の正体である高周波ノイズをカット

    Wi-Fi、スマホ、PC、LED照明などから発生する高周波ノイズ(EMI/RFI)が電源線に入り込むと、機材内部の音声信号に混入して音を濁らせます。

    シールドはこれを遮断するため、本来機材が持っているクリアな音が出力されるようになります。

    ■空間表現(音場)の拡大

    ノイズフロア(背景の雑音レベル)が下がることで、余韻(リバーブ成分)やかすかな空気感がしっかり聴き取れるようになります。

    結果として、奥行きや広がりのある立体的なサウンドに変化します。

    ■特に交換効果が高い機材

    すべての機器で同じように劇的な変化が出るわけではありません。以下の機材で特に高い効果を発揮します。

    ●プリアンプ / オーディオインターフェース: 信号の増幅を行うため、入力側の電源ノイズの影響を最も受けやすいです。

    ●モニタースピーカー / パワーアンプ: 大電流を扱うため、電源の安定感とノイズ低減による低域の引き締まりが明瞭に現れます。

    ●DAC(D/Aコンバーター): デジタル回路特有の高周波ノイズ対策として非常に有効です。

    現在お使いの環境で「音の解像度を上げたい」「サーという薄いノイズ感を減らしたい」とお考えの場合、電源ケーブルのシールド化は極めてコストパフォーマンスの高いアップグレードになります。

    まずは音の入口(DACやインターフェース)から試してみるのがおすすめです。


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  • 【保存版】電源でギターの音は本当に変わる?ノイズ対策から電圧・トランスまで徹底解説

  • 2026/08/17
  • Category:
  • 「ギターの音作りに悩んでいるけれど、エフェクターやピックアップは一通り試した…」

    「ライブハウスや自宅でのノイズをなんとか減らしたい!」

    そんな方におすすめしたいのが「電源(パワーサプライ・電源ケーブル・壁コンセント)」の見直しです。

    一見地味な「電源」ですが、プロの現場ではサウンドメイクの最重要項目のひとつ。

    この記事では、電源によってなぜ音や弾き心地が変わるのか、その理由と具体的な検証ポイントを分かりやすく解説します!

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    1. なぜ電源でギターの音が変わるのか?

    エフェクターやアンプは、入力された「電源の電気」をギターの音声信号に変換・増幅する機械です。

    つまり、電源の質はそのままサウンドの「材料の質」になります。

    電源環境が変わることで、主に以下の4つの変化が現れます。

    ・ノイズの増減: ホワイトノイズや「ブーン」というグラウンドノイズの激減

    ・音の立ち上がり(レイテンシー感): ピッキングに対するレスポンスの向上

    ・解像度と分離感: 和音(コード)を弾いたときの各弦の音がはっきり聴こえる。

    ・ダイナミクスレンジ: 音の強弱表現の幅(音の太さ・ニュアンス)が広がる。

    2. ここを学ぼう!電源理解のための4つの重要テーマ!

    ギターサウンドにおける電源の影響を理解するために、押さえておきたい4つのトピックを順番に見ていきましょう。

    ①アナログ用とデジタル用の「アイソレート(独立電源)」最近のエフェクターボードには、アナログペダル( distortion, overdrive など)とデジタルペダル(空間系やマルチエフェクター)が混在しています。

    ・非アイソレート型: 電源出力を内部で共有しているため、デジタルペダルの高周波ノイズがアナログペダルに回り込み、「キーー」というデジタルノイズが発生します。

    ・アイソレート型: 各出力回路が完全に独立。
    デジタルとアナログを分離することで、劇的にノイズを低減できます。

    ② 電圧(9V / 12V / 18V)によるヘッドルームの変化ドライブペダルや一部のアナログエフェクターは、9Vから18Vへ昇圧して駆動できるモデルがあります。

    ・9V駆動: 音が適度に圧縮(コンプレッション)され、馴染みやすいミッド感が出る。

    ・18V駆動: ヘッドルーム(歪むまでの余裕)が広がり、音の歪みが減ってクリアになる。
    低域の引き締まりとタッチレスポンスが大幅に向上する。

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    ③ トランス方式(トランス式 vs スイッチング式)

    ・トランス式(重いアダプター): 昔ながらの構造。
    ノイズが少なく音に太さと温かみが出るが、大きく重い。

    ・スイッチング式(軽いアダプター): 小型・軽量で大電流を流せるが、スイッチングノイズが発生しやすいため、高品位なフィルタ回路を備えた専用モデルを選ぶことが重要。

    ④ 電源タップ・電源ケーブル・コンセントアンプやパワーサプライに給電する「AC電源(壁コンセント側)」も重要です。

    非メッキプラグ vs メッキプラグ: メッキ(金・銀・ロジウムなど)の種類によって音の帯域(高域の伸びや低域の押出し)が変化します。

    ・極性(プラグの向き): AC電源には正しく差し込む向き(極性)があります。

    極性を合わせるだけで、ノイズが減り音がすっきりクリアになります。

    3. 実践!自分の機材で試せる「音の変化」チェック手順知識がついたら、実際に自分の環境で実験してみましょう。

    1-1 アンプとギター直結の基本音を確認:まずは基準となる音を作る。

    エフェクターを一切挟まず、ギターとアンプを直結します。

    アンプの電源プラグの向き(極性)をひっくり返して挿し直し、ノイズが少なく音が自然に聞こえる向きを確認します。

    2-2. 単体アダプターとパワーサプライの比較:ノイズと音圧の変化を比較。歪みペダルを1台繋ぎ、安価な汎用アダプターと、アイソレート型の専用パワーサプライで音を比較します。

    特に「ノイズの量」と「低域の締め締まり感」に注目してください。

    3-3. 9Vと18Vの切り替え実験:※対応ペダルのみ実施。

    18V駆動に対応しているオーバードライブ等で、9Vと18Vを切り替えて弾き比べます。
    コードを強く弾いたときの音の分離感や、弱く弾いたときのレスポンスの違いを体感します。

    ~まとめ~
    電源への投資は「サウンドの土台作り」エフェクターやアンプの性能を100%引き出すためには、クリーンで安定した電源供給が欠かせません。

    まずは「極性を合わせる」「パワーサプライをアイソレート型にする」という簡単なステップから試してみてください。

    今まで埋もれていたギター本来のポテンシャルに気づくはずです!


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  • 【保存版】ギターのピックアップは壊れる?音が出ない・鳴らない時の原因と故障のサイン

  • 2026/08/13
  • Category:
  • 「配線は合っているはずなのに音が出ない…」
    「突然リアピックアップから音が出なくなった…」

    ギターの配線改造やトラブルシューティングをしていると、最終的に疑うことになるのが「ピックアップ(PU)本体の故障」です。

    ピックアップは構造がシンプルで頑丈なパーツですが、繊細な銅線(コイル)が巻かれているため、経年劣化や衝撃、作業中の事故によって内部で故障することがあります。

    この記事では、ピックアップが壊れて音が出なくなる原因を物理的破壊・電気的トラブル・環境的要因に分けて詳しく解説します!

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    1. ピックアップが故障した時の主な「症状」

    ピックアップ自体が故障すると、以下のような特徴的な症状が現れます。

    ・完全に無音になる(音信号が一切出力されない)

    ・極端に音が小さく、ロー(低音)が抜けてスカスカな音になる

    ・弦を弾いた時の「カチッ」という生音のようなノイズしかアンプから出ない

    ・タップスイッチを入れても音が変化しない・音が出なくなる

    上記のような症状が出ている場合、ピックアップ内部のトラブルを疑う必要があります。

    2. ピックアップが壊れる・音が出なくなる4つの主要因

    ➀ 【一番多い原因】コイルの断線(内部・巻き始め・巻き終わり)

    ピックアップは、磁石(ポールピース)の周りに髪の毛よりも細い「エナメル線(ボビンワイヤー)」を数千ターン(回)も巻き付けて作られています。

    この細い線がどこかで切れると、回路が途切れ音が出なくなります。

    ・リード線(出力線)の根元での断線
    ピックアップ本体から出ている配線(リード線)を無理に引っ張ったり、折り曲げたりすると、内部の極細コイルと結合しているハンダハトメ部分でブチッと切れてしまいます。

    ・腐食(緑青)による自然断線
    手汗や湿気がボビン内部に侵入すると、銅線が酸化して緑色のカビのような「緑青(ろくしょう)」が発生します。
    これが銅を浸食し、長い年月をかけて内部で断線を引き起こします(ヴィンテージPUに多いトラブルです)。

    ➁ コイルの内部ショート(層間短絡 / インターターン・ショート)
    線が完全に切れるのではなく、コイル同士の被膜(エナメル)が剥がれて途中でショート(短絡)してしまう現象です。

    メカニズム:本来なら5,000ターン巻かれているコイルの2,000ターン目の場所でショートすると、残りの3,000ターン分を飛び越えて電気が流れてしまいます。

    症状:完全に無音にはならないものの、出力が極端に低下し、ハイ(高音)ばかり目立つスカスカで歪まない音になります。
    テスターで抵抗値を測ると、本来の規定値(例: 8kΩ)より大幅に低い数値(例: 2kΩなど)が検出されます。

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    ➂ 磁石(マグネット)の減磁・消磁
    ピックアップの構造上、コイルだけでなく磁石も不可欠です。磁石が磁力を失うと、弦の振動を電気信号に変換できなくなります。

    ・ネオジム磁石など強力な磁界への接近
    強力な磁石(大型スピーカーのマグネットや金属検索用磁石など)をギターのピックアップに近づけすぎると、ピックアップ内部の磁石(アルニコやセラミック)の磁束が乱れ、減磁(磁力が弱まる)することがあります。

    ・強い衝撃や熱
    アルニコ磁石などは、激しい落下ショックや、ハンダごてでマグネット自体を長時間加熱してしまうことで磁力を失う(減磁する)性質があります。

    ➃ 4芯リード線の内部断線・配線被覆の短絡(ハムバッカー)
    タップ機能付きのハムバッカー(4芯仕様)でよく起こるトラブルです。

    リード線の内部断線: 被覆の中で芯線が折れている状態。外見からは判別できません。

    熱による内部ショート: 配線作業時にハンダごての熱を当てすぎると、リード線のシールド(外皮)内部で「Hot線」と「アース線」が溶着してショートし、音が出なくなります。

    3. テスター(マルチメーター)でできる故障判定(診断方法)
    ピックアップが壊れているかどうかは、テスターを使えば一発で判別できます。

    ■診断手順■

    ピックアップのリード線を回路(ポットやスイッチ)から完全に外します。

    テスターを抵抗測定モード(Ω)に設定します。

    ピックアップの「Hot(出力線)」と「Ground(アース線)」にテスターの針を当てます。

    【テスターの測定結果による診断基準】

    ┌─────────────────────────────────────────────────────────┐
    │ ■ 規定値通り(例: 6kΩ〜15kΩ程度) ➡️ 正常 │
    │ ■ 「OL」または「無限大(∞)」 ➡️ 断線(コイル切れ) │
    │ ■ 「0Ω」または「数Ω〜極端に低い」 ➡️ ショート(短絡) │
    └─────────────────────────────────────────────────────────┘
    💡ヒント:ハムバッカー(4芯)の場合は、タップ用の2線(通常は白と赤など)同士が導通しているか、各コイル単体の抵抗値が均等に出ているかもチェックします。

    4. ピックアップが壊れてしまった場合の対処法
    不幸にもピックアップの故障が確認された場合、選択肢は主に3つあります。

    ・メーカー保証・新品交換(一番確実)
    修理よりも新品への交換、またはリプレイスメント品(Seymour Duncan, DiMarzioなど)への載せ替えがコスト的にもスピーディでおすすめです。

    ・専門ショップでのコイル巻き直し(リワインド)
    ヴィンテージギターや、入手困難な特殊ピックアップの場合は、リペアショップに依頼してコイルを解いて巻き直してもらう(リワインド)ことが可能です。

    ・ハトメ部の再ハンダ(自分でできる場合も)
    断線場所が「リード線とコイルの結合部分(ハトメ)」である場合、ハンダを修正するだけで直るケースもあります。ただし、コイルの奥深くで切れている場合は自力修理は不可能です。

    ~まとめ~

    ギターのピックアップから音が出なくなった場合、原因のほとんどは「極端な負荷によるコイル断線」か「水分・酸化による緑青腐食」、そして「ハンダ作業時の接触事故」です。

    配線を疑う前に、まずはテスターでピックアップ単体の抵抗値を測ってみましょう。

    数値が「OL(無限大)」を示していたら、ピックアップ本体の寿命か故障です。

    諦めて新しいピックアップへのアップグレードを検討しましょう!


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  • 【完全版】ギターの配線改造で音が出ない!原因と解決策を徹底解説【トラブルシューティング】

  • 2026/08/11
  • Category:
  • ピックアップやポッドの交換、スイッチの増設など、エレキギターの配線改造は音作りの幅を広げる楽しいDIYです。

    しかし、作業が終わっていざアンプに繋いだとき「音がまったく出ない」「雑音がひどくて音が小さい」というトラブルは、DIY初心者からベテランまで誰もが一度は経験します。

    この記事では、ギターの配線改造後に音が出なくなる原因を「ハンダ付けの問題」「配線のミス」「パーツの不具合・短絡」など、可能性のある要因を徹底的に洗い出して解説します!

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    1. 最初に確認!「音が出ない」状態のパターン分類

    トラブルの原因を突き止めるには、まず「どのように音が出ないか」を観察することが近道です。

    ・パターンA:完全な無音(アンプのノイズすら聞こえない)

    ・パターンB:猛烈な「ジー」というノイズだけが鳴る(弦に触れても消えない)

    ・パターンC:アンプからかすかに音が聞こえるが極端に音が小さく歪む

    ・パターンD:特定のピックアップやスイッチの位置だけ音が出ない

    それぞれのパターンに応じて、以下の原因を順番にチェックしていきましょう。

    2. 要因➀:ハンダ付けに関するトラブル(一番多い原因!)
    配線改造の失敗で最も頻度が高いのがハンダ付けの不具合です。

    1. イモハンダ(冷えハンダ)による接触不良

    現象: ハンダがパーツや線にしっかり馴染んでおらず、表面上でくっついているだけの状態。

    原因: ハンダごてのワット数不足、または加熱時間が短すぎたこと。

    対策: ポットの裏(コモンアース)などは放熱しやすいため、40W〜60W程度の高出力なハンダごてを使用し、母材をしっかり温めてからハンダを溶かし直します。

    ※このハンダの熱不足が原因でハンダが溶け不足による通電不良も多くのトラブルです。

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    2. ハンダのブリッジ(意図しないショート)

    現象: スイッチの足同士や、ポットの端子同士が溶けたハンダで繋がってしまう。

    対策: ハンダ吸い取り線や吸い取り器で余分なハンダを除去し、隣の端子と接触していないか目視で確認します。

    3. 被覆(インシュレーション)の溶け落ち

    現象: ハンダごての熱で配線材のビニール被覆が溶け、中の芯線が露出し、ボディ内部の遮光塗料(導電塗料)や他のパーツに触れてしまう。

    対策: 露出した部分に熱収縮チューブを被せるか、配線材を新しくやり直します。

    3. 要因➁:配線ミス・回路の勘違い
    配線図通りに作業したつもりでも、意外な落とし穴があります。

    1. アウトプットジャックの「Hot」と「Ground」の逆接続

    現象: 猛烈なノイズ(ブーン、ジー)が鳴り、弦に触れるとさらにノイズが大きくなる。

    原因: ジャックのHot(信号線)とGround(アース線)を逆にハンダ付けしてしまっている。

    対策: ジャックの長い端子(スリーブ/Ground)と、先端に触れる端子(チップ/Hot)の配線を入れ替えます。

    2. アース(Ground)の落とし忘れ・ループ

    現象: 音が出ない、あるいは強いノイズが載る。

    原因: ブリッジアース(弦に触れてノイズを逃がす線)や、ポット同士をつなぐアース線が途切れている。

    対策: 回路全体のGroundが、最終的にすべてアウトプットジャックのスリーブ(アース端子)に集約されているか確認します。

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    3. ピックアップのカラーコード(配線色の違い)の勘違い

    現象: ピックアップを交換したら音が出ない、またはフェイズアウトして極端に細い音になる。

    原因: ピックアップの配線色はメーカーごとに全く異なります。必ずテスターでコイル1個1個の位相チェックで確認しよう。

    対策: 交換したピックアップメーカーの公式配線カラーチャートを必ず確認してください。

    4. 要因➂:組み込み時の物理的トラブル(キャビティ内での干渉)

    ピックガードやコントロールプレートを固定する前(開けた状態)は音が鳴っていたのに、「元通り組み上げたら音が出なくなった」という場合に疑うべきポイントです。

    【キャビティ内でよく起こる事故】
    ┌─────────────────────────────────────────┐
    │ [1] ポットのHot端子が導電塗料(アース)に接触 │
    │ [2] ジャックのHot端子がラグ板や金属壁に接触 │
    │ [3] スイッチの端子がボディ底面に押し潰される │
    └─────────────────────────────────────────┘
    導電塗料 / 導電アルミテープとの接触: ノイズ対策でキャビティ内に塗られている黒い塗料やアルミテープは「アース」に繋がっています。

    ここにHot(信号線)が少しでも触れると、信号がそのままアースへ逃げて無音(ショート)になります。

    対策: ポットやジャックの向きを少し回転させて壁面から離すか、干渉しそうな壁面に絶縁テープ(ビニールテープやマスキングテープ)を貼ります。

    5. 要因➃:パーツの熱破壊・不具合

    作業中の熱や経年劣化によって、パーツ自体が壊れている可能性もあります。

    ポット(可変抵抗器)の内部焼き切れ: ポットの裏側に長時間ハンダごてを当て続けると、内部のカーボン抵抗板やプラスチックパーツが熱で破損し、導通しなくなります。

    コンデンサ(トーン用)のパンク: 脚の根元に熱を与えすぎると内部構造が破壊され、Hotの信号をすべてアースに流してしまう(=音が出なくなる)ケースがあります。

    ジャックの接点不良: プラグを挿したときに、ジャックの金属足が変形してプラグの先端(チップ)に届いていない場合があります。

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    6. テスター(マルチメーター)を使った原因追及の手順

    目視で原因が分からない場合は、テスターの「導通モード(音が出るモード)」または「抵抗測定モード(Ω)」を使ってチェックします。

    ⚠️ テスター使用時はアンプからシールドを抜いた状態で行ってください。

    シールドケーブルを挿してジャック部を測定

    ギターにシールドを挿し、シールドのもう片方のプラグ先端(Hot)と軸(Ground)にテスターを当てます。

    ボリューム最大時、ピックアップの抵抗値(約5kΩ〜15kΩ程度)が表示されれば回路としては正常です。

    ・0Ω(導通音あり): 回路のどこかでHotとGroundがショートしています。

    ・OL / 無限大(導通音なし): 回路のどこかが断線(未接続)しています。

    信号ルートを順番に辿る

    ピックアップの出力 ➡️ スイッチ ➡️ ボリュームポット ➡️ ジャックと順番にテスターを当てていき、どこで信号が途絶えるか(またはショートするか)を特定します。

    ~まとめ~

    落ち着いて1つずつチェックしよう!

    ギターの配線改造で音が出なくなっても、ギター本体やアンプが永遠に壊れてしまったわけではありません。

    原因の9割以上は「不完全なハンダ付け」か「アースへの不要な接触」です。

    ●配線図とカラーコードを再確認する。

    ●キャビティの壁や他パーツにHotが触れていないか確認する。

    ●ハンダ付けを温め直す(再ハンダ)。

    この3つのステップを踏めば、必ず原因が見つかり、自分の手で直した愛機から最高の音が鳴るはずです!

    諦めずにチャレンジしてみてください。


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  • 【初心者向け】テスターで配線の断線・ショートを見つける方法!安全な測定手順を徹底解説

  • 2026/08/09
  • Category:
  • テスター(マルチメーター)を使った配線チェックの手順を分かりやすくまとめたブログ記事を作成しました。

    ギターの配線不具合を見つける事に活用して下さい。

    theaflowers-soldering-7897827_1280

    DIYでPU交換や電装パーツを取り付けた時に音が出なくなった際、一番に疑うべきは「配線の不具合」です。

    一見すると綺麗に繋がっている配線でも、内部で線が切れている(断線)ことや、余計な場所に触れてしまっている(ショート)ケースは珍しくありません。

    この記事では、デジタルテスター(マルチメーター)を使って、誰でも安全かつ確実に配線のトラブル原因を特定する具体的な手順を解説します!

    1. 測定前に準備するものと安全確認必要な工具

    ・道具デジタルテスター(マルチメーター)

    ・ワニ口クリップ(あると一人でも作業が格段に楽になります)

    ・極細ピン / 安全ピン(カプラー内部の測定用)

    ⚠️ 【超重要】作業前の絶対ルール必ず対象の電源を切ってから作業を開始してください!

    (車の作業ならバッテリーのマイナス端子を外す、家電ならコンセントを抜く)電圧がかかった状態で「導通モード」や「抵抗測定」を行うと、テスターのヒューズが飛んだり本体が故障・火災の原因になります。

    2. 【症状別】テスターを使った配線チェック手順配線トラブルの調査は、大きく分けて「断線チェック(導通)」と「ショートチェック(短絡)」の2つがあります。

    ➀配線が内部で切れていないか?(断線チェック)配線の端から端まで電気がしっかり通る状態かを調べます。

    テスターのレンジ設定ダイヤルを「導通チェックモード(音符やダイオードのマーク)」に合わせます。
    (※導通モードがない機種の場合は、抵抗測定モード「Ω」の最小レンジに設定)テスターの事前確認赤と黒のテストリード(針)の先端同士を接触させます。

    「ピッ」と音が鳴る(抵抗測定の場合は0Ω近くになる)ことを確認します。

    測定手順調査したい配線の「両端」にテストリードをそれぞれ当てます。

    ●音が出る(または 0Ω近く): 正常(配線は繋がっています)

    ●音が出ない(または 「OL / 1」表示): 断線している(内部で途切れています)

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    ② 意図しない場所と触れていないか?(ショート/短絡チェック)プラス線が金属ボディ(アース)や、別の配線と接触して短絡していないかを調べます。

    テスターのレンジ設定「抵抗測定モード(Ω)」または「導通モード」に設定します。

    測定手順(ボディショートの例)赤リードをチェックしたい配線に当てます。

    黒リードを車のボディ金属部(無塗装の部分)やアースに当てます。

    ●「OL(無限大)」表示 / 音が出ない: 正常(しっかり絶縁されています)

    ●「0Ωに近い数値」 / 音が出る: ショートしている(どこかで金属に接触しています)

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    3. 測定がうまくできない時の裏ワザと注意点トラブル原因と解決策数値がコロコロ変わって安定しないテスターの針を手で持っていると指の抵抗を拾うことがあります。

    ワニ口クリップで固定して測定しましょう。

    カプラー(コネクタ)の穴に針が入らない無理に突っ込むと端子が潰れます。

    コネクタの裏側や穴に細いピンを挿し、そこにテスターを当てると便利です。

    被膜の上から測っても反応しない配線のビニール被膜は電気を通しません。

    必ず金属の端子部分に直接当ててください。

    ~まとめ~

    配線不具合の調査は、難しく見えてやるべきことはシンプルです。

    断線チェック:線が繋がっているか?

    ➡️ 導通(音が出る)ならOKショートチェック:余計なところに触れていないか?

    ➡️ 絶縁(音が出ない/無限大)ならOKこの2つを順番に確認するだけで、どこにトラブルがあるかを絞り込むことができます。

    安全に気をつけて、まずは電源を切った状態からチェックしてみましょう!


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  • VANZANDT主要モデルのラインナップ一覧

  • 2026/08/06
  • Category:
  • VANZANDT(ヴァンザント)の完成車ラインナップは、ヴィンテージ・フェンダーの伝統的なシェイプをベースにしつつ、日本の熟練工房 PGM(Professional Guitar Manufacture)の高度な木工技術によって製作されています。

    代表的なSTV(ストラトキャスタータイプ)やTLV(テレキャスタータイプ)をはじめ、主要モデルの違いと自分に合った1本の選び方を詳しく解説します。

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    VANZANDTの完成車は、基本的に「モデル名+アルファベット(または数字)」で仕様(ボディ材や年式)が区別されます。

    ➀STVシリーズ(Stratocaster Style)・・・ヴァンザントのフラッグシップであり、圧倒的なトーンバリエーションを誇るストラトタイプです。

    ●STV-R1・・・アルダーハカランダ / ローズウッドTrue Vintage60sスタイル。
    引き締まった中低域と滑らかな高域。歌ものバックやアンサンブルに馴染みやすい。

    ●STV-R2・・・アッシュメイプル (1ピース)True Vintage50sスタイル。
    アタック感が強く、レスポンスが良い。レスポンスの速さとカラッと乾いた開放的な音が魅力。

    ●STV-R3・・・アッシュハカランダ / ローズウッドVintage Plus50s〜60sのハイブリッド。
    アッシュボディの押し出し感とローズ指板の粘りを両立したパワフルな仕様。

    【補足:RシリーズとCSシリーズ】Rシリーズ:一般的な指板ラジアス「210R」を採用したレギュラーモデル。

    ●CSシリーズ(Custom Style):ヴィンテージそのままの「180R(7.25インチ)」指板やヴィンテージフレットを採用した、よりマニアックな仕様。

    ➁ TLVシリーズ(Telecaster Style)テレキャスターが持つ本来の「生々しい鳴り」と「キレ」をとことん追求したシリーズです。

    ●TLV-R1・・・アッシュメイプル (1ピース)Vintage N / B-5550sブラックガード期スタイル。
    極太のリアサウンドと抜けの良いフロント。コードのカッティングが最高に心地良い。

    ●TLV-R2アルダーハカランダ / ローズウッドVintage N / B60sロズウッド指板スタイル。
    ミッドレンジに甘さと粘りがあり、ソロやブルースラインにマッチする質感。

    ●TLV-R3・・・アッシュハカランダ / ローズウッドVintage N / B-55アッシュのレスポンスとローズの粘りが融合。
    ロックや歌もののギターボーカルに高い人気を誇る仕様。

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    ➂JMV / JBVシリーズ(Jazzmaster & Jaguar Style)近年プロミュージシャンやインディーロックシーンで評価が高まっているオルタナティヴ系モデルです。

    JMV-R1 / R2(Jazzmaster Style)独自のブリッジ角設計と極薄ラッカーにより、ジャズマスター特有の「弦落ち」や「サステイン不足」を劇的に改善。
    図太いドライブトーンと美しいクリーンが特徴。

    ●JBV-R1(Jaguar Style)・・・ショートスケール特有のテンション感と暴れるサウンドを活かしつつ、ピッチの安定度を高めた本格派ジャガースタイル。

    2. VANZANDT選びの重要な「3つのポイント」VANZANDTのモデルを選ぶ際、どのシリーズを選ぶかだけでなく、以下の3つの要素(ボディ材・指板材・ピックアップ)の組み合わせを理解しておくと最適な1本が見つかります。

    ・アルダー(Alder)音の特徴:粘りのある中音域(ミッドレンジ)が豊か。

    こんな人に:バンドの歌を邪魔しない自然なバッキング、バンドアンサンブルでのまとまりを重視する方。

    ・アッシュ(Ash)音の特徴:高域(ハイ)と低域(ロー)がしっかり出たドンシャリ傾向で、立ち上がりが非常に速い。

    こんな人に:歯切れの良いカッティング、ソロでの抜けの良さ、ピッキングニュアンスをダイレクトに出したい方。

    ●ポイント:指板材の違い。ローズウッド / マダガスカルローズウッド:しっとりとした手触りと、中低音の温かみ・粘りが特徴。

    ・メイプル1ピース:アタックが非常に速く、硬質でアッパーな立ち上がり。
    立ち上がりの速さを求める方に最適。

    ●ポイント:ピックアップの出力(アップグレード・カスタム)VANZANDTの完成車はモデルによって標準搭載のピックアップが異なりますが、オーダーや中古市場では「Vintage Plus」や「Blues」といった高出力PUに載せ替えられている個体も多いです。

    ・True Vintage:最も繊細で素直。アンプ側のセッティングやピッキングで音を作りたい方向け。

    ・Vintage Plus / Blues:ドライブさせた際の太さと粘りを重視したいロック/ブルース派向け。

    rombo-AO19gzGQm2M-unsplash

    3. あなたにぴったりのモデルはどれ?(タイプ別おすすめ)

    ●「万能で歌もの〜ロックまで幅広く対応したい」👉 STV-R1(アルダー/ローズ指板)バランスが良く、ストラトの魅力であるニュアンスの豊かさを最も体感できる1本。

    ●「エッジの効いたコードカット、キレ重視のカッティングを弾きたい」👉 TLV-R1 または STV-R2(アッシュ/メイプル指板)レスポンスが爆速で、手元のニュアンスがダイレクトにアンプから飛び出します。

    ●「リードギターとしてソロを太い音で鳴らしたい・ブルースを弾きたい」👉 STV-R3 または TLV-R2(ローズ指板 / PUに「Blues」搭載モデル)中音域の粘りとサステインが長く、感情豊かなソロプレイに最適。

    ●「他の人と被らない存在感のあるリフやファズサウンドを鳴らしたい」👉 JMV-R1(ジャズマスタータイプ)一般的なJMタイプよりチューニングやサステインが安定しており、実戦的なオルタナ/ロックギアとして活躍します。

    VANZANDTは下地からの極薄オールラッカー塗装のため、経年変化(エイジング)による音の変化が顕著に現れるギターです。

    新品はもちろん、使い込まれた中古個体もそれぞれ異なる鳴りを持っていますので、機会があればぜひ実際に弾き比べてみてください。


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  • VANZANDT(ヴァンザント)とは?その成り立ちと歴史

  • 2026/08/04
  • Category:
  • ギタリストやベースプレイヤーの間で「究極のヴィンテージ・サウンド」を誇るブランドとして名高い VANZANDT(ヴァンザント)。

    アメリカ・テキサス州で産声をあげたハンドメイド・ピックアップの歴史から、日本国内(PGM)で組み立てられる完成車ギターのこだわり、代表的なピックアップモデルまで、魅力を徹底解説します。

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    1.テキサスから始まったハンドメイド・ピックアップ VANZANDTの始まりは、アメリカ・テキサス州に工房を構えていたW.L. ヴァンザント氏(W.L. Vanzandt)による手巻きピックアップの製作でした。

    50年代〜60年代のフェンダー社製ヴィンテージ・ピックアップの構造やサウンドを研究・再現し、独自のノウハウを加えたそのピックアップは、テキサスのブルースマンを中心に瞬く間に絶賛されることになります。

    スティーヴィー・レイ・ヴォーン(SRV)やエリック・ジョンソンをはじめとするトッププレイヤー達が愛用したことで、世界中のギタリストにその名が知れ渡るようになりました。

    日本の熟練工房「PGM」によるコンプリート・ギターの進化ピックアップメーカーとして名を馳せたVANZANDTですが、「この極上のピックアップを最大限に活かすギター本体を作りたい」という思いから、日本国内でのギター製造がスタートします。

    その製造を手掛けているのが、日本を代表する名ルシアー乳井和彦氏率いる工房 PGM(Professional Guitar Manufacture) です。

    厳選された木材と徹底した組み込み技術によって、ヴィンテージの持つレスポンスの良さと、現代の音楽シーンに対応する演奏性を高次元で両立させた“Neo Vintage”なギターを生み出し続けています。

    2. VANZANDTギターが持つ「3つの凄み」VANZANDTの完成ギター(STVシリーズやTLVシリーズなど)には、他の国産ブランドと一線を画す明確なこだわりがあります。

    ・下地からのオール極薄ニトロセルロース・ラッカー塗装一般的なギターはコストや保護性能のためにポリエステルやポリウレタンの下地塗膜を使いますが、VANZANDTは下地からトップコートまで一貫して極薄のニトロセルロース・ラッカーを採用しています。

    木部の「鳴り」を一切殺さず、弾き込むほどにラッカー特有のエイジング(経年変化)とトーンの熟成を楽しめます。

    ・強靭な「メインコンダクト・ネック」・・・ギターの音抜けやサスティーンを大きく左右するのがネックの組み込みです。
    独自のトラスロッド仕込みと精密な木工精度により製作される「メインコンダクト・ネック」は、環境変化に強い強靭さと、弦振動をダイレクトにボディへ伝える豊かな倍音を生み出します。

    ・ヴィンテーシ質感と現代的演奏性の融合(210R指板)・・・ヴィンテージ・フェンダーの指板R(7.25インチ / 約184R)はきつく、チョーキング時の音詰まりを起こしやすいデメリットがありました。

    VANZANDTでは、クラシカルなトーンやネックグリップ感を維持しつつ、指板ラジアスを「210R(約8.25インチ)」とややフラットに設定。

    弦高を低めに設定しても音詰まりしにくく、現代的なプレイにも柔軟に対応します。

    alexandre-st-louis-IlfpKwRMln0-unsplash

    3. VANZANDT 代表的ピックアップ一覧 VANZANDTのピックアップは単体パーツとしても非常に人気が高く、リプレイスメント(交換用)の定番です。

    それぞれのサウンド特性を整理しました。

    ~ストラトキャスター用(ST Style)~

    ●TRUE VINTAGE・・・約5.8kΩ’54〜’59年初期メイプル期のサウンドを完全再現。
    カラッと乾いた質感と透明感のあるクリーンが魅力。

    ●VINTAGE PLUS・・・約6.3kΩ60年代前半の枯れたストラトサウンド。
    ミッドの倍音が心地よく、VANZANDTの標準・看板モデル。

    ●BLUES・・・約6.8kΩVintage Plusをベースにミッドレンジを強化。
    太さと粘りがあり、粘り強いリードやピッキングニュアンスに最適。

    ●ROCK・・・約7.2kΩ高出力で図太く、ローミッドの押し出しが強いモデル。
    深いドライブサウンドやファズとの相性も抜群。

    ~テレキャスター用(TL Style)~

    ●VINTAGE Nネック(Front)・・・50年代初期テレキャスターの太く甘いフロントトーンを再現。
    籠もりにくくヌケが良い。

    ●VINTAGE B / B-55ブリッジ(Rear)・・・エッジの効いたキレのあるサウンド。
    フラットポールピース(B-55)等のバリエーションあり。DALLAS CHOPPERリア/セット日米共同企画品。高音域の痛さを抑え、各弦の分離感とテキサスらしい力強さを兼ね備えた万能モデル。

    ~まとめ~

    VANZANDTはこんなプレイヤーにおすすめ!

    「本物のヴィンテージ・トーン」を味わいつつ、ライブでバリバリ使いたい方ピッキングニュアンスやタッチの強弱を表現したいブルース・ロック系プレイヤー弾き込むことでギターと一緒に経年変化(エイジング)を楽しみたい方ただ古き良きものを模倣するだけでなく、「楽器としての鳴りとプレイアビリティ」をとことん追求しているからこそ、VANZANDTは長年プロ・アマ問わず絶大な信頼を得ています。


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  • ノイズ対策処理がされているのにノイズが多いギターの原因

  • 2026/08/02
  • Category:
  • ノイズ対策として、コントロールザグリにノイズ対策塗料を塗って対策しているモデルが数多く存在します。

    しかしながらこれは正しく対処しないと「逆効果」になります。

    メーカーも見えない所だからと非常に適当に塗料が塗られていたります。

    PXL_20260727_085004545

    ちなみにこれは新品のギターです。

    例えばこの状態だと、ザグリ内に正しく塗られていない上に「塗られた所をアースに落としていない」という問題です。

    ノイズ対策塗料はざっくり説明すると電気が流れる塗料・ノイズ成分を集める塗料となります。

    「ノイズ成分が集まった物をアースに捨てる」という動きをするのですが、この捨てる先が無ければノイズを集めるだけの状態になります。
    結果的にノイズ対策じゃなくノイズが増える状態となります。

    PXL_20260727_085447048

    塗られている所にはアースラグを打って配線を繋げるか、ノイズ対策塗料を配線穴まで塗って「コントロール部と通電した状態」にしないとダメです。
    このモデルは塗り方もテキトーな上にラグ無し、配線穴にもノイズ対策塗料を流し塗ってコントロール部のノイズ対策塗料と繋げている様に塗られていません。

    こうしたモデルはザグリにラグ板でアースを取る必要が出てきます。

    PXL_20260727_090038550

    またテレキャスターはアース不良になりやすいので、リアPUからブリッジアースが取れますが信用しない方が良いです。
    基本はブリッジアース線を接続していた方が良いです。

    リアPUもザグリ内にノイズ対策塗料は塗られているけどテキトーで、配線穴からコントロール部にノイズ対策塗料を流し込んで繋げている事もなくラグ板でアース線も取っていませんから、こうした部分からノイズが集まってノイズが増える状態となります。

    PXL_20260727_090328410

    ラグ板を増設し、塗った箇所をアースに落とせばノイズは基本的に大きく減少します。

    こうした当たり前な事が出来ていない状態で新品で売っている事もあるので、新品でもノイズがやたら大きいのであれば修理に持ち込みましょう。

    本来はノイズ対策塗料を塗り直した方が良いですが、今回は当日仕上げでギターを受け取りたいとの事でしたのでそのままラグ板を増設して済ませましたがメーカーの仕上げも新品でこの様なクオリティなので、電装部に限らず他の部分でもしっかりと製造しているのか不安が出てきます。

    ありがとうございました♪


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